充実した異世界ライフを送る......はずだったが

ざん

6話 魔物との遭遇。


   「それじゃあ他にもいいですか?」

「構わんよ」

「ではまず、おじいさんの鑑定魔法で俺の獣魔法がどういうのかわかりませんか?あとは、スキル欄にある『???』がどういうことなのか、称号の迷い人って言うのも気になります」

「おぉ、一気にきたな」

「すいません」

「まぁよい。では、一つ目から、それじゃあ視させてもらうよ......」

どうやら視えたらしく、取り出した紙に書いていた。

獣魔法

・獣を召喚できる。ただし、召喚できる獣は自分の魔力以下に限る。
・体の一部だけを獣のようにすることができる。例)腰からしっぽをはやす。手を爪が鋭い獣の手に変える。など...
・五感の一つを10分間高めることができる。使ったあと、10分五感を高められなくなる。

「うん。召喚魔法みたいなところがあるし、魔法が3つ使えるって思えば凄い魔法だね。さすがSSランクだよ」

ここで俺はあることを思い出した。神様からのプレゼント、ステータス。こういうことだったのか、納得納得、神様ありがとー

「スキルについては私も分からん。こういうのを視たのは初めてじゃ」

「そうですか」


「次に称号についてだが、多分異世界から来たってことで迷い人なのじゃろう」

特に意味はないと言うことが分かった。

「ありがとうございます。あっ最後に一ついいですか?」

「どうぞ」

「魔法が発現した、と言っていましたがどうやって分かったんですか?」

「それは、突如頭に思い浮かんでくるんだよ。何々魔法ってね。それで、私と同じ鑑定魔法が現れて、自分のステータスが分かるようになったんだ。ちなみに、それからは、自分の頭の中でステータスと思うと、自然と思い浮かぶんだよ」

「そうなんですか、色々ありがとうございます」

俺は、深くおじきし、礼を言った。

「こらこら、頭を上げてくださいな。こんなこと当然な行いなんだから」

俺もこの人のような心の広い人になろう、と心に誓った。

「こんな話をしてるうちにもうすぐで家に着くよ」

おじいさんは、歳になり冒険者をやめてから、ずっと山奥で暮らしていたと言う。周りに誰もいないなか、よく耐えられるなぁと思った。まぁでも、1000メートル先に町があるので、そこで買い物をしていると言っていた。普段は、畑作業などをしている。

「ん?なんだ?」

突如、500メートル先の方から煙がでた。

「あれは......私の家の方だ」

「え?!」

「急ごう」

「は、はい!」

急いで走り、たどり着いた先には、真っ赤に燃える一つの家があり、畑も荒らされていた。

「おお......なんてことを.........」

これが、おじいさんの家。その場で膝をついたおじいさんを見てられなくなった。

「おいおい、人間じゃねぇか」

「!?」

声に気付き、振り向くと、家の奥から赤いゴブリンみたいなやつと、でかく、2本足で立つトカゲが出てきた。

「魔族......っ」

おじいさんが放った言葉で、敵であることを認識した。

「どういうことだ」

「どういうことって、見りゃわかるだろ燃やしてんだよ」

笑いながらそう言った。
すると、おじいさんが二人?のステータスを渡してくれた。
赤いゴブリンの方は、

・レッドゴブリン   ・魔物
Lv.30
攻撃力:2560
防御力:3400
素早さ:4000
魔力:3000
魔法:炎魔法
スキル:『炎耐性』
称号:『ゴブリン』

これなら倒せると思っていたが、隣にいたトカゲのステータスをぶるぶる震える手で渡してきたのを見ると......

・キングリザードマン   ・魔物
Lv.78
攻撃力:30000
防御力:20000
素早さ:7000
魔力:10000
魔法:加速魔法
スキル:『忍び足』
称号『四天王』


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6話見てくださってありがとうございます。
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これからもどうぞよろしくお願いします。

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