よくある?異世界物語

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よくある?父との談話

ユウ視点

お母さんの指揮のもと、みんなは着々とご飯を作っていった。なお、僕も手伝おうと思ったのだけれども、台所に立たせてもらえなかった。というわけで、お父さんと一緒に料理の完成を待っている。・・・何か話した方がいいよね。・・・・・ただ、何を話そう。
「・・・えっと・・・。」
「・・・ところで、あの子達の料理の腕は?」
「あ、え、えっと、みんな上手だよ。うん。まあ、あそこにいるみんなはちゃんと料理できるよ。」
お父さんが話をふってくれました。正直困ってたから助かるね。
「そうか。・・・ん?なんとなく違和感があったが・・・」
「え、えっと、雪は、あまり・・・。」
「ああ、そういうことか。たしかに『あそこのみんなは』であっているな。」
「うん。・・・ま、まあ、一緒に料理してたらいずれ・・・。うん、多分。」
「ははは!頑張れ。」
「ひと事だと思って・・・。」
「まあな。まあ、頑張れ。」
「うん。そういえば明日の予定とかはあるか?」
「・・・うーん、いや、特に決まってないよ。」
「そうか・・・えっとだな。明日はどこかに出かけないか?」
「・・・うん。いいよ。どこに行くの?」
「あー、どうしようかな。人数の問題もあるし・・・あいつらにも聞いておくか。」
そう言うと、お父さんは、どこかに電話をかけはじめました。・・・多分、雪と光のところだよね。明日が楽しみだな。うん。

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