Murderの血をもった正義

ムササビ

平穏とは

「おはよう〜」
眠そうに親に挨拶をするのが真澄の日常となっている。
母が「おはよう〜」と返したがいつもおはようがいやらしい感じになっているため少し恥ずかしい。母は美人でスタイルもいい、色気もダダ漏れだ。
父親が寝室から出てきた。「おはよう」と野太い声で言った。寝起きとは思えないほどのハッキリとした声だ。父はヒゲは少し濃いめだが、女性からモテるという感じがする、道でいつも誘われているらしい…けど母一筋のため浮気は全くしない。しかし、気になることがある。父は職についておらず定年退職しているというが年齢は38歳である、いくらなんでも定年退職して年金を貰っている。という嘘は中3の私ならもう分かる、なにか隠している。母に聞くと少し動揺してから「ママも知らないの」と答えるが多分嘘をついていると思った。それから両親がいない時間に部屋を調べたら1冊の手帳が出てきた、そこには人の名前と名前の上から赤いバツ印がついているその下には莫大な金額が表示されている。さらに部屋を調べると縄やジャックナイフと凶器が出てきた、私は怖くなった、探究心なんていらないと思った。多分父は殺し屋だと思う。私は自分で言うのもあれだけど頭はよくスポーツ万能である。なので今まで見たものの位置情報はすべて覚えているため元の形に完璧になおし、自分の部屋に上がった。その日は友達と遊ぶ約束をしていたため着替えて外出した。無意識に「知らなきゃよかった」とボソボソ呟いていた。




これをきっかけに真澄の平穏な日常が終止符を打つこととなる。まるで、父が殺し屋ということを知るのを待っていたかのように…

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