よくある?異世界物語

looc

よくある?旅の振り返り2

ユウ視点

「えっと、それで、嗅覚と聴覚を頼りにたどり着いたら、まあ、大きな狼に襲われている馬車があって、慌てて助けに入って、狼を倒しました。そして、その馬車から出てきたのが、エリアス・・・えっと、この子ですね。えっと、まあ、屋敷に招待されまして、一緒に馬車に乗っていたんですけどね。まあ、馬車に揺られているときに突然激痛に襲われまして、意識を失いました。なんでも、この世界に送り込むためのシステムに異常があったようでして、回復が不十分なままあっちの世界に送られたらしくて、まあ、そのせいで倒れたらしいですね。」
「・・・いまは、もう大丈夫なの?」
「うん、もう平気。」
「そうか、よかった。」
「あのときは本当にやばかったな。うん。僕のスキルで、体の年齢を下げて・・・えっと、こんな感じで、子供になることによって、・・・傷ついた組織を使わないようにすることで、どうにか生き延びた感じかな。あのときは確か赤ん坊になったはず。」
僕は一度、7歳ほどの体になって、戻しました。
「・・・少し見てみたいな。」
「いや、流石に嫌だよ。」
「残念ね。」
「アルバムとかでみてください。」
「そうね。雪ちゃんたちも一緒に見るかしら?」
「ちょ!?」
「「「「「「みます!!」」」」」」
「・・・大変だね。」
「どうせ、断れないだろうなとは思っていました。」
「ああ、女は本当に強いからね。」
はい、嫌という程理解しています。まあ、別に本当に嫌なわけではないけどさ。

「よくある?異世界物語」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「恋愛」の人気作品

コメント

コメントを書く