妹はこの世界でただ一人の味方
和服
「お兄ちゃんはロリコンだった。お兄ちゃんはロリコンだった。お兄ちゃんはロリコンだった...」ブツブツ
「暗示かけるのやめろよ・・・。」
結衣は歩いている学の横にべったりとつき、小声でずっとそう呟いていた。げんなりとした学はうっすらとした記憶で走り回っていた道を戻っていた。
早い話、結衣を追いかけることにいっぱいいっぱいで迷子になっていたのだ。
「ロリコン、ロリコン、ロリコン、ロリコン...」
「もーほっとこ・・・。」
というか俺が結衣の告白受けたらもうロリコンじゃね?などと思いながらしばらく結衣のロリコンという言葉を聞きながら道を戻っている2人であった。
「やっと戻れた・・・。」
大きなため息をついて学はジトーッとした目で結衣を見た。結衣も同じような目で学を見て小さくロリコンと呟いた。
「鬱陶しいわ。」
学は再びため息をつきながら結衣の額へとデコピンした。
「いたっ。」
「それよりあいつどこ行ったんだ?」
学はすっかり忘れているが、ミリーのことである。
一度家に連れて行くと言われついて行ってたのだが、ロリコンという不名誉なことを言われ、そっちのけで結衣の方を追いかけて行ってしまったためミリーの行方が分からなくなっていた。
「ロリコン。」
何十回、いや何百回目か分からないその言葉を聞いてあまり結衣に対して怒らない学がイラつき始めた。
「ロリコンじゃねぇって・・・。」
「ロリコンでしょ?」
「ロリコンって言葉が使われ始めてから最初は『少女が中年男性に関心を抱く』って意味で使われてたんだよ!要するに結衣は俺になんか関心なくてそこらへんのおっさんの方がいいんだろ!?」
全く心にはないことだが、ついついイラついて出た言葉に学は言った後に後悔した。いくらなんでもこの言い方はないだろ、と。
学の予想通り、カチンときた結衣も言い返した。
「その意味は初めて聞いたけどどうして昔の解釈を今言うの!?」
「結衣がロリコンロリコンうっさいだからだろーが!黙って聞いていればずっと言いやがって!」
「だってロリコンじゃん!それにそんな昔が好きなら洋服なんか着ないで和服着なよ!」
「あーいいよ、着てやるよ!そのかわり俺がロリコンって言葉撤回しろよ!」
「和服着るんだったらいいよ!あ、あとカメラ貸して!」
学は素直にカメラを渡すと今歩いてきた森の方へ移動し和服へと着替えようとしていた。
「あ、ようやく見つけました・・・。」
ミリーは声のする方向へ向かっていたが、遠くに学と結衣を見つけることができた。
「ここら辺は強い魔物いるので気をつけないと・・・って、あの2人は大丈夫そうですけどね...」
独り言を言いながら苦笑するミリーは小走りで2人の方へ向かってったが、その足はだんだんと徒歩に変わりやがて立ち止まった。
「お兄ちゃんの和服...!次は扇子広げて口の前に・・・うん、そんな感じ!」
そこには若干引いてる学と、危ない表情をしながら写真を撮ってる結衣がいた。
ミリーは有無を言わず今来た道をダッシュで走り抜けたのだったーーー
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以下作者のコメント
お久しぶりです。しばらく更新しなかった理由を言うとぶっ飛ばされそうなので最後に言います。
ついに明後日は公立の合格発表ですね。まあ関係ない人はどうでもいいかもしれませんが。やっぱり同学年のことなんで色々気になるんですよねー。
ちなみに僕は受験日前日湯島天満宮に行って合格祈願を祈ってきました(笑)
まあそんなどーでもいいことは置いといて・・・そうだな、某711のコンビニあるじゃないですか。あそこおにぎり100円セールやってると思うんですけど、2個で200円になるらしいですよ。(ツイッターで見ただけなので公式情報かは分かりませんが)
ああ、3月中に千葉にあるのに東京と名前が付いているネズミの国に行ってきます。学校の友人と行くので楽しみなんですよ〜。まあ僕アトラクション乗ると気持ち悪くなるので乗れませんけど。
さてさて最後に更新しなかった理由ですが・・・
気分がノリませんでしたごめんなさいサヨウナラまた次回(一気にまくしたてる)
「暗示かけるのやめろよ・・・。」
結衣は歩いている学の横にべったりとつき、小声でずっとそう呟いていた。げんなりとした学はうっすらとした記憶で走り回っていた道を戻っていた。
早い話、結衣を追いかけることにいっぱいいっぱいで迷子になっていたのだ。
「ロリコン、ロリコン、ロリコン、ロリコン...」
「もーほっとこ・・・。」
というか俺が結衣の告白受けたらもうロリコンじゃね?などと思いながらしばらく結衣のロリコンという言葉を聞きながら道を戻っている2人であった。
「やっと戻れた・・・。」
大きなため息をついて学はジトーッとした目で結衣を見た。結衣も同じような目で学を見て小さくロリコンと呟いた。
「鬱陶しいわ。」
学は再びため息をつきながら結衣の額へとデコピンした。
「いたっ。」
「それよりあいつどこ行ったんだ?」
学はすっかり忘れているが、ミリーのことである。
一度家に連れて行くと言われついて行ってたのだが、ロリコンという不名誉なことを言われ、そっちのけで結衣の方を追いかけて行ってしまったためミリーの行方が分からなくなっていた。
「ロリコン。」
何十回、いや何百回目か分からないその言葉を聞いてあまり結衣に対して怒らない学がイラつき始めた。
「ロリコンじゃねぇって・・・。」
「ロリコンでしょ?」
「ロリコンって言葉が使われ始めてから最初は『少女が中年男性に関心を抱く』って意味で使われてたんだよ!要するに結衣は俺になんか関心なくてそこらへんのおっさんの方がいいんだろ!?」
全く心にはないことだが、ついついイラついて出た言葉に学は言った後に後悔した。いくらなんでもこの言い方はないだろ、と。
学の予想通り、カチンときた結衣も言い返した。
「その意味は初めて聞いたけどどうして昔の解釈を今言うの!?」
「結衣がロリコンロリコンうっさいだからだろーが!黙って聞いていればずっと言いやがって!」
「だってロリコンじゃん!それにそんな昔が好きなら洋服なんか着ないで和服着なよ!」
「あーいいよ、着てやるよ!そのかわり俺がロリコンって言葉撤回しろよ!」
「和服着るんだったらいいよ!あ、あとカメラ貸して!」
学は素直にカメラを渡すと今歩いてきた森の方へ移動し和服へと着替えようとしていた。
「あ、ようやく見つけました・・・。」
ミリーは声のする方向へ向かっていたが、遠くに学と結衣を見つけることができた。
「ここら辺は強い魔物いるので気をつけないと・・・って、あの2人は大丈夫そうですけどね...」
独り言を言いながら苦笑するミリーは小走りで2人の方へ向かってったが、その足はだんだんと徒歩に変わりやがて立ち止まった。
「お兄ちゃんの和服...!次は扇子広げて口の前に・・・うん、そんな感じ!」
そこには若干引いてる学と、危ない表情をしながら写真を撮ってる結衣がいた。
ミリーは有無を言わず今来た道をダッシュで走り抜けたのだったーーー
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以下作者のコメント
お久しぶりです。しばらく更新しなかった理由を言うとぶっ飛ばされそうなので最後に言います。
ついに明後日は公立の合格発表ですね。まあ関係ない人はどうでもいいかもしれませんが。やっぱり同学年のことなんで色々気になるんですよねー。
ちなみに僕は受験日前日湯島天満宮に行って合格祈願を祈ってきました(笑)
まあそんなどーでもいいことは置いといて・・・そうだな、某711のコンビニあるじゃないですか。あそこおにぎり100円セールやってると思うんですけど、2個で200円になるらしいですよ。(ツイッターで見ただけなので公式情報かは分かりませんが)
ああ、3月中に千葉にあるのに東京と名前が付いているネズミの国に行ってきます。学校の友人と行くので楽しみなんですよ〜。まあ僕アトラクション乗ると気持ち悪くなるので乗れませんけど。
さてさて最後に更新しなかった理由ですが・・・
気分がノリませんでしたごめんなさいサヨウナラまた次回(一気にまくしたてる)
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コメント
さらだ
なんかそこまで開いちゃうとかえって書かなくなりそうだわ〜
田中 凪
モチベ上がんなかったら無理に書かんでええんやで。
わてなんか月一投稿みたいなもんじゃし(隙自語)
さらだ
痛いところ付いてきたな(笑)
たーくん
また次回(近日中とは言ってない)