妹はこの世界でただ一人の味方
バレンタイン
2/14
バレンタインの日だ。世の男達はチョコが貰えるか貰えないかで勝ち組と負け組が決まると言っても過言ではないほど重要な日だ。
そんな日なのだが俺は特に気にしてはいない。
何故かって? モテない悲しい男達に、そして興味を持った女子達に教えてやろう。
俺には妹がいる!
大事なことだ。もう一度言おう。
俺には妹がいる!
だからどうしただと?分かってないな。妹、そして幼馴染のどちらかがいる人は分かってくれるだろう。そう。彼女らは毎年友チョコ又は義理チョコをくれるのだ。
ふっ・・・いない人でも希望は無くすなよ。もしかしたら虚空の彼方にしかない希望が叶うかもしれない。もし叶わなかったやつはコンビニでポッ◯ーでも食ってろやぁぁぁぁぁぁ!
そう学が思ってたのがつい1時間前。今はマンションの一室で膝を抱えながら青い空を見上げてる。視界の隅にはコンビニで買ってきたポッ◯ーがある。
負け組はこれでも食えばいいのか・・・。
早い話学も結衣から貰えなかったのだ。結衣は今学校に行っていて学は仕事をする気にもなれなく(今日は元々仕事は入ってなかった)ただボッーっとしてた。
「そうだ。結衣の学校行こう。」
俯いていた顔を上げるといきなりそのようなことを言い出した。誰かがいたら止めるだろうが、残念なことにここには誰もおらずチョコを貰えなかったという理由なだけで妹の学校に侵入する頭のネジが外れた人はそうそういないだろう。
「いやいやいや・・・侵入でもしたら結衣迷惑がかかってしまうだろうが。アホか。はぁぁぁぁぁ・・・ポッ◯ー食べるか・・・。」
以外にも踏みとどまった学は1人寂しくポッ◯ーを食べるのだった。その味はいつも以上に甘かったらしい。
その頃結衣の学校では
あっ・・・朝チョコ渡すの忘れてました。どうしましょう・・・。
などと考えているせいか、その周りにはいつも以上に男子の数が多いことに気づいていなかった。それどころか話しかけられてても無言を貫くという完全な無愛想感を出していた。
クソ・・・リア充爆発しろ。
そんなありきたりの事を考えていたのは他でもない学だった。家の中にいると寂しく、切ない気持ちになるのでショッピングモールに来たのだが、一面バレンタインの事でいっぱいだったため逆効果だったのはいうまでもない。
家には『帰りが遅くなるから出前でもとってていいよ』という置き手紙も残しておいた。これで夜遅く帰っても心配させることはないだろう。
久しぶりにゲーセンでも行くか。
学はその後家に帰るまで太◯の達人をしまくっていたらしい。
学校から帰った結衣
置き手紙ですか。・・・ちょうどいいですね。この間にチョコを作っておきましょう。コンビニで買ったポッ◯ーはチョコが溶けちゃってたので良かったです。門限は19:00なのでそれ以降になるんでしょうか?こういう時に携帯電話がないと不便ですね。
まあ早く作る分には問題ないでしょう。材料は・・・さすが料理の上手い人はなんでもおいてありますね。
チョコレートケーキの作り方を調べますか・・・。
「ただいま。」
夜の8時。学が帰ると目の前には悲惨な光景が広がっていた。ガラスのコップが割れ、その破片がいたるところに落ちていた。そして消化剤もいたるところについていた。
そして何より結衣がいなかった。その事に気がついた学は警察に電話しようとし、それと同時に結衣が手提げ袋を持って玄関から入ってきた。
結衣は学を見て一瞬硬直したが、すぐ学に謝った。
「ごめんなさい・・・。」
いまいち事情が飲み込めない学は精一杯頭をフル回転させていた。
謝るってことはこれは結衣がしたんだよな。何をどうしたらこんな事になるんだ?
「とりあえず話を聞こうか。」
コップの破片を避け椅子に座って対面するように話を聞いた。
「・・・で、何をどうしたらこうなるんだ?」
「・・・料理をしていてオーブンで焼いていたんですけど、足元がふらついてしまいテーブルにあたりコップを落としてしまいました・・・。」
やっぱりそこの破片はコップだったか。
「破片については分かった。・・・消化剤は?」
「・・・先ほどオーブンで焼いたと言いましたが、設定温度を間違えてしまい・・・。」
なるほど。燃えたのか。燃えるほど強くするってどんな温度なんだよ。
まあ無事で何よりだな。と学が言う前に結衣が言ったことで学はその言葉を引っ込めた。
「・・・本当にごめんなさい。大事なキッチンをこんなにしてしまって・・・。」
その言葉を聞いた瞬間学は立ち上がり結衣の方へ歩き出した。途中ガラスの破片を踏んで足から血が出ていた。
「あっ・・・血が・・・。」
しかし本人は御構い無しに踏み、結衣の横まできてテーブルを叩いて叫んだ。
「違うだろ!」
破片を踏んで血が出ているのと、いきなり怒鳴られて結衣は困惑していた。
「あ・・・え・・・?」
「自分をもっと大切にしろ! キッチンなんかより結衣の方が大事に決まってるだろ!・・・はぁぁぁぁ。柄にもない怒り方したな。悪い。絆創膏とってくるから。」
「あ・・・はい・・・。」
学が絆創膏を取りに行っている間結衣は破片を片付けていた。しかしその最中に手を切ってしまい、少し慌てた。
今絆創膏を取りに行ったら鉢合わせになってしまいますね・・・。・・・気づかなかったと言うのが一番無難ですかね・・・。
そのまま気がつかないふりをしていると学が一度結衣の方へ来た。が、すぐにまたどこかへ行った。10秒ほどすると再び戻ってきて強引に結衣の手を掴んで立ち上がらせた。
困惑した結衣だったがそのまま学に任せておくと手を取って絆創膏を貼られた。
「・・・ありがとうございます。」
絆創膏の紙を捨てるために学は結衣に背を向けていたが、その言葉を聞き結衣を見た。そして誰が聞いていても怒ってるような声で言った。
「さっき俺が怒ったこと分かってるのか?」
それだけ言うとゴミを捨てにまた背を向けた。ゴミを捨てると消化剤の掃除に取り掛かった。
その後2人は一切の言葉を発することなく各自の部屋に戻りベッドに入った。
寝ていると体が揺すられているのに気がついた。
目を瞑りながら考えたが、結衣しかいない。泥棒とかだったら起こす必要性もないし。ていうか怒りすぎちゃって嫌われてないか心配なんだけど・・・。慣れないことはするもんじゃないな。
学は少しためらいながらも起き上がった。いつも結衣は制服に着替えてから部屋を出るため、パジャマ姿の結衣は新鮮だった。
「・・・夜遅くごめんなさい。」
「・・・どうしたんだ。」
「・・・本当は帰って渡そうと思ったんですけど・・・これ。まだ2月14日なので一応・・・。」
そう言って結衣はクッキーを学に手渡した。綺麗にラッピングされた袋の中にデコレーションされたクッキーが数枚入っていた。
「ありがとう・・・。」
「いえ・・・それでは私はこれで・・・。」
そう言って結衣は部屋を出てった。 出ていくのを見ると学はすぐにラッピングを外し食べ始めた。クッキーはチョコ味であった。
「美味しいな・・・。・・・まてよ。キッチンが使えないならこれどこで作ったんだ?」
疑問が浮かんだ学だったがチョコを貰えたという勝ち組の雰囲気を味わうため今は頭の隅に置いた。
翌朝
「おはよう。」
「おはようございます。」
昨日の掃除のおかげでなんとか使えるようになったキッチンで今は朝食を作っている。
あの後考えてみると結衣が外から帰ってきたときにはもうクッキーが作られていたと思われる。なら一番交流がありそうな隣のおばさんだという結論に達した。
朝食を取り終え結衣が学校に行き、家事を終わらせた後学も出かけショッピングモールに向かった。そこで和菓子を買うと隣のおばさんを訪ねた。
インターホンを鳴らすとすぐに出てきてくれた。
「あ、こんにちは。」
「あら。久しぶりね〜。元気にしてた?」
「はい。おかげさまで。」
「あ、そうだ。上がって上がって。」
「失礼します。」
隣のおばさんに上がらせてもらうと学は買ってきた和菓子をあげた。
その和菓子とお茶を出してもらい話をした。
「実は昨日の夜なんですが結衣が来ませんでしたか?」
「結衣ちゃんね。来たわよ。今にも泣きそうな顔をしながらキッチンを貸してくれと頼みこんで来て・・・とっても可愛かったわ。」
孫を見るように優しい目で学を見据えていると言葉を続けた。
「いつもお世話になっているのに何にもできないのは嫌だ。なんて言って・・・幸せ者ね。」
「そうですか・・・ありがとうございます。」
その後はたわいもない話をした。気がつくとお昼を回っていたためお暇することにした。
帰り際にお隣さんは学に一言だけ言葉をかけた。
「結衣ちゃんはねきっとお兄ちゃんのことが大好きなのよ。だから行動が裏目に出ちゃうこともあるかもしれないわ。だけど長い目で見てあげてね。」
「もちろんです。色々とありがとうございました。」
学は家に戻ると気持ちを整理し、昨日怒ったことをやり過ぎたと反省し、ホワイトデーに何を返そうか今から考えるのであった。
--------------------------------------------
以下作者のコメント
最初に書いた妹、幼馴染は僕の勝手な偏見です。あまり本気にしないでください。
今日はバレンタイン。「学校で友達から今日はなんの日?」と聞かれたとき「ゲームのバレンタイン周回部」と答えたら驚かれました。はっきり言ってチョコとか忘れてました。
家族からビッ◯リマン貰えました。喜んでいいのか際どいところですね。
気づいてはいると思いますが、地球の頃の話です。一応言っておきました。
それでは皆さん。ハッピーバレンタイン!
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バレンタインの日だ。世の男達はチョコが貰えるか貰えないかで勝ち組と負け組が決まると言っても過言ではないほど重要な日だ。
そんな日なのだが俺は特に気にしてはいない。
何故かって? モテない悲しい男達に、そして興味を持った女子達に教えてやろう。
俺には妹がいる!
大事なことだ。もう一度言おう。
俺には妹がいる!
だからどうしただと?分かってないな。妹、そして幼馴染のどちらかがいる人は分かってくれるだろう。そう。彼女らは毎年友チョコ又は義理チョコをくれるのだ。
ふっ・・・いない人でも希望は無くすなよ。もしかしたら虚空の彼方にしかない希望が叶うかもしれない。もし叶わなかったやつはコンビニでポッ◯ーでも食ってろやぁぁぁぁぁぁ!
そう学が思ってたのがつい1時間前。今はマンションの一室で膝を抱えながら青い空を見上げてる。視界の隅にはコンビニで買ってきたポッ◯ーがある。
負け組はこれでも食えばいいのか・・・。
早い話学も結衣から貰えなかったのだ。結衣は今学校に行っていて学は仕事をする気にもなれなく(今日は元々仕事は入ってなかった)ただボッーっとしてた。
「そうだ。結衣の学校行こう。」
俯いていた顔を上げるといきなりそのようなことを言い出した。誰かがいたら止めるだろうが、残念なことにここには誰もおらずチョコを貰えなかったという理由なだけで妹の学校に侵入する頭のネジが外れた人はそうそういないだろう。
「いやいやいや・・・侵入でもしたら結衣迷惑がかかってしまうだろうが。アホか。はぁぁぁぁぁ・・・ポッ◯ー食べるか・・・。」
以外にも踏みとどまった学は1人寂しくポッ◯ーを食べるのだった。その味はいつも以上に甘かったらしい。
その頃結衣の学校では
あっ・・・朝チョコ渡すの忘れてました。どうしましょう・・・。
などと考えているせいか、その周りにはいつも以上に男子の数が多いことに気づいていなかった。それどころか話しかけられてても無言を貫くという完全な無愛想感を出していた。
クソ・・・リア充爆発しろ。
そんなありきたりの事を考えていたのは他でもない学だった。家の中にいると寂しく、切ない気持ちになるのでショッピングモールに来たのだが、一面バレンタインの事でいっぱいだったため逆効果だったのはいうまでもない。
家には『帰りが遅くなるから出前でもとってていいよ』という置き手紙も残しておいた。これで夜遅く帰っても心配させることはないだろう。
久しぶりにゲーセンでも行くか。
学はその後家に帰るまで太◯の達人をしまくっていたらしい。
学校から帰った結衣
置き手紙ですか。・・・ちょうどいいですね。この間にチョコを作っておきましょう。コンビニで買ったポッ◯ーはチョコが溶けちゃってたので良かったです。門限は19:00なのでそれ以降になるんでしょうか?こういう時に携帯電話がないと不便ですね。
まあ早く作る分には問題ないでしょう。材料は・・・さすが料理の上手い人はなんでもおいてありますね。
チョコレートケーキの作り方を調べますか・・・。
「ただいま。」
夜の8時。学が帰ると目の前には悲惨な光景が広がっていた。ガラスのコップが割れ、その破片がいたるところに落ちていた。そして消化剤もいたるところについていた。
そして何より結衣がいなかった。その事に気がついた学は警察に電話しようとし、それと同時に結衣が手提げ袋を持って玄関から入ってきた。
結衣は学を見て一瞬硬直したが、すぐ学に謝った。
「ごめんなさい・・・。」
いまいち事情が飲み込めない学は精一杯頭をフル回転させていた。
謝るってことはこれは結衣がしたんだよな。何をどうしたらこんな事になるんだ?
「とりあえず話を聞こうか。」
コップの破片を避け椅子に座って対面するように話を聞いた。
「・・・で、何をどうしたらこうなるんだ?」
「・・・料理をしていてオーブンで焼いていたんですけど、足元がふらついてしまいテーブルにあたりコップを落としてしまいました・・・。」
やっぱりそこの破片はコップだったか。
「破片については分かった。・・・消化剤は?」
「・・・先ほどオーブンで焼いたと言いましたが、設定温度を間違えてしまい・・・。」
なるほど。燃えたのか。燃えるほど強くするってどんな温度なんだよ。
まあ無事で何よりだな。と学が言う前に結衣が言ったことで学はその言葉を引っ込めた。
「・・・本当にごめんなさい。大事なキッチンをこんなにしてしまって・・・。」
その言葉を聞いた瞬間学は立ち上がり結衣の方へ歩き出した。途中ガラスの破片を踏んで足から血が出ていた。
「あっ・・・血が・・・。」
しかし本人は御構い無しに踏み、結衣の横まできてテーブルを叩いて叫んだ。
「違うだろ!」
破片を踏んで血が出ているのと、いきなり怒鳴られて結衣は困惑していた。
「あ・・・え・・・?」
「自分をもっと大切にしろ! キッチンなんかより結衣の方が大事に決まってるだろ!・・・はぁぁぁぁ。柄にもない怒り方したな。悪い。絆創膏とってくるから。」
「あ・・・はい・・・。」
学が絆創膏を取りに行っている間結衣は破片を片付けていた。しかしその最中に手を切ってしまい、少し慌てた。
今絆創膏を取りに行ったら鉢合わせになってしまいますね・・・。・・・気づかなかったと言うのが一番無難ですかね・・・。
そのまま気がつかないふりをしていると学が一度結衣の方へ来た。が、すぐにまたどこかへ行った。10秒ほどすると再び戻ってきて強引に結衣の手を掴んで立ち上がらせた。
困惑した結衣だったがそのまま学に任せておくと手を取って絆創膏を貼られた。
「・・・ありがとうございます。」
絆創膏の紙を捨てるために学は結衣に背を向けていたが、その言葉を聞き結衣を見た。そして誰が聞いていても怒ってるような声で言った。
「さっき俺が怒ったこと分かってるのか?」
それだけ言うとゴミを捨てにまた背を向けた。ゴミを捨てると消化剤の掃除に取り掛かった。
その後2人は一切の言葉を発することなく各自の部屋に戻りベッドに入った。
寝ていると体が揺すられているのに気がついた。
目を瞑りながら考えたが、結衣しかいない。泥棒とかだったら起こす必要性もないし。ていうか怒りすぎちゃって嫌われてないか心配なんだけど・・・。慣れないことはするもんじゃないな。
学は少しためらいながらも起き上がった。いつも結衣は制服に着替えてから部屋を出るため、パジャマ姿の結衣は新鮮だった。
「・・・夜遅くごめんなさい。」
「・・・どうしたんだ。」
「・・・本当は帰って渡そうと思ったんですけど・・・これ。まだ2月14日なので一応・・・。」
そう言って結衣はクッキーを学に手渡した。綺麗にラッピングされた袋の中にデコレーションされたクッキーが数枚入っていた。
「ありがとう・・・。」
「いえ・・・それでは私はこれで・・・。」
そう言って結衣は部屋を出てった。 出ていくのを見ると学はすぐにラッピングを外し食べ始めた。クッキーはチョコ味であった。
「美味しいな・・・。・・・まてよ。キッチンが使えないならこれどこで作ったんだ?」
疑問が浮かんだ学だったがチョコを貰えたという勝ち組の雰囲気を味わうため今は頭の隅に置いた。
翌朝
「おはよう。」
「おはようございます。」
昨日の掃除のおかげでなんとか使えるようになったキッチンで今は朝食を作っている。
あの後考えてみると結衣が外から帰ってきたときにはもうクッキーが作られていたと思われる。なら一番交流がありそうな隣のおばさんだという結論に達した。
朝食を取り終え結衣が学校に行き、家事を終わらせた後学も出かけショッピングモールに向かった。そこで和菓子を買うと隣のおばさんを訪ねた。
インターホンを鳴らすとすぐに出てきてくれた。
「あ、こんにちは。」
「あら。久しぶりね〜。元気にしてた?」
「はい。おかげさまで。」
「あ、そうだ。上がって上がって。」
「失礼します。」
隣のおばさんに上がらせてもらうと学は買ってきた和菓子をあげた。
その和菓子とお茶を出してもらい話をした。
「実は昨日の夜なんですが結衣が来ませんでしたか?」
「結衣ちゃんね。来たわよ。今にも泣きそうな顔をしながらキッチンを貸してくれと頼みこんで来て・・・とっても可愛かったわ。」
孫を見るように優しい目で学を見据えていると言葉を続けた。
「いつもお世話になっているのに何にもできないのは嫌だ。なんて言って・・・幸せ者ね。」
「そうですか・・・ありがとうございます。」
その後はたわいもない話をした。気がつくとお昼を回っていたためお暇することにした。
帰り際にお隣さんは学に一言だけ言葉をかけた。
「結衣ちゃんはねきっとお兄ちゃんのことが大好きなのよ。だから行動が裏目に出ちゃうこともあるかもしれないわ。だけど長い目で見てあげてね。」
「もちろんです。色々とありがとうございました。」
学は家に戻ると気持ちを整理し、昨日怒ったことをやり過ぎたと反省し、ホワイトデーに何を返そうか今から考えるのであった。
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以下作者のコメント
最初に書いた妹、幼馴染は僕の勝手な偏見です。あまり本気にしないでください。
今日はバレンタイン。「学校で友達から今日はなんの日?」と聞かれたとき「ゲームのバレンタイン周回部」と答えたら驚かれました。はっきり言ってチョコとか忘れてました。
家族からビッ◯リマン貰えました。喜んでいいのか際どいところですね。
気づいてはいると思いますが、地球の頃の話です。一応言っておきました。
それでは皆さん。ハッピーバレンタイン!
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コメント
さらだ
楽しめればみんなリア充だ!
ちょっと二次元が好きです
バレンタイン、クリスマス、ハロウィンはリア充だけのイベントだ←非リア充
さらだ
ボンッ←リア充が爆発した音
sei
バレンタインなら教会に行けば良いじゃない(現実逃避)
リア充は死ね...
さらだ
そとても素晴らしいと思います。苦手なチョコを食べてお返しもしっかりするなんて優しい人なんですね。