十二支vs十二星座
馬に蹴られてしまえ死んじまえ
馬面の男は興奮した様子でサジタリウスに向かってこう言った。
「ウゥッマッマッママママアー。おんまえの様などんこの馬の骨とも知れん奴に愛しき兎様をやらせはせん。おではこの戦いでMVPに輝き、兎ざんに2018回目のプロポーズをするだ。さらに、今回は兎ざんには最後までおでの勇姿を見てもれえ、おでに惚れさせた上で告白すると言う二段構えだ。」
馬面の男は鼻息をフンフン言わせながらこう言った。
「そんの計画の為に。おでの邪魔をする奴は蹴り殺してやるど。」
この田舎のお爺さんの様な格好して、百姓みたいな口調で大声で叫んでいるブサイクな馬面の男こそ十二支番付7番馬の戦士宇摩 馬尾である。
この男実力は確かだか極度のストーカーであり、毎年プロポーズしては振られるのが、大会の名物になるほどである。この男のタチの悪さはなんと言ってもその空間把握能力を活かした分析力である。兎の声や匂い、足跡や癖まで全てを把握して、すぐに居場所を把握し、さらに、十二支屈指のスピードでどんなに離れていてもすぐに駆けつける恐るべきストーカーである。
さらには、メンタル面においても何千年断られようが決して挫けないまさに鋼のメンタルの持ち主でもある。
彼の真の実力は兎が関わらなければ発揮されない為今の番付となっている。しかし、ひとたび兎が関われば彼は十二支一強い実力者に早変わりするのである。実質、兎と組んだ彼は負けなしである。しかし、それが弱点でもある。兎の事となると我を忘れてしまうため。簡単に騙される利用されてしまうのだ。
そんな彼の事を神々はこう呼ぶ愛の狂戦士と。
その頃、会場では十二星座の中でも無敗を誇っていた歴戦の勇者射手座のサジタリウスが敗れたという衝撃の展開に会場中がどよめいていた。
東洋側の神大黒天はこの状況を予想していた様で得意げに解説を始めた。
「見てください。この馬の勇姿を。愛する者の為に命をかけて戦うその姿を。まさに、愛の力で強敵サジタリウスを撃破しました。西洋側のヘルメスさんこれで西洋側はさらに人数が減り、厳しい展開となりましたが、今後、どの様な展開になると思われますか。」
ヘルメスは自身が所属している西洋側が追い詰められているのにもかかわらず、全く焦りを見せず、むしろ勝利を確信しているかの様な顔でこう言った。
「まだまだ、これからですよ。十二星座にはまだまだ強い戦士が残っていますよ。むしろ、今まで、やられたメンバーは十二支の様に番付をつけるなら、全員10位以下の弱い奴らばかりですよ。」
ヘルメスは急に呆れ顔になり、大黒天にこう言った。
「そんな事より、大黒天さん。あなたにはあれが純愛に見えるのですか?私にはどう贔屓目にみても悪質なストーカーにしか見えません。東洋側はあんなストーカーを野放しにして何を考えてるんですか。」
大黒天はドヤ顔でこう言った。
「ヘルメスさん。神の恋愛に口を出して邪魔すると馬に蹴られてしまいますよ。
それに、素晴らしい事じゃないですか。一柱の神の為にあそこまで必死になって何度断られても諦めず付いていくなんてなかなかできる事じゃありますせんよ。ただ、愛が一方通行なだけじゃないですか何が問題だって言うんですか。ヘルメスさん。」
ヘルメスは呆れ顔でキレながらこう言った。
「世間ではそう言うのをストーカーって言って犯罪なんですよ。全くこれだから東洋は。わかり会えないわけてすよ。」
ヘルメスは真面目な顔でこう言った。
「まあ、いいでしょう。あの者達の愛が本物かどうかは乙女座の戦士が決めてくれるでしょうから」
「ウゥッマッマッママママアー。おんまえの様などんこの馬の骨とも知れん奴に愛しき兎様をやらせはせん。おではこの戦いでMVPに輝き、兎ざんに2018回目のプロポーズをするだ。さらに、今回は兎ざんには最後までおでの勇姿を見てもれえ、おでに惚れさせた上で告白すると言う二段構えだ。」
馬面の男は鼻息をフンフン言わせながらこう言った。
「そんの計画の為に。おでの邪魔をする奴は蹴り殺してやるど。」
この田舎のお爺さんの様な格好して、百姓みたいな口調で大声で叫んでいるブサイクな馬面の男こそ十二支番付7番馬の戦士宇摩 馬尾である。
この男実力は確かだか極度のストーカーであり、毎年プロポーズしては振られるのが、大会の名物になるほどである。この男のタチの悪さはなんと言ってもその空間把握能力を活かした分析力である。兎の声や匂い、足跡や癖まで全てを把握して、すぐに居場所を把握し、さらに、十二支屈指のスピードでどんなに離れていてもすぐに駆けつける恐るべきストーカーである。
さらには、メンタル面においても何千年断られようが決して挫けないまさに鋼のメンタルの持ち主でもある。
彼の真の実力は兎が関わらなければ発揮されない為今の番付となっている。しかし、ひとたび兎が関われば彼は十二支一強い実力者に早変わりするのである。実質、兎と組んだ彼は負けなしである。しかし、それが弱点でもある。兎の事となると我を忘れてしまうため。簡単に騙される利用されてしまうのだ。
そんな彼の事を神々はこう呼ぶ愛の狂戦士と。
その頃、会場では十二星座の中でも無敗を誇っていた歴戦の勇者射手座のサジタリウスが敗れたという衝撃の展開に会場中がどよめいていた。
東洋側の神大黒天はこの状況を予想していた様で得意げに解説を始めた。
「見てください。この馬の勇姿を。愛する者の為に命をかけて戦うその姿を。まさに、愛の力で強敵サジタリウスを撃破しました。西洋側のヘルメスさんこれで西洋側はさらに人数が減り、厳しい展開となりましたが、今後、どの様な展開になると思われますか。」
ヘルメスは自身が所属している西洋側が追い詰められているのにもかかわらず、全く焦りを見せず、むしろ勝利を確信しているかの様な顔でこう言った。
「まだまだ、これからですよ。十二星座にはまだまだ強い戦士が残っていますよ。むしろ、今まで、やられたメンバーは十二支の様に番付をつけるなら、全員10位以下の弱い奴らばかりですよ。」
ヘルメスは急に呆れ顔になり、大黒天にこう言った。
「そんな事より、大黒天さん。あなたにはあれが純愛に見えるのですか?私にはどう贔屓目にみても悪質なストーカーにしか見えません。東洋側はあんなストーカーを野放しにして何を考えてるんですか。」
大黒天はドヤ顔でこう言った。
「ヘルメスさん。神の恋愛に口を出して邪魔すると馬に蹴られてしまいますよ。
それに、素晴らしい事じゃないですか。一柱の神の為にあそこまで必死になって何度断られても諦めず付いていくなんてなかなかできる事じゃありますせんよ。ただ、愛が一方通行なだけじゃないですか何が問題だって言うんですか。ヘルメスさん。」
ヘルメスは呆れ顔でキレながらこう言った。
「世間ではそう言うのをストーカーって言って犯罪なんですよ。全くこれだから東洋は。わかり会えないわけてすよ。」
ヘルメスは真面目な顔でこう言った。
「まあ、いいでしょう。あの者達の愛が本物かどうかは乙女座の戦士が決めてくれるでしょうから」
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