二重人格のいじめられっ子が転生されたら

TORN

10話「雑談」

 食堂で飯を済ませ、それぞれの寮に戻っていた時あることに気づく。

 ポッケに手紙入れてたな...そう言えば。
 そう思い僕の部屋に入る。
 ベッドに横たわって手紙を黙読していると……。へ?
 なぜだか分からない。
 分からないのだけど何故か王国からの手紙だった。
 僕の名前宛。
 なんか嫌な感じがする。それに今日の夜だなんて。
 行ってみるかな。
 そう思っていると無断で部屋に島田が入ってきた。

 なんなんだお前。

 自分の部屋みたいにくつろぎ始めんなよ!!
 なんかこういうのって無性にイライラするんだけど。
 そう思いとりあえず殴っとく。
 軽くあしらわれてしまうけどね。
 そんなこんなで無言の争いが繰り広げてる中、島田がこんなことを言ってきた。

「広夢、俺さー?この世界嫌だわ」
「急にどうしたよ」
「だって、今さっきだって武田たちに殺されかけたしさ、力手に入れるって怖いよな」
「持ってない俺に言われてもなんて答えりゃいいか分からないわ」
「そうだよな...」

 そうだよなって……。
 自分で言っててなんだけど結構来るなこれ。

 今回は結構深刻そうな感じで言ってきた。
 まぁ実際現場って言うのを見てるからな、俺。
 でも俺が驚いているのはそこじゃない。
 
 ヒールってなんだよ。いつ覚えたよおい。
 
 本当にチートだよな勇者。
 島田がタフなことは知ってたから気にしてなかったけどヒールはね...。
 羨ましすぎる。

 俺が勇者だったら悪目立ちしそうだな。
 勇者が島田ででよかったと思う、本当に。
 武田が勇者だったらなんて考えたくないわ。

 そう思ってる。
 それ以前になんでこんなとこ来たんだよ。
 帰りたいな。
 
 島田が帰って、アリシアがドアの淵から顔を出す。
 
 可愛らしいな。癒される。

 でもこの世界にもいいやついるからな、そこのとこはよかったかな
 
 僕は島田との話を適当に終わらして、王国へと足を向けることにした。

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コメント

  • TORN

    作者です。
    この作品を投稿していたスマホの方が故障してしまい、アカウントが無くなってしまいました。
    これを機に新しい作品に力を入れていこうと思います。
    この作品に似たような作品なので見ていただけると嬉しいです。
    まだ投稿はしていませんが、Twitterをやっている方は「TORN」というアカウントをフォローしてくれるとありがたいです。よろしくお願いします。

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