faith

無木 祐陽

26

〔あの心掌さん
影虎さんからです1人はもう
もう一人は誰かに頼みたいって言ってます〕

❮うんうんそうか 、分かったよ
   いいよって伝えてあげて❯

「誰が代わりに行くんです?
     影虎が無理だと言ってるんでしょう」

❮違う違う2人のうち1人が影虎を
追い詰めた程の実力者だって事でしょ
  2人目に紹介するには時間的に無理だからと言う事だよね
 そうじゃなかったら僕にこんな事言わないはずだ❯

〔代打は俺達が行きますか?〕

❮いや、融通どの子か分かるかい?❯

「皇城 雅  (こうじょう みやび) 本條 陽透(ほんじょう ひずみ)の2人なら
皇城の方に影虎さんなら行ったんでしょう」

❮だよね、なら花天・落那仕事だよ
  危ないと判断したら漢駄出ていくんだよ❯

<仕事だーやった〜>

《はしゃぐなミスが増えるだろ》

[え?なんで僕なんですか?
     いや、能力的に万能かも知れませんが
必勝じゃ]

「それを言ったらみんなそうでしょ」

〔そうですね、ちゃんと聞いてるのでやばかったら言ってください〕

❮紙花君は適当に慣れてきてもらいなさいな❯

話が雑過ぎるのは強いせいなのか?
その場で何とかするみたいな感じなのか
僕は不安で仕方ないんだけどなぁー
まずはこれから慣れなければならないのか
順応力、溶け込み、自然にその場に居ようとするのは日本人の性なのかなとか思ってたんだが
ここにいる人たちは溶け込めていたのだろうか
不思議で仕方ないな

❮さぁ〜皆頑張ってね❯

嫌な頑張ってねを、初めて聞いた
この人からは嫌悪感を凄く感じる
1人ずつではなく
グループで
無言で退出していく
その光景を何故かとてつもなく違和感なく受け入れられるのは
この人のせいなのだろう

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