もしも変わってしまうなら

中津 国衙

あの日々

きっとあの日々は
戻ってこない
もう二度と
でも信じて待つ自分が
いるのはなぜ

僕に
心傷があるなら
それは
小さいだろう
あなたに比べたら
でもずっと痛い

声が響いている
ずっとずっと
無視できない
うるさいうるさいうるさい
たのしかったあの日は
こないよ
絶対だから黙って

あの日あなたと見た
残照はとてもきれいだった
なのにいまはそう思えない
あなたは大切な人
だった

僕なんか
抗いはて
傷心しきり
消えてしまえばいい
だれかのために

強がっていた
でも強がることは
弱いから
辛いと言わないのは
言う勇気がない
弱者だから

「もしも変わってしまうなら」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「詩」の人気作品

コメント

コメントを書く