ニート16歳の俺が、恋愛なんて間違っている

高原 響

第一章 最終話 暗部の復活



しばらく壮馬編が続きます、、決して編集がめんどいとかではありません、、よ?

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いや、、、、正直最近調子悪いと言うのにこれは少しやばいかもしれない

そう、、ここまでなんとかやってきた、、が、一つ悪いことといえば体に麻痺があると言うことである(里歩以外は知っている)

しかし、、少し焦っている妃里とシャル、沙雪だが、、甘えは許す気はないらしく里歩は容赦なくやってくる、さて、、ここはうまくやりこなさなくてはいけないようだ

ふぅ、、いけるはず、、タイムリミットまでは少しある

そう、、も体は自分が思っている以上にボロボロだと言うことは理解しているがそれでもみんなと入れる時間が楽しい、それだけでやってきた、、だがもう限界である

まぁ、、少し横になればいいか

と思った瞬間プツンと、意識が切れたのである








あれから何日経つのであろう一週間?二週間?何もできない、何も発せない、、言葉にならない声は出るが、それ以上はできない、、もういいかなと思い、眠ろうとしたら

扉が開く音がして、見てみるとそこに立つのは

「せっかくもう一度、、話せると思ったのに、、!ごんなのはやぁいよぉ、、!!」

とずっと泣いている

「所詮英雄も散るのはこんなもんなのかしらね?でも私は信じてるもん、、絵の極地でも生きてきた男よ?」

「えぇ、、この程度で死なれたら困る」

「な、、でこんなめに?私のせい?だよね?」

「そうであってそうでない、、これは避けられない運命なのかもしれない、、治療する方法はわかるでしょ?妃里」

「、、、それはもうやりたくない」

と言うと、激怒した沙雪

「そんなこといいている暇はないでしょ!!今の状況を考えて!!」

というと

「ごめんなさい!!ごめんなさい!!」

とひたすら泣きながら謝る妃里

なんか、、調子いいな

と思い妃里の顔にそっと手を差し出し顔を触る

『!!!』

「たく、、久々にぶっ倒れただけでそこまで言うなよ、、、、ケア、、とかやってなか、、たから仕方ないだけ、、国立行けば問題はない、、妃里、、あの人だけだ、、言いたいのはわかるよな?」

と、何かに思われたのかその目には光があった

「あとは、、まかせ、、た」


と言い終わると意識が飛んだ

あれから何日が経っただろうふと思い体を起こしてみようと試みるが失敗、、と同時に

「やぁ、、久々だな」

「!!!」

と見てみると、全てが始まりの地に戻っていた

「あぁ、、ぁぁぁあ、、、ぁぁあ」

と声を上げるがうまく発せない、、動揺のあまり

「そこまで無理して何してんだよ」

流石にこの人の前では何もかもがおみとうしのようで

「どうせ、またあの痛覚を消す薬を服用して、その後私のところに来るのがめんどくさくって来なかったか、、完全に忘れていたかのどちらかだろ、、もしくは外国にいて帰国後すっかり忘れてたとか」

「はは、、ごもっともです」

「笑い事ではないぞ」

「すいません」

「私に恩人の死を見過ごせと申すのか?」

「それは、、申し訳ございません」

と、軽い冗談を言い合って

「さて本題だ、、奴らは動く」

「!!!」

「知ってるかもしれないが今総帥である、王玉の世代が今も動いてる、、神の答えは簡単だ、鍵の入手、、かつ解放、、、意味はわかるよな?」

「最初からクライマックスかよ、、」

「死への直面、生への直面、、もしくは両方、、支配者側わからないしな」

「それはわかる」

「本当か?!」

「奴の名前は、、確か側近だった」

「カーディナル・マイラス」

「そうそいつだ」

「あいつはやばいな」

「知ってるかもしれんが奴は平気でレベル5監獄塔を制圧してくる」

「普通に以上レベルだな」

「そして分かったことは?」

「マイラスは、全てにおいて天才の枠に入らない超人の中の超人、学校行かずに難関校に潜入したぐらい超天才」

「ヤベェ、勝てない」

「ここから伝説は、作られていく、賞金大会は常に2位」

「え?なんで?」

「壮馬、、お前がいるからそれより上にいかない、、いや、、いけないのだよ」

「俺には勝てにしな」

と笑いながらいうと

「こいつに敗北を教えてやりたい」

「この前チームで負けた」

「あ、、ごめん」

「いいよ、、それで?」

「次に出るのは?」

「ゲーム以外はないからわからないよ」

「さて、、どうしようかね」

と、何かを思ったのか

「今月ロンドン行け」

「いや、、無理だろ」

「俺もいく」

と、扉の奥から聞こえたのは

「よう、師匠」

「田森」

そう、、警察庁長官の姿であった

「こいつがいれば問題はない」

「仕方ないな」

そして電話をしようと携帯を手に取った

「やっほう総理」

「なんだい?今会議中」

「それ終わったら、ロンドンとアメリカにかけてくれ」

「至急か?」

「俺は何時でもいい」

「了解だ」

と切れたので

「一回帰るか」

「一様、薬は抜いたが乱発はするな、、最悪、脳の回転を早くするだけにしろ」

「了解」

と久々の歩行をしようと思ったが

「はは、、ヤベェな」

「流石に無理しすぎてるからな、、かなり眠ってたぞ」

「今何月だ?」

「10月24日」

「流石に無理矢理でも歩け」

「鬼畜じゃないか?」

「いや、、これぐらいしないと早く行かない」

「流石に手はやばいな」

「まぁな、、あいつに麻痺があるのは知ってるだろ?、その影響だ」

「コンディションは、、最悪だ」

「なんとかなるでしょ」

「その間の俺か」

「そうだ、、もうすぐ来るか」

と言うとヘリが来たようで

「行ってらっしゃいませ、零の不王」

「日本は、任せたぞ、、医師の貴公子であり、魔神の手を持つものよ」

というと、、全てを把握したようで見送るより先に戻った、、さぁ、、開戦だ!!

ーENDー

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