ユニーク:憑依で聖龍王になりました!

たい焼きの餡

20:門番さんがいないだと!?

「やっと街が見えてきたな。」

「街に着く前にこれを羽織るの!」

それは、外套型魔道具だった。僕の髪の色である白色はこの世界では、神聖なる神の色と言われている。また、真っ白の髪の色の人は今まで存在しなかったらしい。
聖龍であるエルでも少し水色がかっている。
この、魔道具には、髪の色をこの世界では一般的な青色に変え、また認識疎外の劣化バージョンの人々の注目を浴びにくくなるという効果があるらしい。
デメリットはレイトだから無視して大丈夫なの!ってエルが言ってたけど、なんなんだろう?

エルも僕と同じような外套を羽織る。フードが付いていることは同じだが、うさ耳が付いてる!?
エルらしくて、かわいいな。

「準備は整ったの!街に入るの!」

「そうだな。」

僕たちは街に入ろうと門に向かう。
えっ?お決まりの門番さんがいない!

「この世界って門番とかいないのか?」

遠くの名も無き田舎の村から来ましたって言う準備してたのに。

「昔はいたけど、今はいないの!今は魔道具が犯罪歴や悪意があるか自動で判断してくれる時代なの!これもエルのおかげなの!」

………マジかよ。エルって見た目こんな(幼女)だけど、実はすごいやつなのかも。地球にもそんな高性能なのないぞ。幼女って馬鹿にしてすんませんでしたぁぁ。

「…じゃあ身分証とかもないのかな?」

「名刺がわりに冒険者組合カードをもってるひとは多いの!何かとそれがあると便利なの!」

「じゃあ、まずはそれを作りに行ってみるか。」

「それをオススメするの!」

それにしても久しぶりに人が行き交う姿をみた。
最近は人間よりモンスターの方が圧倒的に出会いが多かったからな。




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