幼女様(いずれ美少女)が異世界で百合百合しまくるだけのお話

おっぽん。

8話


「「いってきまーす ! 」」


「 姉様達 、 いってらっしゃい 」


「… …」


「リア? ママと一緒に戻るわよ」


「あ、 はーい お母様」


「んもぅ 、 そろそろリアも大人ぶりたくなる年頃なのね? ママって呼んでくれなくなって 。 クロエ と エラにも姉様呼びに… 。 慣れないわぁ 」


「ふふっ いつまでも同じこと言ってないでお母様も、諦めて。 姉様達はもうなれてるんだよ ? … それとも、 前のリアじゃないと愛してくれない? 」

ここで首こてんからの、上目遣い。 これでどうですか!


「っ!! 、 はぁママも甘くなっちゃったわね。 これが親バカってことかしら」




朝ごはんを食べて 、 姉2人のお見送りをし家でゴロゴロ。
そう何も変わらない平穏な日々
うん。 いいんですけどね?  何も変わらないの!! 何も変わらないんですよ !!!

こんなことを繰り返しては繰り返してはや2年。 自分もとっくに5歳になって姉達は8歳ですよ。 成長は早いですね
そんな2人からは学園の話をよく聞くけど姉達はかなり有名人らしい。 エラは賢者? とやら クロエは騎士 ? だと 、 しかも顔がいいからモテモテということですね。 
楽しそうですね!! はぁ、 こちとらなまりになまった体が可哀想ですよ



さて、嫌になっちゃうから昼寝ですね昼寝












「「ただいまー! 」」


むっ、 姉達の声が … 起きなきゃ!   階段降りて愛する2人に会うべく玄関へ行かないとですね


「お、 お邪魔します 」 


「エラ、クロエおかえりなさい。 あら、 可愛らしいお客さんかしら?」


ん??  何か話し声が


「姉様おかえりなさい 、 お母様どうしたの?」


「「リア !!!  ただいまぁ ♡ お留守番できたのー? 偉いねぇ 」」

 
「二人ともっ!お友達の前でそんなだらしない顔して、 どうにかしなさい 」


「あ、 い、いえ大丈夫です。 な、慣れているので」

お、お友達!? 姉達にお友達ですか!? 2年もかけてようやく!!! 
モテすぎも大変なのでしょうか?

てかなんですか 、 こ、この可愛い女の子は 。
少し縮れた赤毛の三つ編み少女。 気弱そうな顔! そしてそばかす!! 愛らしくてたまらないです!


「まぁ、上がって? 初めて来たお友達ですもの、ゆっくりしてらっしゃい。 リアは連れていくから」


「お、お気遣いありがとうございます!!」


えぇやだな、私も可愛い子と一緒に居たいですよ

 
「やだっ、 お姉さんリアとも一緒にあそぼー? だめ?」


「ふぐ !!  っ 、 ふぅ … わ、私はいいですよ? エラ達はどうかな 」


「「勿論!!! 愛する妹と接する時間は多い方が幸せに決まってるもの (からね)」」


「姉様達ありがとぉ♡」 


「鼻血! 血!!!!」


「さ、最近はリアニウムに慣れていたはずだったのに… む、むりぃ」

はぁ、 迷惑かかる姉達ですねー。 その隙に…


「お姉さん! 姉様達は復活するまで時間がね、かかるからね。 先一緒にいこ? 」


「は、はいぃ」


さりげなく手を繋いだアメリア 。 それに対して目を見開き驚く赤毛の少女。 アメリアは少女に対して、 にこっ と笑いかけるだけで離そうとせずそのままクロエ…の部屋は汚いので、エラの部屋へ


「お姉さん、はい 。 そこ座ってー」


んーと、このクッションでいいかな? よし、これにします。 それを窓際のテーブル近くの床に置いときましょう。 
おっ、 ワタワタしながらも 座ってくれましたね

そーしたら、 


「 じゃぁ、 リアも座るー 。 よいしょっ」


どこに座ったかって? 勿論 お姉さんの膝の上に決まってるじゃないですか


「り、 リアちゃん!?!? 」


「気にしなーい 、 気にしなーい 。  あっ! お姉さん 、 お姉さんって名前なんて言うのー?」


「へ? あ、 え。 うん、アリス・ヒンズリー です 」


「なら 、 アリスお姉ちゃんだねっ! てか ふふっ 、 おかしーの リアの方が年下なのにアリスお姉ちゃんけいご ってやつ使ってるの 。」


「んーと、 んーとね き、緊張してて…  ごめんね? もうリアちゃんのおかけで大分楽になったから。 ありがとう 」


あぁ …  癒し 。


「そーだ、 リアも自己紹介する!  アメリア・ハウスホールド 、  そのままリアでいいよっ」  


「うん 、 ありがと 。 エラとクロエからよくリアちゃんのお話聞いてたの。 だからあえて嬉しい 、 確かに2人が可愛い可愛い言うの分かるなぁ」


「え …  姉様達 学園でもしすこんってやつしてるの? 」


「リアちゃんは物知りだねー、 そうそう。 でも何故か私だけに言ってるんだけどね ?  リアちゃんの可愛さ教えたいけど、教えたくない! なんて2人共面倒臭い性格だよね」


あらら、気弱そうな外見とは違って言うことは言うんですね。
可愛いポイント8万!


「ほんと … 可愛い。 このふわふわな髪の毛も、抱きしめたら折れちゃいそうな体も全部全部  …  ね? 」


「アリスお姉ちゃんみたいな、可愛い人に言われたら嬉しいけど、ちょ、ちょっと恥ずかしいなっ」


「ふふふ、照れちゃって」


「えへへー」



「って、 まてーい!!!! なぁに、人の妹寝とってんのさ」

いやいや 、 それは語弊があるですよ

「わたしの妹に手だしたら 、 アリスでも許さないわ!」

私はみんなのものだぞっ(?) 


「だーめ っ、 もうリアちゃんとは仲良くなっちゃったもん。 ねー?」


「ねー! 」


「そ、 そんな ボクの天使がぁ 。 アリスなら恋愛云々に興味ないと思って連れてきたのにっ!」


「くっ …  姉だからって油断してる場合じゃないわね」


「まぁまぁ、 姉様達も座って?  ね?  」


「そうだな 。 一旦頭を冷やさないとならない…か」


「そうね、座りましょ」


「ふふっ、 ほんとシスコンだね。 リアちゃん愛されてるー」


嬉しいには嬉しいですけどね、 まぁ、重い時もありますよ。
それも含めて好きではありますよ


「てか 、 考えてみると豪華なメンツだな 。」

???


「確かにそうね、 」


「自分で言うのもなんだけどエリート集団だね」

え?  アリスお姉ちゃんが、 少し痛い発言を … え?


「ボクは騎士 、 エラは 賢者 、 アリスは魔道士 。 かなり豪華なもんだ」


「クロエ姉様 騎士は剣術が学年一、 賢者は学力が学年一ってのは分かるけど アリスお姉ちゃんの魔道士って?  」


「い、 今更だがアリスお姉ちゃん!?!? くそっ … お姉ちゃん呼び 、 羨ましい。 くそっくそ 、 ボクだってもとお姉たん♡ とか お姉ちゃん♡とか ねぇね とか ねえさ ───」


「クロエがどっかいってるから、 わたしが変わりに説明するわね?   確かに 、 リアが言った通り騎士と賢者は大体そんな感じね。 でも 、 魔道士は 学年で1番魔法の扱いに秀ている って人に与えられる称号ね 」


「そうなんだー」


「だから 、 わたし達学園の人気者 。 みたいな扱いを受けてるの」


「姉様達は可愛くてかっこいいから、称号なんてなくても人気者だよねっ」


「も、 もうリアったら 」


「リアちゃん、 確かにエラはお姫様 クロエは王子様 。 みたいな感じになってるけど、私はただの地味子 … 2人にくっついてるくっつき虫みたいな扱いだよ」


「アリスお姉ちゃんは自分を卑下しすぎだよ?  だってお姉ちゃんはこんなにも可愛いんだもん  。 だから自信もって? あと1年でリアも同じ学園に通うんだから、 リアの自慢のお姉ちゃんであってね」


「えぇ  、 う、 うん。 分かったよ」
「あっ もう時間だから帰るね?  ばいばい」

流石8歳 。 門限短いです


「うん! ばいばい アリスお姉ちゃん!また来てね」

「今日は楽しかったわ、またいらっしゃい」

「アリス !ボクが送ってくよ、 ほら荷物貸して? いこっ」

「クロエっ!? いつの間に復活したの? あぁ、 あ、ありがとう 」
  

流石王子様 、 気遣いが完璧です 
でもこの年でって、おませさんですね



そんなこんなで、今日1日は当たり前じゃない生活を送れて楽しかったです 。
また、アリスお姉ちゃんみたいな可愛い女の子に会いたいなぁ。 だから早く大きくなって、 剣と魔法と勉強がんばらなきゃです!


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