異世界への転生は残酷な過去と共に
事故
先日の結果発表ではかなりのショックを受けたが、それでもSクラスだから、よしとしよう…良くないけど………
「さて、荷物はこれぐらいでいいかな?」
今は学園の寮に荷物を運んで並べていた。
その仕事がひと段落つき、暇になった…
コンコン
わけでも無さそうだ。
「はい、空いてますので、どうぞ」
ひと段落ついたところでドアノックが入った。
「失礼します。」
入ってきたのは腰までストレートで銀色の髪を靡かせ、サファイアを思わせるような瞳の色をした女性、〈リン・フェブルム〉、だった。
酒場や入学試験の時に顔を見合わせたことがある、その顔は初めてちゃんと見たが、とても美人だと思えた、前までは気にしてなかったが、急に部屋に来たものだから、つい気になってしまった。
「あぁ、君のことがどうしても気になってね、
試験日に貴族からケンカを吹っかけられたから無事なのかなと思っただけだ。」
「そうでしたか、ご心配をお掛けしてすみません、私はこのとおり無事です。
ありがとうございます。」
「そうか、ならば良かった。」
緊張する、前世では女性を部屋に入れる以前に関わることすらなかった俺だ…女性に対する免疫がまったくないと言ってもいい…
「ねぇ、君と初めて出会った酒場での出来事覚えてるか?」
あぁ、あの日の出来事か、一応覚えてる…多分
「はい…」
「質問したいのだが、あの日君は魔法と同時に剣も振舞っていた、それもどちらもかなり熟練しているような動きをしている、どういうことなのだ?」
やはりその質問か……
「あれは……」
どうしよう…このことを秘密にしないと行けない、だが言い訳もできない…どうすれば…
「ふむ…やはり言いにくいようだな……
まぁ、そこまでしても問い詰めるつもりは無い。すまないな。」
「はい、それでお願いします…」
「さて、君の無事も確認できたことだし、私はこれにてお暇させてもらおう。」
「あぁ、送っていきますよ!」
と、そう思い行動した瞬間、事件は起こった。
初めて部屋に女性を入れたため、かなり緊張しており、机の角に足をぶつけ、そのまま倒れてしまったのだ。
いたた…た…た?
不思議と痛みは何も感じなかった…
俺、倒れたんだよな?なぜ痛みを感じない?
ふにゅ…
??
ふにゃ?………
なんだこの感触は……??
ぷにゅぷにゅ
「ひゃっ!」
(え?なんだ今の喘ぎ声は?!
ちょっと待ってくれ!
現状を分析させてくれ!)
と思ったがそれは許されなかった
そう、俺はつい顔を上げた、そのに飛び込んできたのは、凛とした綺麗な顔がものすごく赤色に染まった…リン・フェブルムの顔があった。
そして、一瞬にして俺は分析する必要が無いと察し、そして
「いやあああああああああああああああああああ!!」
甲高い音が響き渡る
咄嗟に魔法で防音壁を作ってしまった…
耳が痛い
「す、すまない!!」
「うぅぅぅ……」
今までのリン・フェブルムとまったく違う顔がそこにあった、凛とした顔とは真逆で可愛らしい顔をして、目には少しの涙が浮かんでいた。
控えめに言って、すごく可愛いです!
興奮しまs…ゲフンゲフン。
「な、なんでぇぇ……
だ、誰にも…触られたこと…無かったのに……」
えぇぇぇ?!気にするとこそこ?!
「本当にすみませんでした!!!」
自分でも賞賛したくなるほどの土下座を決め込んだ。
「こんな声、もうあげないと、決めたのに…なんで………」
ん?どういう事だ?
「あのぅ……」
「責任!
責任を取ってください、私の胸を問題挙句、私の恥ずかしい声を耳にしました、どう責任取りますか?!」
えぇぇ……そりゃ胸を触ってしまったことは申し訳ないとは思ってるけど、声…関係なくないか?!
「責任とは…どのようなことをすればよろしいでしょうか?」
「それは……ふむ……
今後は私の命令に従ってください!」
あれ?今までの凛とした声と違って、ふわふわした声で可愛い、こっちの方が素なのか?
「はぇ?いや、それは……」
「責任!
取ってくれるんじゃないんですか?!」
「いや…しかし……」
あまりにも酷い、それって、○ねって命令されたら俺、○ぬやん。
「そこまでひどい命令はしませんので、私の命令には従ってくださいでなければ……」
……いや、こんな可愛い子のそばにいれるから、むしろ役得か?
「わ、わかりました……
従います…」
「え?!
本当ですか?!」
お前が言い出したことだろ!なんでおどろくんだよ!!
「……はい………」
「そ、そうですか…なら、今日のことは全部忘れてください。
これは命令です」
「はい…忘れます。」
「コホン!」
「よし、そうと決まれば私はこれにて失礼する。
くれぐれも今言ったことを忘れないようにでは!」
やべぇ…いきなり変なことになった……
ーーーーーーーーーーーーーーーー
母上:入学早々変なことに巻き込まれました、自業自得と言えばそれまでですが、あまりにも理不尽です……
ですが、学園生活自体楽しそうなので、頑張っていきたいと思います。
お久しぶりです、meikaです。
投稿かなり遅れてしまいすみません。
受験などで色々と忙しくなり、あまり時間が取れてない状況ですので、投稿は遅いペースになりますが、これからもよろしくお願いします!
「さて、荷物はこれぐらいでいいかな?」
今は学園の寮に荷物を運んで並べていた。
その仕事がひと段落つき、暇になった…
コンコン
わけでも無さそうだ。
「はい、空いてますので、どうぞ」
ひと段落ついたところでドアノックが入った。
「失礼します。」
入ってきたのは腰までストレートで銀色の髪を靡かせ、サファイアを思わせるような瞳の色をした女性、〈リン・フェブルム〉、だった。
酒場や入学試験の時に顔を見合わせたことがある、その顔は初めてちゃんと見たが、とても美人だと思えた、前までは気にしてなかったが、急に部屋に来たものだから、つい気になってしまった。
「あぁ、君のことがどうしても気になってね、
試験日に貴族からケンカを吹っかけられたから無事なのかなと思っただけだ。」
「そうでしたか、ご心配をお掛けしてすみません、私はこのとおり無事です。
ありがとうございます。」
「そうか、ならば良かった。」
緊張する、前世では女性を部屋に入れる以前に関わることすらなかった俺だ…女性に対する免疫がまったくないと言ってもいい…
「ねぇ、君と初めて出会った酒場での出来事覚えてるか?」
あぁ、あの日の出来事か、一応覚えてる…多分
「はい…」
「質問したいのだが、あの日君は魔法と同時に剣も振舞っていた、それもどちらもかなり熟練しているような動きをしている、どういうことなのだ?」
やはりその質問か……
「あれは……」
どうしよう…このことを秘密にしないと行けない、だが言い訳もできない…どうすれば…
「ふむ…やはり言いにくいようだな……
まぁ、そこまでしても問い詰めるつもりは無い。すまないな。」
「はい、それでお願いします…」
「さて、君の無事も確認できたことだし、私はこれにてお暇させてもらおう。」
「あぁ、送っていきますよ!」
と、そう思い行動した瞬間、事件は起こった。
初めて部屋に女性を入れたため、かなり緊張しており、机の角に足をぶつけ、そのまま倒れてしまったのだ。
いたた…た…た?
不思議と痛みは何も感じなかった…
俺、倒れたんだよな?なぜ痛みを感じない?
ふにゅ…
??
ふにゃ?………
なんだこの感触は……??
ぷにゅぷにゅ
「ひゃっ!」
(え?なんだ今の喘ぎ声は?!
ちょっと待ってくれ!
現状を分析させてくれ!)
と思ったがそれは許されなかった
そう、俺はつい顔を上げた、そのに飛び込んできたのは、凛とした綺麗な顔がものすごく赤色に染まった…リン・フェブルムの顔があった。
そして、一瞬にして俺は分析する必要が無いと察し、そして
「いやあああああああああああああああああああ!!」
甲高い音が響き渡る
咄嗟に魔法で防音壁を作ってしまった…
耳が痛い
「す、すまない!!」
「うぅぅぅ……」
今までのリン・フェブルムとまったく違う顔がそこにあった、凛とした顔とは真逆で可愛らしい顔をして、目には少しの涙が浮かんでいた。
控えめに言って、すごく可愛いです!
興奮しまs…ゲフンゲフン。
「な、なんでぇぇ……
だ、誰にも…触られたこと…無かったのに……」
えぇぇぇ?!気にするとこそこ?!
「本当にすみませんでした!!!」
自分でも賞賛したくなるほどの土下座を決め込んだ。
「こんな声、もうあげないと、決めたのに…なんで………」
ん?どういう事だ?
「あのぅ……」
「責任!
責任を取ってください、私の胸を問題挙句、私の恥ずかしい声を耳にしました、どう責任取りますか?!」
えぇぇ……そりゃ胸を触ってしまったことは申し訳ないとは思ってるけど、声…関係なくないか?!
「責任とは…どのようなことをすればよろしいでしょうか?」
「それは……ふむ……
今後は私の命令に従ってください!」
あれ?今までの凛とした声と違って、ふわふわした声で可愛い、こっちの方が素なのか?
「はぇ?いや、それは……」
「責任!
取ってくれるんじゃないんですか?!」
「いや…しかし……」
あまりにも酷い、それって、○ねって命令されたら俺、○ぬやん。
「そこまでひどい命令はしませんので、私の命令には従ってくださいでなければ……」
……いや、こんな可愛い子のそばにいれるから、むしろ役得か?
「わ、わかりました……
従います…」
「え?!
本当ですか?!」
お前が言い出したことだろ!なんでおどろくんだよ!!
「……はい………」
「そ、そうですか…なら、今日のことは全部忘れてください。
これは命令です」
「はい…忘れます。」
「コホン!」
「よし、そうと決まれば私はこれにて失礼する。
くれぐれも今言ったことを忘れないようにでは!」
やべぇ…いきなり変なことになった……
ーーーーーーーーーーーーーーーー
母上:入学早々変なことに巻き込まれました、自業自得と言えばそれまでですが、あまりにも理不尽です……
ですが、学園生活自体楽しそうなので、頑張っていきたいと思います。
お久しぶりです、meikaです。
投稿かなり遅れてしまいすみません。
受験などで色々と忙しくなり、あまり時間が取れてない状況ですので、投稿は遅いペースになりますが、これからもよろしくお願いします!
「ファンタジー」の人気作品
書籍化作品
-
-
4503
-
-
26950
-
-
22803
-
-
2265
-
-
34
-
-
140
-
-
127
-
-
841
-
-
39
コメント