faith

無木 祐陽

10

トレーニングルーム

なんか広いスペースに
ゴチャゴチャと色々ありますね

壊れているものなどを見るとあんなものどう潰せばそうなるのか全く予想出来ないが凄い

「じゃ、能力使ってみろよ」

ため息を付きながら
「アンタホントにバカだね
使い方は人それぞれでなにが条件なのか
調べなきゃ
とりあえず調べましょ
スキャンするから
服を脱ぎなさい紙花君」

「え?ここで?見られながら? 
      嫌なんですが、せめて下着は着ていて良いですか?」

少し顔を赤くしながら
「あっごめんなさいね
下着は着ていて大丈夫よ
あとここではない別の部屋に行くから少し着いておいで」
と手招きされて
犬の様に付いていくと

トレーニングルームの1角に異様に厳重に守られている部屋が
指紋、声紋、目、合言葉に全身スキャンと
なかなかに面倒くさそうな部屋があった

紙花君にはまずはスキャンをしなきゃダメだから
この部屋の入る為の登録から

融通さんと同じ手順を踏み
登録完了とよし
「入ってちょうだい
雨森は見張っていてちょうだい」

スキャンする為にこの部屋に
綺麗な人と2人きりとは
余計に恥ずかしい
病院で身体の中を見る機械
なんて名前か忘れたけど
それに似た機械と台があり

「それに寝てくれる」  
冷静な口調で言われると
ドキッとしてしまったが
言うとうりに
下着姿で寝転び
待っていたら

スピーカーから
そのまま動かず
寝ていて
今からスキャンするわ

微動だにせずに台の上で寝ながら
もし、能力があったとして
どうしたら?
無ければどうなるのだろう
と考えていたら

「終わったわ服を着てその部屋から出て頂戴」

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