刀神転生記~刀二本で異世界無双~
7話 戦闘にて....
  サクラとソラから若干のお叱りを受けた後、見つけた『覆神(ふくしん)の使い』のアジトを観察していた。そこはエルの領地から50ロトメールほど離れたところにある古い神殿のような場所だった。そのアジトの回りは神霊の森に生えていた大きな木と同じぐらいの木が茂っており普通なら絶対に見つけられるようなところではなかった。
アジトの入り口付近には二人の兵士がおり少しそわそわした様子だった。ここの来る途中、逃げた偽の兵隊達に遭遇したので軽くボコり、アジトの場所を詳しく聞きそこを目掛けて走った結果今に至ると言う感じだ。まあ、あそこまでボコッて嘘を言う訳もないなだろう。
「そういえばご主人どうしてあの兵士どもを殺さなかったんですか?」
「今だけはこやつの言うことよくわかるのぉ、なぜ殺さなかったのじゃ?」
「機嫌が直ったかと思ったらいきなりだな。
何でそんな危ない思考回路なんだよ」
なんでこいつらはこんな思考回路てんるだ。
ブロスさんと会ったときといい、こう威圧的というか過激な対応をとるんだろうか?
「ご主人、そんなことよりもさっさとあいつらをヤっちゃいましょうよ!」
「そうじゃぞ!さっさと終わらせようぞ!
のぉ?主様?」
「だから、何でそんな過激思考なんだお前らは」
まあ確かにさっさと終わらせるに越したことはないしな、さっさと終わらせよう。
そう思いサクラとソラには刀に戻ってもらい二本を腰にさした。
神殿の方を見てみると、入り口の方に見張りが二人しかいなかったはずなのにいつの間にか沢山の『覆神(ふくしん)の使い』の構成員と思われるやつが集まっていた。おそらく数百人は下らないだろう。
「なんだ?まさかばれたか?」
『いや、それは無いと思いますよご主人』
『距離が距離だしのぉ~あっちには絶対見えてはおらんじゃろ。実際、妾達には何にも見えんかったしの』
そうなのだろうか?
たった2ロトメール先から見てるだけなんだがな。
『『普通はみえません』見えないのじゃ』
おぉ、なんだお前ら。やっぱ仲良いんじゃないか。
『『そんなことはありません!』ないのじゃ!』
やっぱり、なんだかんだ仲は良さそうだ。
そんなやり取りをしている内も刀弥は神殿の方での動きに目を配っていた。
その時神殿の中から異様な気配をしたフードを被った男が出てきた。
「あれは....」
『どうしたのじゃ主様?何かあったのかの?』
「少しまずそうだ、今から一気に行くが準備はいいか?」
『私は大丈夫ですか..そんなにまずいんですか?』
『妾も大丈夫じゃ。主様がそういうのなら大分まずい輩なんじゃな?』
「そうだな、大分まずい。負けることは無いとは思うが相手は未知数の相手だ。何をしてくるかわからん。とりあえず先手は取りたい。」
『了解です。なら物質強化を刀身にかけておきます。ソラさんにも不本意ながらかけておきます。』
『まあ、妾はなくて大丈夫だが、用心するに越したことはないからの。頼むぞサクラ。
妾もいつ能力増減をいつ使っても大丈夫なようにしておくの』
「二人ともありがとう。んじゃ、さっそくいくぞ。また飛ばすがいいよな?」
『『大丈夫です』なのじゃ』
「よし。んじゃ、いくぞ」
俺は柄に手を添え思いっきり走り出した。
神殿までは5秒もかからないのですぐに刀を抜きいつでも切れる体制に入った。
神殿につき一気に構成員を切っていく数百人いたはずの人員も一撃で吹き飛んでいった。
吹き飛んでいったやつらは何が起こったかわからないって顔をしながら吹き飛ばされ続々と気を失っていった。
だが、全員が吹き飛んだ訳ではなかった。
一人だけ耐えきったやつがる。しかも平然としてだ。それは神殿から出てきた異様な気配
をした男だった。
「ほー、一撃でこの数をやるか。やるではないか」
「あんたこそ、よく今のを耐えたな。」
「この程度造作もない。まあいきなりで驚いたがな。」
流石に鈍ってるとはいえ少し悔しいな。
奇襲の一撃をこうも簡単に受けられるとなると自信をなくしてしまう。
『物質強化を使って刀身をさらに切れやすくしたのですがそれでも耐えられるなんて....』
『主様!なぜ妾なぜ使わなかった!』
あ、忘れてた使えばよかった。
『なぜじゃ~!ひどいのじゃ~!』
いや、すまんかったな。正直初めて使うから使用法がわからなくてそのままいってしまった。
『軽く能力増減を念じたり声に出せばできるのじゃ!次からは忘れないでほしいのじゃ!』
わかったわかった。ほんとにすまん。
「お前は何者だ?私達『覆神(ふくしん)の使い』になにかようか?」
「もう、達じゃない。今いるのはお前だけだ」
「はっはっはっはっ!それもそうだな、なら訂正しよう。『覆神(ふくしん)の使い』の首領
ゼネル・ハーゼスになにようかな?」
「お前が首領か。俺は刀弥。神崎刀弥だ。お前ら『覆神の使い』を潰しに来た。」
「そうか、潰しにか。面白いことを言う。
刀弥と言ったか?貴様は俺に勝てるつもりなのか?」
そういい、ゼネルはフードを脱いだ。
その顔には大きな傷があり、顔立ちは典型的な凶悪人な顔をしていた。
「当たり前だ。まさかと思うが今のでまさか全力とか思ってないよな?」
「なんだと?今のがギフトによる全力ではないのか?」
「そんなわけないだろ。ちなみに俺は自分のギフトをしらん。まだ確かめてすらいない。」
「なんだと....そうか....ははっあははははは!
なら、さっそくヤりあわんとな!構えよ刀弥よ。相手になってやる。」
あー、こいつ俺と同じ戦闘大好き人間か、こういう関わり方じゃなきゃ仲良くなれそうだったんだが。
『ヤってしまいましょ』
『すぐさまヤるべきじゃ主様よ』
だからなんでそうすぐそういうのに走っちゃうのかな?まあ、いいか俺も目の前の戦いに集中したいしな。
「何でそんな偉そうなんだよ。逆だよ逆」
「なに..........?」
「さっさとかかってこい三下。さっきの耐えたぐらいでいきってるんならその糞のような考え一から叩き直してやる」
こうして
俺とゼネルによる戦いが始まった。
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更新をすごい開けてしまい申し訳ありませんでした。
アジトの入り口付近には二人の兵士がおり少しそわそわした様子だった。ここの来る途中、逃げた偽の兵隊達に遭遇したので軽くボコり、アジトの場所を詳しく聞きそこを目掛けて走った結果今に至ると言う感じだ。まあ、あそこまでボコッて嘘を言う訳もないなだろう。
「そういえばご主人どうしてあの兵士どもを殺さなかったんですか?」
「今だけはこやつの言うことよくわかるのぉ、なぜ殺さなかったのじゃ?」
「機嫌が直ったかと思ったらいきなりだな。
何でそんな危ない思考回路なんだよ」
なんでこいつらはこんな思考回路てんるだ。
ブロスさんと会ったときといい、こう威圧的というか過激な対応をとるんだろうか?
「ご主人、そんなことよりもさっさとあいつらをヤっちゃいましょうよ!」
「そうじゃぞ!さっさと終わらせようぞ!
のぉ?主様?」
「だから、何でそんな過激思考なんだお前らは」
まあ確かにさっさと終わらせるに越したことはないしな、さっさと終わらせよう。
そう思いサクラとソラには刀に戻ってもらい二本を腰にさした。
神殿の方を見てみると、入り口の方に見張りが二人しかいなかったはずなのにいつの間にか沢山の『覆神(ふくしん)の使い』の構成員と思われるやつが集まっていた。おそらく数百人は下らないだろう。
「なんだ?まさかばれたか?」
『いや、それは無いと思いますよご主人』
『距離が距離だしのぉ~あっちには絶対見えてはおらんじゃろ。実際、妾達には何にも見えんかったしの』
そうなのだろうか?
たった2ロトメール先から見てるだけなんだがな。
『『普通はみえません』見えないのじゃ』
おぉ、なんだお前ら。やっぱ仲良いんじゃないか。
『『そんなことはありません!』ないのじゃ!』
やっぱり、なんだかんだ仲は良さそうだ。
そんなやり取りをしている内も刀弥は神殿の方での動きに目を配っていた。
その時神殿の中から異様な気配をしたフードを被った男が出てきた。
「あれは....」
『どうしたのじゃ主様?何かあったのかの?』
「少しまずそうだ、今から一気に行くが準備はいいか?」
『私は大丈夫ですか..そんなにまずいんですか?』
『妾も大丈夫じゃ。主様がそういうのなら大分まずい輩なんじゃな?』
「そうだな、大分まずい。負けることは無いとは思うが相手は未知数の相手だ。何をしてくるかわからん。とりあえず先手は取りたい。」
『了解です。なら物質強化を刀身にかけておきます。ソラさんにも不本意ながらかけておきます。』
『まあ、妾はなくて大丈夫だが、用心するに越したことはないからの。頼むぞサクラ。
妾もいつ能力増減をいつ使っても大丈夫なようにしておくの』
「二人ともありがとう。んじゃ、さっそくいくぞ。また飛ばすがいいよな?」
『『大丈夫です』なのじゃ』
「よし。んじゃ、いくぞ」
俺は柄に手を添え思いっきり走り出した。
神殿までは5秒もかからないのですぐに刀を抜きいつでも切れる体制に入った。
神殿につき一気に構成員を切っていく数百人いたはずの人員も一撃で吹き飛んでいった。
吹き飛んでいったやつらは何が起こったかわからないって顔をしながら吹き飛ばされ続々と気を失っていった。
だが、全員が吹き飛んだ訳ではなかった。
一人だけ耐えきったやつがる。しかも平然としてだ。それは神殿から出てきた異様な気配
をした男だった。
「ほー、一撃でこの数をやるか。やるではないか」
「あんたこそ、よく今のを耐えたな。」
「この程度造作もない。まあいきなりで驚いたがな。」
流石に鈍ってるとはいえ少し悔しいな。
奇襲の一撃をこうも簡単に受けられるとなると自信をなくしてしまう。
『物質強化を使って刀身をさらに切れやすくしたのですがそれでも耐えられるなんて....』
『主様!なぜ妾なぜ使わなかった!』
あ、忘れてた使えばよかった。
『なぜじゃ~!ひどいのじゃ~!』
いや、すまんかったな。正直初めて使うから使用法がわからなくてそのままいってしまった。
『軽く能力増減を念じたり声に出せばできるのじゃ!次からは忘れないでほしいのじゃ!』
わかったわかった。ほんとにすまん。
「お前は何者だ?私達『覆神(ふくしん)の使い』になにかようか?」
「もう、達じゃない。今いるのはお前だけだ」
「はっはっはっはっ!それもそうだな、なら訂正しよう。『覆神(ふくしん)の使い』の首領
ゼネル・ハーゼスになにようかな?」
「お前が首領か。俺は刀弥。神崎刀弥だ。お前ら『覆神の使い』を潰しに来た。」
「そうか、潰しにか。面白いことを言う。
刀弥と言ったか?貴様は俺に勝てるつもりなのか?」
そういい、ゼネルはフードを脱いだ。
その顔には大きな傷があり、顔立ちは典型的な凶悪人な顔をしていた。
「当たり前だ。まさかと思うが今のでまさか全力とか思ってないよな?」
「なんだと?今のがギフトによる全力ではないのか?」
「そんなわけないだろ。ちなみに俺は自分のギフトをしらん。まだ確かめてすらいない。」
「なんだと....そうか....ははっあははははは!
なら、さっそくヤりあわんとな!構えよ刀弥よ。相手になってやる。」
あー、こいつ俺と同じ戦闘大好き人間か、こういう関わり方じゃなきゃ仲良くなれそうだったんだが。
『ヤってしまいましょ』
『すぐさまヤるべきじゃ主様よ』
だからなんでそうすぐそういうのに走っちゃうのかな?まあ、いいか俺も目の前の戦いに集中したいしな。
「何でそんな偉そうなんだよ。逆だよ逆」
「なに..........?」
「さっさとかかってこい三下。さっきの耐えたぐらいでいきってるんならその糞のような考え一から叩き直してやる」
こうして
俺とゼネルによる戦いが始まった。
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更新をすごい開けてしまい申し訳ありませんでした。
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