faith

無木 祐陽

9

突然パチンと音がしてびっくりした時
さて、紙花君には
このFaith事こを説明しなくてはね
融通さん、お願いしますよ
ハァーと小さくため息をして
僕の前に立ち、顔を見てきた
スラット細い脚にデニムパンツが良く似合い
カッターシャツをキチッと着こなし
メガネが真面目さを引き立たせ
全体的に白くお堅い人なのが分かる
綺麗な顔立ちの人に見つめられ
ましてや年上の女性は(いや女性そもそもが)
苦手なので何とも目を見れない
がそんな事は、知ったことではない

融通さんが淡々と説明している
(Faith)とは何でも屋である事
学校などの運営までしている事
ただし、メンバーの加入条件が
「反則級」能力者である事、敵対しない者、
etc..
正直訳が分からず
「あの、僕は能力なんて持っていませんが?」
だってただの中学生だし

「いえいえ、しっかり発現してるはずですよ

と真面目な顔で言う
「あの薬は飲んだのでしょ
          なら、そろそろ発現するはずよ」
ハァと適当な返事に
先生は試してみるかい?
トレーニングルームに連れて行ってやりなさい雨森

「え?俺ですか?
まぁいいですけど
手紙はいいんすかね?」

「いいよ、どうせあいつの事だ
      いつ行っても、笑ってるだろうよ」

それならいいすっけど

「融通お前もついて行きなさい
何かあれば私の所においで
      分かったかい?」

「了解です」
軽く会釈して
では行こうかと腕を取られた

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