妹はこの世界でただ一人の味方
事情
個々の力は上回っていた魔族や獣人族だったが、徐々に疲弊が溜まっていき討ち取られる数が増えていった。
そしてついに両軍大将とも呼べる存在が動き出し始めた。
「じゃあ俺はあの勇者とかいうやつを殺してくるが・・・お前達がやらなくていいのか?」
そういう学は魔王と隊長に顔を向けるが2人とも首を縦に振った。
「あくまでも目的はこの戦争に勝つこと。誰が誰を討とうと関係ない。」
魔王の言葉に続いて隊長もそれに頷いた。学は遠く待ち構えている勇者に視線を向けると共に、
『冷気に告ぐ、我が名は魔王、凍てつく力を欲する者なり。我が手に触れる万物を冷たき深みへ引きずり堕とせ...グランディネ』
魔王の詠唱が終わるとともに敵陣へと剣を持ち突っ込んだ。当然応戦しようと数人の兵士が学の前に立ちはだかった。
そこへ魔王が魔法で生み出した直径50センチほどの雹のようなものが学の後方から飛んできた。兵士が動いていたというのに未来が見えているかのように頭部へ完全に直撃した。
勇敢にも立ち向かった兵士は即死、脳や血を撒き散らしながらその場へ崩れ去った。
呆気にとられている一瞬の隙を突き、学は持ち前の才能で目の前の敵兵を切り刻んで行った。血で切れ味が悪くなるのを考慮し、ストアには数百本の剣が予備として残っていた。
「っ!このっ!囲め!」
魔王の援護魔法も尽き、勇者まで残り半分といった距離でついに学も囲まれた。
「あんた人間だろ...?何で魔族達に手を貸してるんだ?」
異種族と手を組んでいることが信じられないような表情...兜で隠れているせいで見えはしないが雰囲気でそう感じ取れた。
「べつに人間が人間に協力する必要もないだろ。俺には俺の事情があるんだ。」
とは言いつつも学は早々に剣での戦いを諦めていた。全力で鎧に当てようとすれば多少なりダメージを与えることができるだろうが、確実に剣が折れる。
変えの剣を取り出すのにほんの一瞬隙ができる。学は避ける自身があったが、出来るだけ危険は犯そうとしなかった。
それはただ単に結衣を迎えに行った時傷だらけ、血だらけなら尚更かっこ悪いという理由だった。
学は牽制として兵の1人に剣を投げつけた。兵は驚き、咄嗟に体をひねり間一髪で避けることができた。しかしその隙をついて一気に距離を縮めた。やはり学はステータスをものにした得意の格闘術で勝負するようだった。
メリットとしては剣を振るという無駄な動作に思考を取られず、より集中力が高まる。そして身動きが取りやすいという二点。
デメリットとしては剣による攻撃を受け止めることが困難だという点。攻撃範囲が狭まるという二点。
しかし・・・
「なんなんだよこいつ!」
学はただ無心に頭を吹き飛ばしていった。ある時は蹴りで、殴りで、兵同士の頭を叩きつけてなど、仮にこれがゲームなら間違いなく18禁のシーンだった。
そしてついに勇者も剣を持ち、学に方へ動きを開始させた。
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以下作者のコメント
サイゼ派多すぎないっすかね...超高級レストランガストがなんたる屈辱...
では第2弾!マックorモスバーガー
もちろん僕はマックです。
質問コーナー見たいのを前にやってた人がいておもしろいなーって思ったんですよ。
もし質問したいことがある人いたらコメントしてください。個人情報とか以外なら多分答えます。多分...
これ電車乗ってる最中に書いてたんですけど小学生の子が会話してたんですよ。
『俺目痛いんだよねぇ。』
『ほんとにー?じゃあ耳鼻科行かないとダメじゃん!』
『やっぱりそう思うよな!なんで耳鼻科行かせてくれないんだよあのババア』
うん、それ眼科ね。耳鼻科は違うよそりゃ...って心の中でツッコミしてました。
夏アニメは一方通行とケンガンアシュラがオススメです。それじゃ今回はこの辺でー
そしてついに両軍大将とも呼べる存在が動き出し始めた。
「じゃあ俺はあの勇者とかいうやつを殺してくるが・・・お前達がやらなくていいのか?」
そういう学は魔王と隊長に顔を向けるが2人とも首を縦に振った。
「あくまでも目的はこの戦争に勝つこと。誰が誰を討とうと関係ない。」
魔王の言葉に続いて隊長もそれに頷いた。学は遠く待ち構えている勇者に視線を向けると共に、
『冷気に告ぐ、我が名は魔王、凍てつく力を欲する者なり。我が手に触れる万物を冷たき深みへ引きずり堕とせ...グランディネ』
魔王の詠唱が終わるとともに敵陣へと剣を持ち突っ込んだ。当然応戦しようと数人の兵士が学の前に立ちはだかった。
そこへ魔王が魔法で生み出した直径50センチほどの雹のようなものが学の後方から飛んできた。兵士が動いていたというのに未来が見えているかのように頭部へ完全に直撃した。
勇敢にも立ち向かった兵士は即死、脳や血を撒き散らしながらその場へ崩れ去った。
呆気にとられている一瞬の隙を突き、学は持ち前の才能で目の前の敵兵を切り刻んで行った。血で切れ味が悪くなるのを考慮し、ストアには数百本の剣が予備として残っていた。
「っ!このっ!囲め!」
魔王の援護魔法も尽き、勇者まで残り半分といった距離でついに学も囲まれた。
「あんた人間だろ...?何で魔族達に手を貸してるんだ?」
異種族と手を組んでいることが信じられないような表情...兜で隠れているせいで見えはしないが雰囲気でそう感じ取れた。
「べつに人間が人間に協力する必要もないだろ。俺には俺の事情があるんだ。」
とは言いつつも学は早々に剣での戦いを諦めていた。全力で鎧に当てようとすれば多少なりダメージを与えることができるだろうが、確実に剣が折れる。
変えの剣を取り出すのにほんの一瞬隙ができる。学は避ける自身があったが、出来るだけ危険は犯そうとしなかった。
それはただ単に結衣を迎えに行った時傷だらけ、血だらけなら尚更かっこ悪いという理由だった。
学は牽制として兵の1人に剣を投げつけた。兵は驚き、咄嗟に体をひねり間一髪で避けることができた。しかしその隙をついて一気に距離を縮めた。やはり学はステータスをものにした得意の格闘術で勝負するようだった。
メリットとしては剣を振るという無駄な動作に思考を取られず、より集中力が高まる。そして身動きが取りやすいという二点。
デメリットとしては剣による攻撃を受け止めることが困難だという点。攻撃範囲が狭まるという二点。
しかし・・・
「なんなんだよこいつ!」
学はただ無心に頭を吹き飛ばしていった。ある時は蹴りで、殴りで、兵同士の頭を叩きつけてなど、仮にこれがゲームなら間違いなく18禁のシーンだった。
そしてついに勇者も剣を持ち、学に方へ動きを開始させた。
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以下作者のコメント
サイゼ派多すぎないっすかね...超高級レストランガストがなんたる屈辱...
では第2弾!マックorモスバーガー
もちろん僕はマックです。
質問コーナー見たいのを前にやってた人がいておもしろいなーって思ったんですよ。
もし質問したいことがある人いたらコメントしてください。個人情報とか以外なら多分答えます。多分...
これ電車乗ってる最中に書いてたんですけど小学生の子が会話してたんですよ。
『俺目痛いんだよねぇ。』
『ほんとにー?じゃあ耳鼻科行かないとダメじゃん!』
『やっぱりそう思うよな!なんで耳鼻科行かせてくれないんだよあのババア』
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コメント
さらだ
偵察内容...美味しかった、と
しかし派閥はマクド派ならおk!
ウォンさん、good job!(こなた風)
ウォン
マックダーナー派閥のウォンです。
最近モスに偵察行ってきました。
美味しかったです。
わたくしの予想。。。
また次の更新まで待つことになりそう。(  ̄ー ̄)
さらだ
もうなんか僕の作品らしいって感じですねw
たーくん
味はどちらも同じくらい好きです。
コスパはあまり気にしたことが無いので。
記念すべきコメントが作品と全く関係ないうえに凄くくだらない件についてw
さらだ
味とかコスパとか...
多分ノベルバ内トップ10には入ってると思われ...w
そんな中800という記念すべきコメントをしたたーくんは次回の話で紹介でもしましょうかね?w