妹はこの世界でただ一人の味方
マイナス
二ヶ月ぶりに書いた話なのでもともと0に近かった文章を書く能力がマイナスになっています。どうか寛大な心で読み進めてってくれたら幸いです。
全身から怒りを漂わせている隊長は部下からも恐れられているように見えた。
そして再び攻撃へと移ろうと隊長が足に力を入れた時だった。隊長はその場から後ろへと飛んだ。その場には大きくクレーターのようなものができていた。
学が後ろにいる結衣を見るとあからさまに目を逸らされ、誰がやったことはすぐに明らかだった。
「何やった・・・かはいいや。少し援護頼むぞ。」
「任されました。」
ピシッと敬礼のような体勢になると隊長は口を開いた。
「お前達は強い。私にも多少の傷を負わせた。それは素直に認めよう。しかし諦めろ。お前達では私に勝てない。」
隊長はそう言うと、学は心底イラついたような顔になりため息をついた。
「確かに俺は結構追い詰められていた。だけどそれがどうして続くと思う?ただ単に手段というカードをまだ使っていないだけだ。」
「ほう・・・ならば試すがいい!」
隊長は今まで以上のスピードでノアへと突っ込んだ。結衣の遠距離からの攻撃魔法を軽々と避け、剣を振りかざした。
「・・・身体強化。」
学はそう呟き、剣をスレスレで避けた。ほんの一瞬だけ驚いた隊長だったが、追撃に手を止めることはなかった。
「な?さっきまでの攻撃が全然当たらなくなっただろう?」
そう言い、学はバク転しながら隊長の顎を蹴り上げた。
「ぐっ!」
隊長は痛みを耐えるように歯を食いしばり、学を睨みつけ拳で殴ろうと振りかざした。
「遅い!」
しかしそれよりも速く学がみぞへ蹴りを入れた。数メートルほど飛ばされた隊長は部下に助けられながら起き上がった。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。」
ふぅ・・・。とりあえず警戒する相手とは認識させれたか?そうだとしたら戦いやすくなるんだが・・・。
「なるほど・・・お前がいうカードを使っていないだけのことはあるな。」
「だからさっき言っただろ?」
学は息を整えるための会話だと気付きながらそれにのった。
「だが私は負けるわけにはいかない・・・。特にお前たち人間だけには!」
隊長は息が荒くなり、目も充血しているように見えた。筋肉も異様な姿となり、一回り大きくなった。
「げ・・・・・・。」
思わず顔を引きつらせながら学はそう言葉をこぼしてしまった。
大きな男で済んでいた隊長の体はどんどん大きくなり体長は4メートルを越しているように見えた。
「リアル進撃の○人かよ。シャレになんないぞこれ。」
「お兄ちゃん!街の方に行ったら!?」
少し離れていた結衣は声を大にしてそう学に聞こえるように叫んだ。学はどうしたもんかと悩んでいると隊長は先ほどよりも低い声で小さく言葉を発した。
「お前たちは自分の種族がなにをしているのか知っているのか?」
自分たちの種族・・・人間か。そう言われても俺たちはあの人に連れてこられたような感じだしな・・・。
「悪いんだが全く知らないな。」
「人間は私たち・・・獣人族や魔族を捕まえ拷問する。すでに数十人の命がそれによって奪われているのだ。」
ああ・・・だからか。魔族も嫌ってますよって雰囲気出してたもんな。
「俺らはちゃんとお前たちの要求通りあの子を渡しただろ?敵意がないことくらいは察してくれると嬉しいんだが・・・。」
「なにを白々しい・・・。最初はそんな態度をとっていた者も、気を許した時に襲ってくる人間も多く見てきた。信用できるわけがない。」
「あっそ・・・。」
どんだけ拷問したらこんなに恨まれるんだよ・・・。あ、結衣を拷問されるようなものかこいつらにとっては。それなら納得だな。仮にそうなったら俺でもこうするな。
「だがお前たちは素直にあの子を渡してくれた。そこらへんの人間よりはいいやつとは認めよう。だから・・・一撃で楽にしてやろう。動くなよ。」
その引き締まった体は先ほどのスピードを凌駕するものだった。しかし学は目を細めタイミングよく右斜め上から足を振り下ろした。
「ぐっ!」
その蹴りは隊長の脛を直撃し体勢を崩す・・・というのが学の思い描いていた未来だった。
現実は隊長の力が限界まで上がった拳で学の体を殴り激しい衝撃が襲い後方へと勢いよく飛ばされていた。
「お兄ちゃん!」
---------------------------------
以下作者のコメント
あれだよ・・・うん。書いてて実感した。文章が下手になってる!(?)
こんなに難しかったっけ?やっぱり下手になりましたよね?書くの急ぎ過ぎたかな?まあいいや・・・がんばろ・・・。
新作フォロー数9だよ。ねぇ、9。知ってる?9ってすごい数字なんだよ。え?なにがすごいって?
ある数字の各桁の合計は、その数に9を足した数字の各桁の合計と等しくなるってことが言えるんですよ!
え?分からない?じゃあ自分で調べてください。
ってことを言いたいんじゃないんですけど、フォロー数9ってところで察してください。
という図々しい話から切り替えて・・・先日修学旅行に行ってきました。いや〜奈良公園とか地獄でしたね。鹿は可愛いんですよ。別に匂いとかも気にしないんですよ。ただ僕って動物アレルギーなんですよ。
はっはっは!1人バスから鹿を眺めてましたよ。
はーい、悲しいと思った人はいいね押しといてください。なんとも思わなかった人も押しといてください。ザマァって思った人はコメントしてください。
なんていうつまらない話をしてたらネタがつきました。今回はここら辺で失礼させていただきます。
なんかこんな感じの話を作って欲しいとかあったら言ってください。
例えば「地球で生活してた場合、10年後の2人」みたいな感じで。そういうのがあったほうが書きやすいんですよね・・・。(あ、これ絶対こないやつだ)
それでは今度こそ失礼します。
全身から怒りを漂わせている隊長は部下からも恐れられているように見えた。
そして再び攻撃へと移ろうと隊長が足に力を入れた時だった。隊長はその場から後ろへと飛んだ。その場には大きくクレーターのようなものができていた。
学が後ろにいる結衣を見るとあからさまに目を逸らされ、誰がやったことはすぐに明らかだった。
「何やった・・・かはいいや。少し援護頼むぞ。」
「任されました。」
ピシッと敬礼のような体勢になると隊長は口を開いた。
「お前達は強い。私にも多少の傷を負わせた。それは素直に認めよう。しかし諦めろ。お前達では私に勝てない。」
隊長はそう言うと、学は心底イラついたような顔になりため息をついた。
「確かに俺は結構追い詰められていた。だけどそれがどうして続くと思う?ただ単に手段というカードをまだ使っていないだけだ。」
「ほう・・・ならば試すがいい!」
隊長は今まで以上のスピードでノアへと突っ込んだ。結衣の遠距離からの攻撃魔法を軽々と避け、剣を振りかざした。
「・・・身体強化。」
学はそう呟き、剣をスレスレで避けた。ほんの一瞬だけ驚いた隊長だったが、追撃に手を止めることはなかった。
「な?さっきまでの攻撃が全然当たらなくなっただろう?」
そう言い、学はバク転しながら隊長の顎を蹴り上げた。
「ぐっ!」
隊長は痛みを耐えるように歯を食いしばり、学を睨みつけ拳で殴ろうと振りかざした。
「遅い!」
しかしそれよりも速く学がみぞへ蹴りを入れた。数メートルほど飛ばされた隊長は部下に助けられながら起き上がった。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。」
ふぅ・・・。とりあえず警戒する相手とは認識させれたか?そうだとしたら戦いやすくなるんだが・・・。
「なるほど・・・お前がいうカードを使っていないだけのことはあるな。」
「だからさっき言っただろ?」
学は息を整えるための会話だと気付きながらそれにのった。
「だが私は負けるわけにはいかない・・・。特にお前たち人間だけには!」
隊長は息が荒くなり、目も充血しているように見えた。筋肉も異様な姿となり、一回り大きくなった。
「げ・・・・・・。」
思わず顔を引きつらせながら学はそう言葉をこぼしてしまった。
大きな男で済んでいた隊長の体はどんどん大きくなり体長は4メートルを越しているように見えた。
「リアル進撃の○人かよ。シャレになんないぞこれ。」
「お兄ちゃん!街の方に行ったら!?」
少し離れていた結衣は声を大にしてそう学に聞こえるように叫んだ。学はどうしたもんかと悩んでいると隊長は先ほどよりも低い声で小さく言葉を発した。
「お前たちは自分の種族がなにをしているのか知っているのか?」
自分たちの種族・・・人間か。そう言われても俺たちはあの人に連れてこられたような感じだしな・・・。
「悪いんだが全く知らないな。」
「人間は私たち・・・獣人族や魔族を捕まえ拷問する。すでに数十人の命がそれによって奪われているのだ。」
ああ・・・だからか。魔族も嫌ってますよって雰囲気出してたもんな。
「俺らはちゃんとお前たちの要求通りあの子を渡しただろ?敵意がないことくらいは察してくれると嬉しいんだが・・・。」
「なにを白々しい・・・。最初はそんな態度をとっていた者も、気を許した時に襲ってくる人間も多く見てきた。信用できるわけがない。」
「あっそ・・・。」
どんだけ拷問したらこんなに恨まれるんだよ・・・。あ、結衣を拷問されるようなものかこいつらにとっては。それなら納得だな。仮にそうなったら俺でもこうするな。
「だがお前たちは素直にあの子を渡してくれた。そこらへんの人間よりはいいやつとは認めよう。だから・・・一撃で楽にしてやろう。動くなよ。」
その引き締まった体は先ほどのスピードを凌駕するものだった。しかし学は目を細めタイミングよく右斜め上から足を振り下ろした。
「ぐっ!」
その蹴りは隊長の脛を直撃し体勢を崩す・・・というのが学の思い描いていた未来だった。
現実は隊長の力が限界まで上がった拳で学の体を殴り激しい衝撃が襲い後方へと勢いよく飛ばされていた。
「お兄ちゃん!」
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以下作者のコメント
あれだよ・・・うん。書いてて実感した。文章が下手になってる!(?)
こんなに難しかったっけ?やっぱり下手になりましたよね?書くの急ぎ過ぎたかな?まあいいや・・・がんばろ・・・。
新作フォロー数9だよ。ねぇ、9。知ってる?9ってすごい数字なんだよ。え?なにがすごいって?
ある数字の各桁の合計は、その数に9を足した数字の各桁の合計と等しくなるってことが言えるんですよ!
え?分からない?じゃあ自分で調べてください。
ってことを言いたいんじゃないんですけど、フォロー数9ってところで察してください。
という図々しい話から切り替えて・・・先日修学旅行に行ってきました。いや〜奈良公園とか地獄でしたね。鹿は可愛いんですよ。別に匂いとかも気にしないんですよ。ただ僕って動物アレルギーなんですよ。
はっはっは!1人バスから鹿を眺めてましたよ。
はーい、悲しいと思った人はいいね押しといてください。なんとも思わなかった人も押しといてください。ザマァって思った人はコメントしてください。
なんていうつまらない話をしてたらネタがつきました。今回はここら辺で失礼させていただきます。
なんかこんな感じの話を作って欲しいとかあったら言ってください。
例えば「地球で生活してた場合、10年後の2人」みたいな感じで。そういうのがあったほうが書きやすいんですよね・・・。(あ、これ絶対こないやつだ)
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コメント
さらだ
アザっす(・ω・)ノ
こういうのって普通は1話が一番いいね集まりやすいはずなんですけど2話目の方が多いっていうね(笑)
バジリス
新作もフォローしましたぞ!
さらだ
辛いもんじゃないですよ。病院で薬はもらわないといけないしマスク必須、手で触れないのはもちろんのこと毛でもダメなので辛いんですよ.°(ಗдಗ。)°.
田中 凪
動物アレルギーとか辛そう(´・ω・`)
奈良公園の鹿は友達が被害に遭ってたなwwわては色々と対処法知ってたから被害なしだった( ー`дー´)キリッ