月島 祐

専門学校

高校生を卒業した僕は保育士になるべく、専門学校へ入学した。

憧れの専門生活。

一人暮らし。

市内での生活。

まるで田舎者丸出しだ。

胸を躍らせながら学校の門をくぐったのを僕は覚えている。


しかし、
僕を待ち受けていたのは、思っていた専門学校の生活じゃなかった。


「地元の友達の方が大切なんだ!お前らは間違いだ!」

地元にこだわり過ぎた僕はだんだんと孤立していき、

バイト先では店長に

「お前、いつか刺されるぞ」
とナイフを向けられ
僕の周りからは何も居なくなった。


僕の心はひとりぼっちになっていった。












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