Crowd Die Game

織稚影願

デスゲームにて、「絶死の剣士・Gizel」より

「なん……だよ……このゲーム……」
俺は森の中にいた。
とても深い森だった。
そしてその森の中では………デスゲーム、「Crowd(群衆の意)」が行われていた。
人がひとり死ぬ度に、その人の担当とする土地が上がる。
自分が死ねばほかの人も死ぬ、そんな精神の恐怖に陥っていた。ほかの人は……だが。
俺はそんな恐怖はなかった。
ただ………大切な人が死んでいく恐怖だけ……それだけだった。

そして、運動神経が全くなかった俺は、そのゲームで………二つ名持ちの凄腕剣士となった。

コメント

  • ノベルバユーザー602658

    森で行われるデスゲームが恐くて恐怖ながらよみました。

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