よくある?異世界物語

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よくある?白眼視

ユウ視点

僕はみんなの作った料理を口にしていきました。はじめの一口を食べてから、何か記憶がないんだけど、ね。気づいたら、食卓の上の料理が全く何も残っていなかった。そして、満足感と幸福感に浸っていることに気づいた。・・・正直味がどうだったとかの記憶は無いけど、兎に角美味しかった、それは間違いない。
「それで、その、ユウ、どうだった?って聞くまでもないでしょうけど、どうだった?」
「美味しかったよ。ただ、食べてる間の記憶がなくて、勿体無いことしたなって思っているよ。」
「大丈夫、また作ってあげるから。」
「うん、期待しているよ。」
「まあ、まだ、教えてもらおうとは思っていますけどね。よろしくお願いします。」
「いーよ、まかせといて〜。」
「ね、ねえ、私のは?」
雪がそう聞いてきます。
「多分、食べている時の僕の様子が答えだと思うよ。」
「そ、そう、えへへ。」
なにこれ可愛い。
「これからの食事が本当に楽しみだよ。頑張ってね。・・・僕はなにをしようかな?なにもしないのもなあ。」
「なら、神力の使い方を教えてやるよ。」
「良いんですか?ではよろしくお願いします。・・・ところで、忙しいのでは?」
「ま、ま、まあ、休憩も大事だし、な。」
僕は白い目でルクスさんを見ました。

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