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ノベルバユーザー146678

序章(1) 鍵のついた本を巡って

私たちは…鍵のついた本を手に入れた。それは、
 終の本と呼ばれる本、ENDbook のはずだった。
けれど現実はそう甘くはない。
(´Д`)ハァ…と、部長である田本 マリ(私)は
ため息をついた。
あの図書室で見つけた鍵のついた本、そう、
「ENDbookの手に入れ方」という本の鍵が開かず苦戦していた。

コンコンとノック。悪戯だろうと思い放っておく。
ゴンゴンとノック。流石に何事かとドアを開けた。
そこには、すごく激怒している図書委員会の委員長
ー  安川  晴  (やすかわはる) が立っていた。
田川 マリが恐る恐る聞く。
「な、なんの御用でしょうか?」
晴は言った。
「わかるだろう。図書室だよ。」

…………その日は結局,本の片付けをさせられた。
           

数日後。阿川 ユキのクラスメイトが ある 話をしていたらしい。

その話とは、こうだ。

「いつも廊下に落ちてる謎の鍵あるじゃーん」
「うんうん」
「あれって な ん か の ほ ん を あ け る 鍵らしいよ」
「なにそれw本を開けるってwww」
「でも危ないって。だから先生立ちも触らないって」
「なんで知ってるの?」
「先輩から聞いたの。」
「へー。」
「あ!授業始まる!またね!」
「鍵のある本なんて あれ しかないよね…」 
「なんか言った?」
「なんでもないよ!」
「先輩の話のことは誰にも言うなよ!」 
「おう!」
「またねーヾ(*´∀`*)ノ」
「あい」

という会話。

私達は担任の先生に聞いてみることにした。
鍵と本について。すると先生からは意外な話が聞けたのだった。

序章(1) 完
 

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コメント

  • ノベルバユーザー602658

    文の中に顔文字が使われていて、面白く良かった。

    0
  • ノベルバユーザー146678

    続き、楽しみにしててくださいね!

    1
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