馬鹿と天才は紙一重 鼎学園編

奏薇

第6話「伊奘故杉と愉快な仲間たち;TGK」

設定垂れ流し;
昨年度の戦績が良い(総合でベスト16)または人数が多い(12人以上)という2つの規定のどちらかを満たしているチームには練習部屋が学校から貸与されます。

登場人物
(※ 故杉は一人称「私」故涛は一人称「僕」ですが性別は故杉は男、故涛は女です。ご注意ください ※)
伊奘 故杉(いざなこれすぎ)
司馬懿 肋助(しばいろくすけ) 
伊奘 故涛(いざなこれなみ)
當童 朗已 (とうどうろい) 
和光 秀架(わこうしうか) 
御薬袋 力(みないちから)
枝垂 優奈(しだれゆうな)




Subjectivity : Koresugi

今日は大逝祭当日。
この学校は一般人も来場OKで、いつも人が多く観客席もたびたび満杯になるから生徒の他のチームの試合を見る見ないは自由。
だから今私たちはチームで練習をしているところだ。

杉「嗚呼…私たちももうこの大逝祭が最後か…悲しいな、故涛…」

涛「そうだね、もう終わりだよ。地獄の受験戦争の始まりだよ。」

司「今までありがとな…なんだかんだ俺らは6年間TGKにいたのか…そして故杉お疲れ様、お前何年間リーダーやってんだ…?」

杉「んー…そうだなー…私は確か中3からだから…4年間かな…」

司「やっぱこのチーム過疎ってるよな…俺ら高1のころなんか4人しかいなかったもんな…」

杉「うん…だからこそ、當堂後輩にはリーダーやってほしいね」

當「やっぱそういった話に繋がるんですね…何度もおっしゃらなくても私がやりますよ、先輩方抜けたら最高学年俺と秀架ですし、」

和「朗已頼んだー」

當「こんな調子ですしね」

杉「4年間は大変だと思うけど…頑張ってね…あ、頑張って、じゃないや。気張ってね…」

司「あんま変わんないな、うん」

杉「変わるよ…」

御「成功者はみんな頑張れ、って言わないですもんね!俺らの先生だってそうですし」

杉「そうそう、フォローありがとう、御薬袋後輩。」

枝「私の兄もよく言ってますよ、頑張るんじゃないんだ、テストなら得点を求め、試合なら勝利を求める。頑張り切った末の勝負だから、頑張れって言うのは失礼だって」

涛「この学校に頑張り切ってない人なんていないもんね、常に一生懸命だしね。」

司「全くもってその通りだな。そろそろ練習でもしないか?」

故「そうだね…練習しようか…御薬袋後輩のおかげで「創造」のレベルも上がったし…試してみたいな…」

涛「僕もあがるかな?力、どうだろう?」

御「んー…故杉先輩の時はたまたまですからね…その時の気温、湿度、気圧、天気、体温、その他諸々全てが整ってこそ「百薬」能力は目立つんです。まあ、俺の「百薬」は自分で言うのも何ですがレベル高いんで、成功率は高いですけど。」

涛「そか。じゃあ取り敢えず試してみて、無理だったら諦めるか。てか、上げるためには何するんだっけ?一緒に寝るんだっけ?」

御「…やめてください先輩!違いますよ!俺を何だと思ってるんですか!俺の「百薬」能力を先輩の「創造」能力が発動している間に発動するんですよ!」

涛「そんな怒らないでよ〜。ごめんって。」

故涛… 
あんま御薬袋後輩を弄らないであげなよ、全く…
御薬袋後輩も可哀想だよ…

杉「じゃあ、御薬袋後輩…よろしく…」

御「了解しました!」

枝「じゃあ私は他のチームの人にばれないように「枝垂梅」張りますね…ここ校庭ですし…」

枝垂後輩の「枝垂梅」には特殊効果がある。
1対1の闘いでは大抵自分に枝垂梅を掛けているよ。
周囲に結界を貼って、その中にいる人はその外にいる人に干渉されない。
だから今日みたいに秘密特訓するときには最適。
練習部屋は今日は使わないでくれって本部から言われてる。
多分待合室とかに使うのだと思う。
まあ、競技場にある小部屋は練習部屋くらいのものだ。
だから仕方なく、外で練習している。

杉、涛、御「「「いざ尋常に、勝負!」」」

司「実況も解説も俺がやってくよ。秀架、朗已、やりたかったらやってm」

和、當「「大丈夫です」」

司「お、そうか…!じゃあ、俺が遠慮なく、」

和、當「どうぞどうぞー」

やっぱ肋助実況好きだな…
まあいいや…
勝手にやらせとこ…
楽しそうだし…

枝「 「枝垂梅」発動。」

涛「いくよ、「創造」発動!僕は一部の空気中にある水素を水に変える!そして酸素を片栗粉に変える!更に窒素を龍の形をした型に変える!この3つを合わせて出てこい!ジェルモンスター・バブルドラゴン!」

御「 「百薬」が1、冬虫夏草。ジェルモンスター・バブルドラゴンの発動体である「創造」に干渉せよ」

杉「…「全創造」発動。私は練習部屋の壁の一部をかまいたちに変えるよ。そして…天井の一部を一反木綿に変える。逝け、妖怪よ、我が四肢となれ」

司「開幕戦でも見た、この光景…たくさんの能力がドンパチやってる…すげぇ…」

御「さらに「水流」を水の神、アパームナパートに「神化」。聞いて驚かないでください、俺は3つの能力を一度につかえるんですよ…」

涛「ぎょぇぇ…こんなんじゃ僕の「創造」、レベル上がるどころか下がっちゃうよぉぉ…」

御「本気でやりますから。俺も「百薬」能力がそろそろ「超百薬」になりそうなんですよ。故涛先輩が本気でぶつかってくれれば俺のも先輩のも上がります、多分。あ、あと優奈、多分新しい能力使えるよ」

枝「多分それ…「柳」だと思います…もうそろそろ使えそうです…ただ…私のメインは枝垂梅ですから…」

司「次回、「枝垂桜」現る」

涛「いやいや、真面目な顔で言われてもそんな人現れないから…」

(中の人:現れます。が、次回ではないです)

司「まあ、伝授とか使って柳、枝垂桜、枝垂梅ってきたら面白いよな」

御「松竹梅に比べたらたいしたことないですが、その3つ揃えばバフかかりますしね」

司「そうそう、よく知ってるな。勉強家なんだな。」

御「ありがとうございます。」

涛「さあ、やるよ!」

御「さっきも言いましたが、衝撃が大きいほど上がるレベルの大きさとか上がる確率とか大きくなるので、ガチできてください。」

涛「おーけい!」

a few minutes passed …

涛「あ、上がった…」

御「どれくらいですか?」

涛「レベルが2つ上がった!ありがとう!力!」

御「それはよかったです!俺のほうはまだみたいです」

枝「じゃあ今度私のお願いします…」

御「いいよ!今度こそは俺のもきっと上がると思う!」

司「あー、そろそろ俺らの出番だから準備しろ、初戦で遅刻で強制敗退とか洒落にならんからな、朗已、今何時?」

當「10時45分です」

杉「やばいね。みんな、早く行くよ」

司、涛「「おう!」」

當、御、枝、和「「「「わかりました!」」」」



あ と が き

今回も読んで頂きありがとうございます。

バフとかレベルとか能力とか最近やっとバトルらしい(ゲームで言うとRPG)小説になってきたんじゃないかな、と思い始めてきた所存です。

次回は過去にメンバーがちらっと出たかもしれないチーム、「TGV」について書きます。

次回もよろしくお願いします。

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