私達は仲良く異世界に転移されたけど国家建国生活は大変だそうですよ…

11月光志/11月ミツシ

?目線、1章2話

飛行機に搭乗すること実に2時間、ようやくス連邦極東に位置する都市、ラーズフェーリーという都市に降り立った彼らは、さっそうと空港を後にした。
国連島には連絡船を使った方が安上がりなのである。
そんなわけで彼らは売っていた煙草を口に銜えていた。
彼らの目的は仮想敵国であった伍長やヨシフなどの男たちに会う事だった。
しかし普通に会うわけにはいかない。
会えばその場が荒れる…そう感じていた彼らはある作戦に出た。
つまりこういう事である。
第三者を通して彼らの国…すなわちレッドヴェーレルリン連合王国の国会議員になり彼らを具合を見て接触するという方法だった。

彼らは連絡船に乗り込みしばらく、つろいでいた。
だが国連島西海岸が見えてくるとまるで子供の用に目を輝かせていた。

「ほう、これが国連島か」

ルーズヴェールは甲板に出てきて目の前に迫る港を見る。
彼らは実の話、海外に出ていったことはこの世界に来て初めての事だった。

「ルーズヴェール、着いたはいいがどうする?」
「しばらくはこちらで宿でも取って様子を見ようか」

そうこう話すうちに連絡船は国連島西海岸についた。



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