faith

無木 祐陽

1

色々な人々が居る
だから、馬鹿みたいな能力を実験してみよう

適性は見て、確認してみますね
スーツ姿の男2人
背が高く強面がそう言った
もう1人は背が低くく童顔
なんとも異色ではある2人のペアが少年の元へ

【英雄は、劇的でなければならない事はない
故に、劇的であっても、英雄にはなれない事もある】


童顔はヘラヘラ笑いながら
「さて、行きますか」
あんなに変な子よく見つけたよね心掌さんは
強面は無表情に
「そうですね」

高等学校前の公園で不思議な2人が並んで見ている
少年
通報されないか心配になるくらいの不自然さである 

見つめられている少年を、少し語ろう
その少年は日常を嫌い、非日常を愛した
厨二病である
大人になってから黒歴史になってしまうやつである
非常に残念な奴である


午後5時学校が終わり帰宅途中の少年に
童顔が

「少年、道を聞いてもいいかな?」

「はい?あっ大丈夫ですよ」

「少年、名前を聞きてもいいかい?」

首を傾げるながら少年は答える

「紙花(カミバナ)と言います」

「そうか
君が紙花君だね
さようなら、にわ
ならないでね
来世で会えたら、楽しいね」

笑顔の外れない童顔は
顔とは違う冷え切った目と声で笑う

紙花は逃げる選択を精髄反射のようにまるで動物のように選択した

しかし絶望した、理解したのだ
一本道であることを
故に、走りに自信がなければ逃げ切る事は出来ない
 ただ、選択肢などなかった
走った走った目一杯、精一杯に
追いかけてきている様子はなかった
後ろを見ると
童顔は指をさして笑っていた
曲がり角だ
視界から外れなければ
ヤバイヤバイヤバイ
これで.........
ドゴン!!!
後ろでものすごい音と共に
「逃げないの?」
目の前に童顔はニコニコ笑顔のままで

「なぜ.........
どうやったんだ人なのか」

「いやいや  人以外何に見える?」

「妖怪とか?...」

「ふははは
おい!妖怪の伸銅さんよ」

「誰が妖怪だ」

おいおい     おかしいだろ
なんで聴こえてる?
なんで聞こえたんだ
この距離だぞ

「その妖怪の仲間の
雨森 音叉(アマモリ   オンサ)だ 一応人間だ    」

「人間の!!!霧山 伸銅(キリヤマ  シンドウ)よろしくね」


「faith」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「現代アクション」の人気作品

コメント

コメントを書く