憂鬱日和

飯田三一(いいだみい)

3話 狂った少女

またまた こんにちは

これで三回目かい? 
よっぽど憂鬱な話が好きなんだね

さて、急だけど本題に
今日はある少女のお話だ


3話 狂った少女
彼女はとてもおおらかで優しい性格だった

でも
 
今は違う
 

彼女は…いいや、私は、人を殺す快感にハマってしまったのだよ
 
 
私が高校に入学してすぐの事、私は母親と口論になって、手が出て足が出て
もつれ込んで倒れたとき母親は角に頭をぶつけて、気を失ってしまった
 
倒れ込んだ母親をベットまで運んだ
いや、引きずったと言った方が正しいかな
だって重かったもの
 
そして、ベットに母親を寝かせた後
私は妙な誘惑に乗ってしまった
 

私はその、手も足も切り離した
 
この時私は、人を殺める事の楽しさを知った

最近はだいぶ大人しく生活してるつもり
 
一応
欲を処理するためのフルーツナイフだけ持ってる
 
きっと警察はまだ動かない
 
今まで母親、父親、友人二人、通行人3人"しか"殺してないもの


 
 
ねぇ、誰か私に、狂ってるって言ってよ…
 



結論から言うと彼女は母親を衝動で殺してしまった罪を警察に認めて欲しかったのだ
 
母親が斬殺された
しかしその犯人は彼女の姉と断定されたのだ
 
彼女は無罪となり
彼女の姉は少年院送りとなった

死にたい、だけど、自分を刺そうとすると恐怖感で出来ない

だから、彼女は自分で自分の罪を重くして警察に、お国に殺してもらおうとしたのだ

 

彼女は死ねない

 
 
 
私…死にたいよ…


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