天才と煩悩

auz赤葦

進化をやめた天才-はじまりのとき④

3ヶ月前

ある人から連絡が入った。事件から1ヶ月。特殊急襲部隊の鮫島賢治(さめじまけんじ)という人からだった。なんとか入隊試験を受けさせてくれる、との事だった。ただし条件付きで。条件はこうだ。再建手術とリハビリを3ヶ月で終了させること、その合間を縫ってマニュアルを完全に覚えることだった。再建手術とリハビリは気持ちでなんとかなる。だがマニュアルの方は自信がなかった。勉強系は苦手だった。しかし、あのときのようことを繰り返したくない俺には容易いことだった。

手術は無事に成功した。リハビリも努力した。リハビリを終えたのは2ヶ月後のこと。入隊試験を1ヶ月前にした時にしたことはスポーツの感覚を取り戻す事だった。マニュアルはすべて丸暗記を終えたところだったので時間はたっぷりあった。特殊急襲部隊に必要と思うスポーツは、空手、水泳、体操、ロッククライム、だった。感覚は順調に取り戻していた。・・・

はじまりのとき~完~


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量が少なくなってしまいました。
今回は2話更新なのでぜひ続きを読んでください。

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