私達は仲良く異世界に転移されたけど国家建国生活は大変だそうですよ…

11月光志/11月ミツシ

?目線、1章1話

ス連邦ラージェネートル市の一角にある一軒家に彼らがいた。
一人は椅子に深々と腰かけテレビを見ていた。
もう一人の男はソファーでパソコンをいじっている最中である。

「レッドヴェーレルリン連合王国か、奴らが来たのかね…ルーズヴェール」

ルーズヴェールといわれた男は黙り込んでいる。
彼、フェラン・V・ルーズヴェールは元アメリカ合衆国の大統領だった人物である。
だが現職中に急病を患い死去、その後この世界へとやってきた人物である。

「しかしなぁ」

彼はここでようやく口を開く。
室内はLED電球が室内を照らしていたが、
  バン
ブレーカーが落ちた音がした。
仕方がなくもう一人の男は玄関付近にあったブレーカーを戻しに行った。
その男の名は、ジェームズ・C・チャーチム、英国の首相だった人物である。
彼は議会の演説中何者かによって銃撃され死亡した。
つまり2人とも現役中に死亡した政治家、指導者である。
そんな彼らはブレーカーを戻すないなや、荷造りを始めた。
そしてあたりが真っ暗な中、彼らは東…ラージェネートール国際空港へと向かった。


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