本日は性転ナリ。
141.ソフトクリームの誘惑
夏のような日差しの中、防砂林が並ぶ道を歩いて行く。するとラッパや太鼓の音が次第に大きくなっていく。
『お姉ちゃん!凧だよ!!』
その声に空を見上げた。
広大な青空にいくつもの凧が揚がっているのが見える。
『衣瑠ぅ、すっごいねー♪なんだか鳥みたい。私達の町の凧どこかな??』
すると前を歩いていたレイちゃんが後ろを振り向き、『えぇ?衣瑠さんの町の凧があるの??』と目を輝かせて言った。
「そっか、レイちゃんは初めて出るから知らないんだ!あの凧は祭りに参加している町みんな自分の町の凧を持ってるんだよ♪」
『えっ?じゃぁ私たちの町のもあるってこと??』
「そゆことー♪探してみなよっ!私も話で聞いてはいたけど、こんなにたくさんとは思わなかったなぁ。」
空に散りばめられた凧たちを眺めながら砂丘の入り口へと着いた私たちは、"中田島砂丘"と彫られた大きな石の前で記念撮影をする事にした。
『ハイッちーず♪』
『その写真送ってね♪』「あ、私もー♪」
みんながフツウにやっている事だけど、こんな事も、孤立していた私は今までやって来なかった。"瑠衣"は友達と遊ぶ事がこんなに楽しいなんて知らなかったなぁ…としみじみ感じた。
『ねぇ!あそこの店ソフトクリームあるって♪食べよーよー♪』
早速莉結の"センサー"が作動する。
「すいません!ソフトクリームひとつください♪」
『衣瑠は食べないのー??』
「私は他のモノ食べる用に空けとかなきゃ。この身体は少食だから。」
『そっかぁー…じゃぁ一口あげるね♪はい♪』
"はい♪"って…これ間接…あぁあぁ!!なんて考えてる私が変なんだよきっと!!
至って冷静を装いソフトクリームを受け取った。
『お姉ちゃん!凧だよ!!』
その声に空を見上げた。
広大な青空にいくつもの凧が揚がっているのが見える。
『衣瑠ぅ、すっごいねー♪なんだか鳥みたい。私達の町の凧どこかな??』
すると前を歩いていたレイちゃんが後ろを振り向き、『えぇ?衣瑠さんの町の凧があるの??』と目を輝かせて言った。
「そっか、レイちゃんは初めて出るから知らないんだ!あの凧は祭りに参加している町みんな自分の町の凧を持ってるんだよ♪」
『えっ?じゃぁ私たちの町のもあるってこと??』
「そゆことー♪探してみなよっ!私も話で聞いてはいたけど、こんなにたくさんとは思わなかったなぁ。」
空に散りばめられた凧たちを眺めながら砂丘の入り口へと着いた私たちは、"中田島砂丘"と彫られた大きな石の前で記念撮影をする事にした。
『ハイッちーず♪』
『その写真送ってね♪』「あ、私もー♪」
みんながフツウにやっている事だけど、こんな事も、孤立していた私は今までやって来なかった。"瑠衣"は友達と遊ぶ事がこんなに楽しいなんて知らなかったなぁ…としみじみ感じた。
『ねぇ!あそこの店ソフトクリームあるって♪食べよーよー♪』
早速莉結の"センサー"が作動する。
「すいません!ソフトクリームひとつください♪」
『衣瑠は食べないのー??』
「私は他のモノ食べる用に空けとかなきゃ。この身体は少食だから。」
『そっかぁー…じゃぁ一口あげるね♪はい♪』
"はい♪"って…これ間接…あぁあぁ!!なんて考えてる私が変なんだよきっと!!
至って冷静を装いソフトクリームを受け取った。
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