本日は性転ナリ。
182.プレゼント
窓の外がすっかりと闇に染まり、月明かりの下、街路灯や車のライトが夏の夜の蛍のようにぼんやりと闇を照らしている。
そんな静まり返った闇に車のクラクションが鳴り響いた。
「たぶん合図だッ!!」
私は窓の外を見下ろす。そして電話スペースへと走るとアヤちゃんに電話を掛けた。
「アヤちゃんありがとっ!!もう準備いいの??」
『いいよっ♪私もこっち手伝ったらすぐ行くからっ!!』
部屋へ戻りレイちゃんに声を掛ける。
「レイちゃん。起きれる?」
…
『嶺ッ、起きて。プレゼント。』
一向に目を覚まさない様子に不安が募る。
稚華さんは不安そうにゆっくりと口元へと手のひらを当てる。
『ウソ……嶺ッ…嶺!!』
「え…ウソでしょ?ねぇ!稚華さんッ!!」
『何言ってるの!!心電図の音聞こえるでしょッ??』
あ…
『…ッ。なぁに?』
『嶺ッ…ううん。なんでもない♪プレゼントっ。時間だよッ。』
レイちゃんは眠たそうに"ふっ"と微笑みゆっくりと身体を起こそうとする。がしかし力が入らないのか少し浮いたところでベッドへと身体を落とした。
『大丈夫かッ…?掴まんなっ。』
稚華さんの肩に身体を預け窓際に移動する。
そこにはまだ闇が広がっているだけだ。
そこで背後からドアの開く音が響いた。
『お待たせっ…レイちゃん。みんな久しぶり♪』
アヤちゃんだ。
「ホントにありがとね。」
『いいよっ♪ま、もっと早く連絡欲しかったけれど。なんてね♪さっ、早くプレゼントしなきゃっ♪』
「…ごめんッ。」
窓際に並びその時を待つ。
アヤちゃんが携帯のライトを点け横に振った。
すると…
そんな静まり返った闇に車のクラクションが鳴り響いた。
「たぶん合図だッ!!」
私は窓の外を見下ろす。そして電話スペースへと走るとアヤちゃんに電話を掛けた。
「アヤちゃんありがとっ!!もう準備いいの??」
『いいよっ♪私もこっち手伝ったらすぐ行くからっ!!』
部屋へ戻りレイちゃんに声を掛ける。
「レイちゃん。起きれる?」
…
『嶺ッ、起きて。プレゼント。』
一向に目を覚まさない様子に不安が募る。
稚華さんは不安そうにゆっくりと口元へと手のひらを当てる。
『ウソ……嶺ッ…嶺!!』
「え…ウソでしょ?ねぇ!稚華さんッ!!」
『何言ってるの!!心電図の音聞こえるでしょッ??』
あ…
『…ッ。なぁに?』
『嶺ッ…ううん。なんでもない♪プレゼントっ。時間だよッ。』
レイちゃんは眠たそうに"ふっ"と微笑みゆっくりと身体を起こそうとする。がしかし力が入らないのか少し浮いたところでベッドへと身体を落とした。
『大丈夫かッ…?掴まんなっ。』
稚華さんの肩に身体を預け窓際に移動する。
そこにはまだ闇が広がっているだけだ。
そこで背後からドアの開く音が響いた。
『お待たせっ…レイちゃん。みんな久しぶり♪』
アヤちゃんだ。
「ホントにありがとね。」
『いいよっ♪ま、もっと早く連絡欲しかったけれど。なんてね♪さっ、早くプレゼントしなきゃっ♪』
「…ごめんッ。」
窓際に並びその時を待つ。
アヤちゃんが携帯のライトを点け横に振った。
すると…
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