馬鹿と天才は紙一重 鼎学園編

奏薇

第7話「TEVの意思」

このチームは名前ではなくあだ名で呼び合ってます。
なのであだ名も書いときます。
将融と輝羅だけ名前じゃんって?
しらんな。
あと、先に言っておきますが、時系列バラバラです。
読みにくかったらすみません。
あと、「超電磁砲」はただのリスペクトです。
因幡君が「電気」を極めて「電磁砲」にして、因幡姉の力で「超」にしたまでです。

登場人物&あだ名
因幡 香咸理(いなばかみなり) ミナ
鶴岡 雷電(つるおからいでん) つるでん
艦野 陽雁(かんのひかり) ひっかー
恋村 輝羅(こいむらきら) キラ
園 将融(そのしょうと) ショート
夢宮 至(ゆめみやいたる) いっくん
夢宮 當(ゆめみやあたる) あっくん




Subjectivity : raiden

鶴「あー。あー。マイテスマイテス。みんな聞こえるか?」

恋「みんなも何もつるでん先輩含めて7人しかいないj」

園「細かいことは気にすんな、聞こえるぞ」

鶴「おっほん。では、主題に移ります。今年も大逝祭がやって参りました。何もわからないであろうミナとひっかーのために、あっくん説明よろしくお願いします。」

當「俺っすか…まあいいや、説明は二回しないからよく聞きなされ。」

かくかくしかじか。
ミナもひっかーも兄姉がこの学校に前からいるから大逝祭知ってるだろうがまあいい。
気にしたら負けだ。

艦「なるほど。よくわかりました。ではもう明日がその本番というわけですね?小学校の頃とは違って予行練習とか学校全体の練習とか全くないんですね?」

至「そうそう、仕方ないよ。先生が適当なんだもん。」

恋「まあ、そんなことしなくてもみんなできるだろ?ってことよ。遠回しの愛情表現的な?」

そうなのだ。
この学校の先生は面倒くさいことが嫌いな人が多い。
さすがに避難訓練くらいはするけど、他の学校はやるだろってことしない。
規則とかないし。
寮あるのに。

鶴「まあ…とにかく、そんなこんなで明日はみんな全力注いでくれ。目指すはチーム順位2位。PWは抜かさなくていい。あれはもうテストで言う捨て問だからな。」

園「そうと決まれば練習だな。俺ら練習部屋支給されてたっけ?」

鶴「されてる。昨年度の先輩方が卒業された後のチーム順位5位だったし。」

園「そう考えると凄いよな、できたてのころベスト16にも入んなかったもんな。」

鶴「強くなれたのは先輩達のおかげさ、今は後輩を鍛えることに専念しようぜ。」

園「そうだな。」

a few minutes passed …

因「ここが練習場所なんですね、思った以上に広いです。」

園「どのくらいの広さを想像してたかは知らんが、この学校の設備費、授業料並みに高いからな。このくらい無いと元が取れないってやつだよ。」

因「能力使い放題ですね。」

園「その通りだ。今この学校で一番強いって言われてる國彦の「過堕加重」とか、出寅の「完全消滅」とか、神裂先輩の「酸化」とか、故杉先輩の「全創造」による天井剥がしとかでも壊れないし錆びないし潰れないし消えないって言われている。」

因「では、お願いします。」

園「今回は、いっくんとキラと3人でやってくれ。2人のデバフを掻い潜って、何個の的に「超電磁砲」が当てられるか。それが今日の目標だ。」

艦「私室内だと能力使えないんだよね。だからミナ、あなたの本気見せて!」

因「うん。惚れんなよ?」

艦「えっ…うっ、うん。」

園「さ、さあ。やろうか。」

恋「んじゃあ…発動。「恋薫」。」

當「昏睡しない程度に。「夢現」。」

因「 「超電磁砲」発動。さらに自分に「強」。デバフ耐性を3上げる。」

園「準備はいいね。んじゃ…」

鶴「3.2.1…fight。」

a few minutes passed …

因「ありがとうございます。先輩方のおかげで、本番前日になんとか「強」のレベルが1上がって「強化」になりました。」

鶴「いいねぇ…んじゃあ、明日に備えて、今日はもう解散。まだ13時だけど。14時から開幕戦やるから見に行ったらいいと思うぞ?」

因「ひっかー!一緒に見に行こーぜ。」

艦「いいよーミナ君。楽しもー。」

恋「うーん、青春ねぇ…」

園「そうだな、微笑ましい。」

恋「まあ私も誘われてるのでその人と観に行きますけどね。」

園「えっと、それは…」

恋「TMCの同緯君です。」

園「(知らない人だ…)そかそか。楽しんできてな。」

恋「はい。ありがとうございます。」



あ と が き

今回も読んで頂きありがとうございます。

前回のあとがきであんなこと言ってましたが、確認したらちらっとも出てませんでした。

鶴岡君、出てると思ってました。

ちなみに因幡君はPWの因幡香蜜麗の弟、艦野ちゃんはT'poの艦野探題の妹になります。

相変わらず1800字程度の長さの小説になりました。

今回出てきた新しいチーム「TMC」はその内また他のメンバーも出てきます。

次の話は「SUW」というチームについて書こうと思います。

あ、あと急ですが受験が近付いてきましたので投稿ペース落ちるかと思います。

お許しください。

次回もよろしくお願いします。

コメント

  • けんさん

    受験ご苦労様です。続きがよみたいです!面白いです!楽しみにしてます!

    1
コメントを書く

「学園」の人気作品

書籍化作品