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悪の組織は少女だらけでした。

北国 珠

ロリコン美女は少し恐ろしい人でした。

アリス「…えぇーっと…………なんなんですか、この状況は?」

出勤するやいなや、精巧に作られたシオリさんの等身大の石像が、ネスアさんの足元に転がっている光景が目に入る。なんとなく犯人は分かる。
それをミレアが「ほー」とかいいながらつんつんしている。学習中みたいだ。

ネスア「いやーつい能力発動しちゃってね…えへへ」

アリス「ついってなんですかついって」
ミレア「学習データと、録画データあるよっ!みる?みる??」
アリス「ええ…まぁ…ちょっとだけ…」
ミレア「分かったー!《投影モード移行》《OM-35.mp4》」

ミレアからプロジェクターのように映像が壁に投影される。

そこに、シオリさんとのひと幕が映っていた。





シオリ「…」
ネスア「…か…はっ…」
シオリ「……ネクタイ締めたのが運の尽き…だったね。ここで…くたばりなっ…!」
ネスア「……死ね…ないよっ…ここでなんてねっ!」

その刹那、赤く画面が光ったかと思うと、シオリが石になり転がっていた。




ミレア「こーゆーことみたいだよー?よくわかんないけどー!」
アリス「…さすが悪の組織ですね」
ネスア「あ、違うのよ!ただね、ミレアに殺し合いってのを教えようと思って…」
アリス「ヒートアップした、と。左様で」
ネスア「そうそう!そういうこと!!」
アリス「シオリさんはキャラ的にわかる気がする…ヤンデレ的な意味で」

ミレア「…???」

シオリ「ん…あ、石になってたのね…」
ネスア「おかえりー。元気だった?」
アリス「絶対元気ではないですよね」
ミレア「いーのいーの。あーゆーのが、《お決まりのネタ》って奴なんだってー」
アリス「…へー」

そんなことを話していると、エレベーターが開く。ぱたぱたと大量の書類…を抱えたユウさんが入ってくる。

ユウ「依頼ですよ~…っと。」
ミレア「きたーっ!!」
シオリ「今回は誰の?」
ネスア「私かしらぁん?♡」
アリス「…」

ユウ「今回の担当は…アリスさん、あなたです。」

アリス「!?」
ネスア「初依頼おめでとう~♡」
ミレア「ずるいよー!」
シオリ「ミレア、落ちつきなさい。」
ユウ「それで…魔法少女らしいパートナーを考えた結果…私が付くことになりました。」

「「「…え?」」」

ユウ「いやあの、だから…」

アリス「よろしくお願いします。ユウさん」

「「「えぇー!?」」」

ネスア「ないでしょー!?」
シオリ「ない…いや、百合的にはあり…」

アリス「なし。」

そんなこんなで、ユウさんと組んで仕事することになりました。

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