私達は仲良く異世界に転移されたけど国家建国生活は大変だそうですよ…
伍長閣下目線、11章3話.。【議会は緩やかに始まる】
「国家建国に際し、我が国家の基礎運営及び法制定の権利を国会議事堂上院下院両院に与えることを誓い、民主主義と連合国家の中央政府の樹立をここに宣言する。国王である私は両院に一切加担せず、国家運営は中央政府に委託の形にする。そして本国家は立憲君主制を制定する。」
この宣言によって我が国の国会開会宣言は出され、ついでに立憲君主制へと移行した…。だって絶対王政ってかっこよさげだけど、革命おこされるやん。私は指導者時代、革命によって崩壊していく王政を数多く見たのだよ…。ドイツ帝国とかロシア帝国とかオーストリアハンガリー帝国とか…。だから憲法(無いけど)で縛られる方がまだまし…。でもなぁ、これを聞いたらM質?とか思われそうで怖い…。
「次に議長指名を行い、すぐに就任してもらう。上院議長、自由連合党!島城 和博。」
拍手が起こり、島城氏が空席となっていた各院の議長団席の上院議長席へと向かっていった。その途中、私の前を通るとき黙礼をしていた。彼を選んだ理由は2つ、彼は元ス連邦国会上院議員で政界の能力はあったこと、そして各党からの推薦者の一人であったことである。推薦人は党首と推薦者本人の同意のうえでとなる。しかし…一回政界引退したのにこんな場所に来てもよかったのかね?
「下院議長、国民共栄党党首!軍務卿フェラン・ルーズヴェール!」
野党第2党国民共栄党の議席からルーズヴェールが出てくる。こちらも同じく拍手が起こり下院議長席へと向かった。その途中で島城氏同様、黙礼をしていき席へと向かった。彼は米大統領を経験しているある種のエリートである。そんな人物を雇用しないでどうする?下院にした理由として、軍務卿は国王の人事雇用で決めているので、国家というより私の部下と思ってもらえればいい。そのためコネやらお友達政治やら言われるのが怖いので降格の形で下院議長にした。
おっと、矛盾点を説明しておかねばな…。両院の本会議場では与野党の判別基準は獲得議席総数の多いほうが与党となっているのだが、今回の選挙は上院下院合わせてでは自由連合党が多いので与党となっている。
「最後に、両院議長!無所属!アイゼンハワード・フェルトワーゲン!?」
あり得ない名前に動揺と絶句を一度にした。
この任命文を作ったのは私ではなく、各推薦者や無所属推薦者からの能力や技能など様々なことを考慮したうえで国王独裁を避けるために、政治学者や首相であるヨシフ、王宮高等政治官などエリートや専門家が選ぶ、そして今私はその分を始めてみてこのリアクションである。
ていうか何で?何でここにいるのぉ!?
相変わらずの薬の効果なのか、一人だけ場違いな白衣にスカートという、貴方国会舐めているの?!と全力でツッコんだほどのラフすぎる格好をしていた。容姿からしてまだ10歳なので(私よりは上だが)周囲の議員がざわめいた。あったりまえだよ!
ツッコむ場所が多かったから後になったけど、フェルトワーゲンって誰なの?!あとから聞いたら、スウェットフェルクロードにすると、いろいろ問題が出てくるので、彼女の父の性を名乗ったそうだ。
その彼女は、にっこにこ下顔で、私の目の前にやってきた。ぴょこんとお辞儀をし、両院議長席へと向かっていく。可愛いけどさ!でもこの子私より年上なんだよ!
私は後で問い詰めることを心に誓い、国政を行った。ちょっぴり冷や汗をかきながら…。
この宣言によって我が国の国会開会宣言は出され、ついでに立憲君主制へと移行した…。だって絶対王政ってかっこよさげだけど、革命おこされるやん。私は指導者時代、革命によって崩壊していく王政を数多く見たのだよ…。ドイツ帝国とかロシア帝国とかオーストリアハンガリー帝国とか…。だから憲法(無いけど)で縛られる方がまだまし…。でもなぁ、これを聞いたらM質?とか思われそうで怖い…。
「次に議長指名を行い、すぐに就任してもらう。上院議長、自由連合党!島城 和博。」
拍手が起こり、島城氏が空席となっていた各院の議長団席の上院議長席へと向かっていった。その途中、私の前を通るとき黙礼をしていた。彼を選んだ理由は2つ、彼は元ス連邦国会上院議員で政界の能力はあったこと、そして各党からの推薦者の一人であったことである。推薦人は党首と推薦者本人の同意のうえでとなる。しかし…一回政界引退したのにこんな場所に来てもよかったのかね?
「下院議長、国民共栄党党首!軍務卿フェラン・ルーズヴェール!」
野党第2党国民共栄党の議席からルーズヴェールが出てくる。こちらも同じく拍手が起こり下院議長席へと向かった。その途中で島城氏同様、黙礼をしていき席へと向かった。彼は米大統領を経験しているある種のエリートである。そんな人物を雇用しないでどうする?下院にした理由として、軍務卿は国王の人事雇用で決めているので、国家というより私の部下と思ってもらえればいい。そのためコネやらお友達政治やら言われるのが怖いので降格の形で下院議長にした。
おっと、矛盾点を説明しておかねばな…。両院の本会議場では与野党の判別基準は獲得議席総数の多いほうが与党となっているのだが、今回の選挙は上院下院合わせてでは自由連合党が多いので与党となっている。
「最後に、両院議長!無所属!アイゼンハワード・フェルトワーゲン!?」
あり得ない名前に動揺と絶句を一度にした。
この任命文を作ったのは私ではなく、各推薦者や無所属推薦者からの能力や技能など様々なことを考慮したうえで国王独裁を避けるために、政治学者や首相であるヨシフ、王宮高等政治官などエリートや専門家が選ぶ、そして今私はその分を始めてみてこのリアクションである。
ていうか何で?何でここにいるのぉ!?
相変わらずの薬の効果なのか、一人だけ場違いな白衣にスカートという、貴方国会舐めているの?!と全力でツッコんだほどのラフすぎる格好をしていた。容姿からしてまだ10歳なので(私よりは上だが)周囲の議員がざわめいた。あったりまえだよ!
ツッコむ場所が多かったから後になったけど、フェルトワーゲンって誰なの?!あとから聞いたら、スウェットフェルクロードにすると、いろいろ問題が出てくるので、彼女の父の性を名乗ったそうだ。
その彼女は、にっこにこ下顔で、私の目の前にやってきた。ぴょこんとお辞儀をし、両院議長席へと向かっていく。可愛いけどさ!でもこの子私より年上なんだよ!
私は後で問い詰めることを心に誓い、国政を行った。ちょっぴり冷や汗をかきながら…。
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