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悪の組織は少女だらけでした。

北国 珠

依頼がすごいことになりました。

正義の魔法少女「出たね…!悪魔法少女★ミューカっ…!!」
正義の魔法少年「…っ…いい加減成敗されろ!ミューカ!!」

アリス「…ふっ、随分と遅かったわね、魔法少女☆ハミル、魔法少年☆カナメ…!!さぁ、ポム、行くわよ…!!」
ユウ「はいなのですー!」

…今、何をしているかというと。

『魔法少女☆ハミル』という作品の、『悪魔法少女★ミューカ』役で、私はここに立っている。ユウさんはミューカのペット、『ポム』役として、完全獣化して一緒に仕事をしている。

ハミル「やぁーっ!!」
カナメ「とぉーっ!!」

アリス「…来なさいっ…!!」





ハミル役の少女「お疲れ様でしたー。さすが【DIRTY】の方ですね!お上手でした!」
カナメ役の少年「思わず本気になってしまいましたよ…あはは」

ユウ「ふふ、それは良かったです。では私らはこれで」
アリス「失礼します」

カナメ役の少年「えっ、もう行くのですか!?」

ユウ「…私どもは、『悪の組織』ですから」





アリス「楽しい仕事でしたね。あの子達もいい子でしたし」
ユウ「それは良かったです。あの子達は《ANGELS》の子達ですから」
アリス「《ANGELS》…?」
ユウ「あぁ、【DIRTY】と対になるグループです。善の組織といいましょうか…まぁそういうことです。仲はいいですよ?」
アリス「へぇ…」



ネスア「おかえりアリスちゃん」
ミレア「おかえりっ!!」
シオリ「どうでしたか?初仕事は。」
アリス「楽しかったです。魔法少女としてレベルアップできた気がします」
ネスア「あら、それは何よりだわ♡」




翌日。
急にエレベーターが開き、ユウさんが来た。


ユウ「大変ですっ!!」
ネスア「あら、どうしたの?」
ミレア「何があったのー?」
シオリ「…依頼ですか?」
ユウ「そうなんですが…アリスさんへの依頼の量が…!!」

アリス「…え、私?」

ユウ「そうです!アリスさん、魔法少女☆ハミルが大ヒットして…中でもラスボスのミューカが可愛いと話題になって…そのおかげで、ものすごい量…大体500件程依頼が…!!ちなみに、ネスアさん方にも依頼が来ましたよ!!!良かったですね!」

アリス「えぇ…!?」
ネスア「うふふ、良かったわね!」
ミレア「わーい!お仕事お仕事ー!」
シオリ「…気をつけなさいね、ブームはすぐ過ぎ去るから…」

アリス「…はい」




…楽しみにしている人がいると知ったとき、少しだけ、正義の味方の気持ちが分かった気がした。





アリス「次のスケジュールは…学園モノでシオリさんと共演、その次はファンタジーの悪の魔女として、ネスアさんと共演…その次はサイバー系異能力モノでミレアさんと共演…ひぇえ………」

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