最強の超能力者は異世界で冒険者になる

低血圧魔王

ミツキ は しんでしまった ▽

「ボク……死んだの?」
目の前の男に聞く。

「正確には僕の弟、新人の神が死者の魂と君の魂を間違えちゃったんだよね……」

「ほう……それで?」

「え?…怒らないの?」


「だってもう起きた事はどうしようもないだろ?
それに悪いのはお前の弟であってお前じゃないし。」

その言葉に男は涙ぐむ。

「ありがとう!そんな事言ってくれたの君だけだよ!
君、名前は!?」

ボクはその勢いに押されて答える。

「宗座祢 満月だけど……」

「満月、そうか満月か…」

「それで?あんたの名前は?」

「え!? 僕の名前聞いてくれるの!!」

「お、おう。」

何故か凄い反応をして男が言う。

「僕の名前はソルリア。満月の世界の神王だよ。」

「そうか。じゃあソルって呼んで良i「勿論!!!」」

………………

「要するにボクを呼んだのは謝るためなんだな。」

「うん。
最初はそれだけだったんだけど……」

「何だ?」

「満月は優しいから僕の管理している異世界にそのまま転移させてあげようと思って!」

「! 良いのか?」

「うん! あのね、そこは魔法のある世界なの。」

「その世界で超能力は使えるか?」

「勿論 使えるよ!」

「成る程。じゃあ行く前に準備をしてもいいか?」

「良いよ!!」

そして選んだ持ち物がこちら。



・愛用ナイフ 2本

 学生鞄
〈中身〉
・大学ノート 5冊
・筆箱
  シャーペン 3本
  三色ボールペン 1本
  水性ペン(黒) 2本
  油性ペン(黒) 2本
  消しゴム 2個
・携帯食料 30個
・水筒(お茶入り)
・携帯電話
・ベッドホン 2個




「ソル、異世界で携帯使えるように出来るか?」

「もうやっておいたよ!」
そう言ってボクの携帯を手渡される。

「僕から伝えたい事がある時はメールするからね!」

「分かった。」

「それじゃあ良い異世界ライフを!!」

ソルがそういうとボクは意識を失った。

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