悪の幹部達!?

きりんのつばさ

議事録7ー2

その後、クリセスが治めている領地に編入の手続きは
滞りなく終えて、編入は完了した。
私はクリセスの補佐と共に城での仕事もあるため
クリセスの城と他の四人がいる城を行ったりきたりしていた。
「そろそろ有休とりたいですね・・・」
「バルク様、お疲れ様です」
と誰かがコーヒーを私の前に持ってきた。
「おや、ヌート殿じゃないですか」
クリセスが私のことしか興味を示さなくても
国が上手く回っているのは
クリセスが元々優秀なのもあるが
このヌートという副官がが様々なフォローを
しているためであったりする。
「我が主のためわざわざありがとうございます。
バルク様がいるおかげで主は毎日とても嬉しそうです」
「いえいえ、こちらこそヌート殿がいるおかげで
こちらでの仕事がスムーズにいっていますよ」
「そしてここでバルク様に折り入ってお話が・・・」
「・・・何か問題でも発生しましたか?」
とただならぬ様子だったので緊張感をもって
話を聞こうとしたのだが
「我が主といつ結婚される予定ですか?」
「・・・結局、その話ですかヌート殿」
そうなのである。
私がクリセスの城に行く度に聞かれるのである。
しかも、それを聞いてくるのがヌートだけではなく
城で働いている全員聞いてくるのである。
「だってクリセス様はあんなに好意を前面に
出しているのですよ!?」
「前面に出しすぎている感は
否めませんがね!」
「でした是非!」
「お断りします」
とその場を去ろうとしたところ
腕をしっかり掴まれた。
「ヌート殿、はなして・・・
って多いな!」
ヌートの後ろには沢山のクリセスの部下がおり、
全員がヌートを引っ張っている状態だった。
「「「結婚するっていうまで離しません!」」」
「貴方方は暇すぎませんか!?」
その後、しばらくこの絡みは続いた。

「とりあえずフォードの元に行きますか」
クリセスの城での仕事も一通り終わり
本拠地での仕事が溜まってきているだろう。
「体が2つ欲しいですね・・・
そうすれば移動なんてしなくて済みますよ」
と文句を言っても仕方ないので
私は城に向かって移動し始めた。
そしてフォードがいる城に戻ってきた。
「バルク、只今戻りました・・・
って何しているんですか?」
と目の前ではトールが机に突っ伏していた。
「おお‼︎バルク帰ってきたのか⁉︎
助かった〜‼︎」
「何となく想像つきますが・・・
仕事はどうかされましたか?」
「終わらん‼︎」
「やっぱりですか・・・」
トールというのは日頃の行動を見てれば
分かるのだが、戦闘や力仕事では活躍するが
書類等、頭を使う仕事には
あまり役に立たない・・・。
ザ・武官である。
「手伝いますから終わらせましょう」
「よっしゃあ〜‼︎行くぜ‼︎」
と私たちは城に残っていた仕事を片付けることにした。
・・・なおフォードとアレイヤは遊んでいたので
仕事が終わった後に説教をした。
「二人ともいい加減懲りないのですか?」
「だってフォードが遊ぼうって・・・」
「アレイヤが・・・」
「貴方方は子供ですか!?」

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