よくある?異世界物語

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よくある?モフモフベッド

ユウ視点

「え、えっと、悠大丈夫?」
「怖い、モフモフ怖い。」
僕は膝を抱えて震えたふりをしました。
「ふふっ、モフモフと怖いって、すごい組み合わせね。」
「まあ、正直に言ったら、もう疲れた。・・・おいで、ムルフェイン。ムルフェイン、疲れたろう。僕も疲れたんだ。なんだか、とても眠いんだ。」
いや、別に疲れてないですけど、みたいな顔をしているムルフェインと、苦笑いをしている元ネタがわかる二人と、そんな二人を見て、首を傾げている、四人の姿が見えた。・・・いや別に死ぬわけじゃないけどね。ただ、眠いのは、本当である。秋にしては、暖かな気温も手伝い、元ネタをどう伝えたものかと苦労している二人の声を子守唄に僕は睡魔に負けた。

目がさめると、体のいたるところで、キオナたちが丸まっていた。大型のみんなは、僕の周りで地に伏せていて、許してくれている感じがして嬉しかった。そんな僕の様子を見て微笑ましげなみんなに、気づくのは、五分ほど後だった。なんていうか、恥ずかしい。

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