多重人格者(自称)が異世界いったら人格の数だけステがあった。

田中ももんが

第二話 ~王都へ~ 後編

いったいどのくらいの時間歩いているんだろう。
どこまで行っても景色が変わらない気がするのは私だけでしょうか?
これで何回目になるかわからないが、聞いてみよう。

「お~いアリス!まだ着かないのか~?」

俺の上で楽しそうに飛んでいる変な妖精はアリス。

「もうすぐじゃなーい?」

おいおい何回目だよ!お前2時間まえも全くおんなじこと言ってたよな!
このままじゃ俺のHPが王都に着く前に尽きるわ!
てか、尽きたらどうなるんだろうwどっかのゲームみたいに、教会からやり直しとか出来ないかなw
まぁ多分死にはしないだろう。その理由は一つ。
HPバーの下にあるこの数値。FPという項目だ。
これは、疲労を表す数値だそうだ。

てかなんでこんなもん作ったんだよ!
ステータスで疲労感の数値ってアホか!
マジでこの世界に連れてきたあの男。
いっぺん会って殴ってやるw

この世界に来たとき俺はある目標をたてた。
それは俺をこの世界に連れてきたあの男に会うことだ。あいつは必ずこの世界のどこかにいるはずだ。あいつに会えば、元の世界に戻る方法もわかるかも知れないしな。
だが、すぐには会えない、というか会いたくない。
なぜかって?それは俺のステータスが‥‥w



それは数時間前。


「リュウスケ~あんた自分のステータス確認した~?」

アリスがなんか言っている。ステータスか。
まぁ異世界の醍醐味と言えばステータスだもんな。
俺の経験上(読んでたラノベの)異世界へ行った、主人公は大抵すごい能力を持ってたはずだ!

俺も主人公ではないものの、異世界へ来たんだ!
きっとステータスは壊れてるに違いないだろ!
期待に胸を膨らませながら、俺は自分のステータスを見てみた。

「職業  田淵隆介」
「レベル    1」
「HP     3」
「FP    200」
「MP     2」

ん?w
どした~?w確かにある意味壊れてるねw
見間違えじゃないよね?
え?弱くね?
つっこみどころの宝庫なんですけどw

「す~~~。」

俺は大きく息を吸い、叫んだ。




「なんじゃこれーーーーーー!」




職業「田淵隆介」ってなに!普通は職業って戦士~とか
魔法使い~とかじゃないの?
何故にフルネーム!!
まぁこれはまだいいよ。
HPどしたーーーーー!!
3て何?3て!
こんなもんどこぞのスラ○ムにも勝てねえよ!
そしてFPーーー!どゆこと!俺疲労感だけなんであんな高いの?
もう終わった。すこしでも異世界チート生活を夢見た俺がバカっだった。




現在



ということなのだ。今あの男にあってしまったら多分ボコボコにされるだろうwある程度納得がいくまであいつには会いたくない。だって絶対あいつ強いじゃん!
絶対ラスボス級じゃんw元の世界に戻るためにもあいつには会わなくてはならないが、それは今じゃない。
だがそんな俺にも一つ希望が残っていた。
それはアリスが言ってくれた言葉。

「王都へ行けば、職業変えられるわよ~!」

その言葉を聞いてからの俺は凄かった。
一刻も早く王都に着くために全速力で走り続けた。

そして数時間後。


「ここが王都‥」

やっとの思いで王都に着いた。王都を見た感想は一つ。

バカデカイw
東京なんて比較にならないくらいデカイ。
さすがに異世界はスケールがやばかったw
俺はしばらく王都を眺めていたが、すこし経つとアリスが話しかけてきた。
「あんた職業変えにいかなくていいの?」
そうだった。こうしてはいられない。
俺は最強の職業になるんだと決心し、走り出した。








一方その頃元の世界



「う~ん。やっと王都に着いたね~wまさかあんなところに落ちるとはね~wごめんよ~w
さて、じゃあこっちも始めますかw」

「君が霧島美空さんかい~w」












読んでいただきありがとうございます。
今回から次回予告をしますw

隆介は職業を変えられるのか。謎の男の目的とは?
美空はどうなってしまうのか。

次回第三話 ~新たな人格~ 前編
お楽しみにw



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コメント

  • 田中ももんが

    ありがとうございます!お始めになったら、是非拝見させていただきます!

    1
  • ピナレロ∞

    今日ノベルバをインストールして
    読み始めました。出だし面白いと思います。

    その内自分も出来たら小説書いてみようと
    思うので、参考にさせて貰います。
    あまり無理せず頑張って

    2
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