faith

無木 祐陽

4

〜〜〜本部〜〜〜


女の人がこちらを見てる
音叉が礼をして
「只今帰りました」

女性は
 「あぁ音叉、伸銅、おかえり」

「おい!お前ら何してんだ!」
なんかオラオラ系のてか、オラオラした方が
こっちに歩いてきてる
昔のヤンキーかよ

「落那(くらな)さん  うるさいですよ」

話に割って入るようにしながら
「この子連れてきたよ 融通さん」
ヘラヘラしてない伸銅さんだ
偉い人なのかな?

あの女性は融通と言うのか
覚えておこう
「そう、よかった
           死ななくて、発現はしたの?」

「いえ、耐性はあるみたいで、いつ発現するかはわからないので」

「そうなの
それではとりあえず部屋に」

「了解です」


「伸銅!
流石によ俺を無視するなよ
    消すぞ   
    おい!」
喧嘩腰に睨みつけ
如何にもってな感じな人だ

「黙ってなよ落那
        お前じゃ僕には勝てないよバーカー」
僕と会った時のように飄々(ひょうひょう)と腹立たしいように
まるで誘ってるように
喋るのがこの人なのだろう

ハァー
深いため息と共に苛立ちの声で
「あんた達いい加減にしな
          怒るよ?
音叉その子早く部屋に」


「紙花君よ、起きてんだろ   行くぞ」
なんで分かったんだ
寝てるフリでも誰も気付いてなかったのに
「気づいてたんですか?音叉さん」

「まぁな、これが俺の能力だからな」 
なるほど
やはり能力者、今朝のアレも音叉さんか

「僕にもそうゆう力が?」

「わからん、俺らは下っ端だからな
可能性が高いから連れて来いって言われたんだよ」

こんな人達が下っ端なのか
「とりあえず、検査だから黙ってな」



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