ニート16歳の俺が、恋愛なんて間違っている

高原 響

第八話 おめぇらほんとめんどくさい

『先生プリントもらいに来ました』

「え?」

「うん?」

「察してくれました?」

「、、うん」

「、、、」

「、、、」

「、、、」

僕らと、先生との無言の沈黙タイムなのですが

「、、、」

「、、、」

「、、、」

「はぁ~、お前殺されたな」

「何を言ってるんですか、もう絶望ですよ」

「あのー、何がですか?なぜ兄さんは殺される前提何ですか?」

『、、、』

「???」

「わからないの?」

「はい」

『はぁ~』

このにぶい妹め

「あのね~、里歩さんは、肉つきもいい感じで、運動もでき、家事もでき、勉強もでき、おまけに背が低い、完璧なのそういう女子は狙われやすいの、なのに表向きは引きこもりニートの人と仲良くしていたら周りの男子はどういう反応すると思う?」

「、、、嫉妬しますね」

「最悪の場合は?」

「誘拐、、、は!」

「わかったか、まぁ本当は正体をばらせばいいんだけどそこが」

「いやです」

「ていうことなんだ、、だからそんなに気にしていたら仕事がうまくいかないよ」

「え?今やってることは?あとあれはもう誘わなくていいのかな?」

「すみません」

「まぁ、とりあえずこれをもらったことだし」

「ちなみに今回のテスト80点以上目指して頑張ってね」

「はーい」

「いや無理だって、私最高得点七十点ちょいしかとったことない」

「はい?」

「そうなのよ、だから心配なんだよ」

「それでどうしようか考えてたってことか」

「そうゆうこと」

「まぁ、俺を誰かは先生は知ってるもんね」

「ふふふ、なら問題ないね、心配した私がばかだったわ」

「そうだよ、人生は楽しまなきゃね、先生」

『お前は楽しみすぎだ!!!』

『アハハハハ』

そんな会話していると、

「準備は?」

「いえまだです」

「なら急いだ方がいいよ、強い雨が降るらしいから」

『はーい』

「なんかほんと仲良しだね」

「、、、」

「そうですね、色々と意気投合していますしね」

「あらそうなの」

プリントを入れていると、何かスゲーデレデレしている里歩がいた

「おーい」

「えへへ」

ほっぺたを軽くつねる

「痛いよお兄ちゃん」

「里歩がいつまでもにやにやしていたから」

「、、、」

羞恥心のあまり、俺の背中に隠れやがった

「じゃ、先生俺たちはこのまま帰りますからそれでは」

「気を付けて帰るんだよ」

そして職員室を後にしたんだが校門前のコンビニでたむろっていたので、寄らずに行こうと思ったのだが

~コンビニいた集団(関わりたくない集団)~

「あれ、里歩さんじゃね?」

「しかも楽しそうに、誰だあいつ?」

「あれは、ヲタク代表壮馬だ」

「なんであいつ里歩さんと仲良く会話しながら一緒にいるんでよ、しかもこの前ゲームで負けて、あー、憎い憎い、超憎い、さぁ、あいつどうする?」

「それはもちろん今から話に行くぞ」

「話に行くというなの」

『リンチだ』

~壮馬編~

「おうおうおう、壮馬よぉ、のんきなのにかわいい子と一緒に出かけてるうんだよ俺らも混ぜろよ、楽しい遊びをしているのだろ、おい」

「は~、、なんで貴様らはそういう目的なんだよ、だいたいな、こっちは急いでるのどけよ」

「おっとそうはいかねぇ、この先に行きたかったら俺らを倒していけよ」

「たく、、里歩おんぶするから乗って」

「あ、うん」

そして乗ったら

「いいぜ、久々にイラついていたところだ、まとめてかかって来い」

「調子に乗りやがって」

そしたらまとめて一斉に襲ってきたが

「なぁしってるか?」

その瞬間一気に勢いをあげダッシュした

「逃げるが勝ちってな」

「てめぇ!!」

「このまま帰るぞ」

「うん」

猛ダッシュで五分で帰ってきた

「どうしたのそんなに汗かいて」

「変な人に囲まれその場から背負って帰ってきた」

「久々に走り続けた感想は?」

「もう走りたくない」

「個人的にはもう少しこのままがいいですな~」

「嫌だ」

「意地悪」

「いいから降りろ、、お、、、ゲームしたいから降りろ」

「ふーん、今重いって言おうとしたよね?、、、ね?」

「さぁーなんのこかなー」

「お兄ちゃんのバカ!!もう知らないバカバカバカバーカ!!!」

そのまま勢いよく二階に行ってしまった

「ねぇなんで怒ったかわかる?」

「全然わからない」

『はぁー』

「???」

「壮馬のことが好きだからだよ、じゃなければ会ってすぐなのにあんなに積極的にはならないよ」

「ふむ」

そして俺も後を追うように自分の部屋に行くと

「秘密のヒントを教えてあげるから許して」

「、、、」

うん?なんで俺を布団の中に入れようとするのかね?、、、って、もう入っちゃた、、、これ抱き枕にしてない?

「、、、いわないとこのまま放さないから」

「それは困ったなー」

「ふーんだ」

「わかったよそのかわり荷物まとめたらね」

「もー!!しょうがないんだから、、次はちゃんと話してよ」

「あいよ」

そして荷物を入れ始めたのだ一時間くらい経った時

「ご飯だよ」

『はーい』

そして、みんなが揃うと

『いただきます』

「それで今んところはどれぐらい終わった?」

「俺は後もうちょとで終わるよ」

「里歩は?」

「前の家行って色々入れないと」


「ああ、まだ持ってきてないんだよね」

「じゃ、お母さんと一緒に行く?」

「うん!」

荷物について話してたら、

『ごちそう様でした』

そしたらすぐにこういわれた

「お兄ちゃん、荷物降ろすの手伝って」

「はいよ」

すぐさま降ろすのをやって

「じゃ2時過ぎにそっちに集合でいい?

「いいよ」

「ならささってやるかー」

「うん!」

「じゃまた後でね」

「おう」

って言ってもなにもやることないからな、、、あ、カセット入れないと後はリュックの中に筆箱入れて確認してから行くかー

〜里歩編〜

うーん、全然わからない、わかったらなにが起こるのかなー、、、

「ねぇ母さん、なんで私にだけわかってないことってなに?」

「え?まだいわれてないの?!」

「うん、それでね、それがわかったら付き合うことを考えてあげるって言ってたの」

「ふふふ、なるほど」

なんでわかるのかなー

「ねぇなんで私だけ仲間はずれになっちゃってるの?」

「それは違うのよ」

「え?」

「それはね、私たち他人を嫌っても仕方ないそんな事件が起こるのよ主犯と共犯者達は実は学校の人達よそしてその時からこの世の人間全てが憎く、悍ましくそして」

その瞬間私の頭の中にこれが彼がいう自分のことを知ってほしいという訴えなのかとおもうような行動だったかもしれないと今初めて知った

「恨んでいるのよ」

そうしてたら

「ついたわね」

「そうですね」

「じゃ入れながら教えてあげよう」

急いで入れながら私は必死に聞いた急ぎながらでもわかったことがある

「それってつまり」

『寂しやがりや』

「なるほどありがとうございます!けれで一歩前進ですね」

というともうすぐ二時になりそうになっていた

「それでは、もうきてると思うので行きますね」

「後一つ、何があってもいつまでも一緒にいなさい」

「もちろんです!」

「よし行ってこい」

「はい!」

そしてこれが私の恋への試練なのです

ーENDー

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