ハーレムが嫌な僕は女装して学校に行ってみたら逆効果だった件

腹黒の赤さん

色々と危険な件




 斗真は3人と街を出たのだが、今の状況は言ったって正常ではない!

 何故なら、二人の美少女が胸が見えるか見えないかという微妙な服装で斗真に抱きつき、妙な声を出して、それもエロい。

 それに加えフィルは寝ている。

 そして、周りはモンスターに囲まれ大ピンチという状況なのだから。



 「とうまぁー私の方がいいよねぇ〜」

 「何を言っているのかしら、私よぉー」

 「ちょっ、2人共!今はそんな場合じゃあ…」

 「「斗真は黙ってて!」」

















 ー3時間前ー



 斗真達は、店から飛び出し街を歩いている。

 周りの人の視線は斗真達に集まっていた。

 何故なら斗真とフィルを含む美少女達が団体で街を歩いているからだ。



 「さっきの話の途中をしていいかしら?」



 美咲は、歩きながらニルナの方に顔だけ向け聞いてきた。

 ニルナは、一瞬怪訝そうな顔で睨むとすぐ美咲に対してにこやかな笑顔に変わり美咲の質問に答えた。



 「こちらこそ話をしたいです。」

 「良かったわ。私の名前は、氷姫 美咲よ。ところで貴方2人の名前は?」

 「私は、ニルナ・ティーテル」

 「僕は、フィルリア・ティーテルですっ!」

 「ずっと思っていたのだけど、斗真と美咲はなんで性と名が逆なの?
 なにか理由があるの?」

 「それは秘密よ。いつか伝える日が来るはずだから」



 美咲は、ニルナにそう告げるとニルナはもっと分からなくなり、混乱し始めた。

 それが続くのも面倒だと思い、斗真は質問をした。



 「さっきから話が進んでいないけど、さっきの話は?」

 「忘れていないわよ、きちんと話すわ。
 生活に必要なものを準備してからね」



 美咲はそう言って武器店など色々な店を回った。

途中魔装泥棒などが現れたが、美咲の魔法で一瞬にして御用となった。
























 「粗方集まったわね」

 美咲は、満足気に買い揃えたものを見て、ニコニコしていた。

 美咲意外のみんなはもうヘトヘトで、近くにある噴水に腰掛けていた。



 「美咲、こんなに買い込んでどうするのさ」

 「あれ?斗真、いつの間に美咲呼びになったの!?」



 盛大に反応するニルナに美咲とフィルは笑っていた。

 だんだん日が暮れ、賑やかだった街が静かになりお店からの光が斗真達を差している。



 「もう、暗くなっちゃったね…」



 フィルは上を見上げてそう言った。



 「そうね、そろそろ行きましょうか!」



 美咲がそう言うと魔法陣が4人の足元に浮かび上がってきた。

 すると、4人を包むようにして魔法陣がピカッと光り気が付くと、とても高い木が沢山並んでいる場所にいた。



 森ぽい場所なのだが、葉は緑などではなく紫や青、奇妙な色をした木が並んでいた。




















更新遅いですが見てくれてありがとうございます(  *o*  )

少しの間は、冒険?をテーマにする予定です。

詐欺ってしまっていますが、もう少しで学校に行きます!どうか許して下さい
( .. )

この物語の感想などを頂けると有難いです!

さて、書きますか…(  ´ཫ`)

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