先生を好きになった日

ミカド

8話 雄太の寝顔

目を覚ますと、外はもう随分
暗くなっていた。

「雄太!雄太!」

私は雄太を起こした。

「ん〜。あれ。俺寝てた!?」
「寝てたよ」 
「そっか。おはよ」
「おはよ」

雄太の寝起きも凄く可愛い(笑)

「もう、外真っ暗だね(笑)」
「だね(笑)」
「紗季、お風呂入ろっか」
「うん!」

そして、私と雄太はお風呂場へ向かった。

「あ〜。さっぱりしたね!」
「そうだね!」
「紗季、今日どうだった?楽しかった?」
「うん楽しかったよ!」

お風呂から上がると雄太はいきなり
今日のことを聞いてきた。
雄太といれたから楽しかったに
決まってる!

「良かった。俺も楽しかったよ。
紗季といる時が1番楽しい」
「私もだよ」

私は照れながらもそう言った。

「紗季、照れてる?(笑)」
「照れてる...」

雄太は私が照れてることに
気づいていた。

「ほんと紗季は可愛いなぁ」
「うるさい...」

ほんとは嬉しかった。
好きな人に可愛いって言われるのは
凄く嬉しい。

「紗季、可愛い」
「雄太も可愛い!」
「俺は可愛くないよ!」
「可愛いよ」
「どこが?」
「雄太の寝顔!」

ほんとに雄太の寝顔は可愛い(笑)
寝顔だけでも惚れそうなくらい(笑)

「可愛くない!」
「可愛いよ!寝起きも可愛いし!」
「それは紗季もじゃん!」
「私は可愛くない!」
「可愛い!両方可愛いってことで
いいじゃん!」
「そうだね!」

雄太の寝顔と寝起きが可愛いって
言った時、雄太は少し照れていた。
ほんとこうゆう所も可愛い(笑)
雄太から離れられなくなる (笑)

「紗季、寝よ!」
「うん!」
「紗季、おやすみ」
「うん。おやすみ」

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