幼女様(いずれ美少女)が異世界で百合百合しまくるだけのお話

おっぽん。

6話 シャバの空気はうめぇ!です

昨日は疲れました。
ママ達の見ちゃいけないところを見た気がします。
知りたくないことも沢山知りましたし……
 
うぅ……あんなことやそんなこと////
もうお嫁に行けない


「おはよ。何がお嫁に行けないだ……ボクがもらう予定だからね? リア?」


く、口に出てたんですか!?

「お、お、おおおお、おお、おはよう」

「リアはこんなにも可愛いんだお嫁に行けないわけがないでしょ」

「そぉ?」
いやいや、お姉ちゃん達に比べればチリですよチリ

「だから悪い虫が沢山ついちゃうんだろうな……考えただけでイライラするな」

「ねーたん、どーしたの?」

「なんでもないよ」
「さぁ! 朝ごはん食べに行くよー」

「はーい!」
いつも思うんですけど……
階段の段差が高くて死にそうになります


階段は少しトラウマですから



「母様おはよ」  「ママおはよー」

「リア、クロエおはよう♪遅かったわね、早く食べちゃいなさい」

「「はーい!」」
「「いただきます」」

んむんむ。うまいです!
でも世界観的に毎回洋食なんですよね……

そこはしょうがないんですかね?

「母様。エラがいないけど、どこにいるんだ?」

ふふふ。
いつも喧嘩とかしてるけど、こーやって気にかけるんですよねー

仲良しですね〜。やっぱうちのお姉ちゃんは世界一可愛いですね

「エラならちょっと外に行ってるわよ。クロエも後で合流して学園の制服を買いに行ってもらうわよ〜」

「了解」

「寂しく待ってるだろうから、早く行ってあげてね♪」

「ぷっ。エラにかぎってそんなことないだろ」






〜その頃のエラ〜

「お母様にクロエが来るまで散歩してらっしゃいって言われたけど……クロエ遅いわね」

「べっ、別に寂しいとか思ってないけど、早く来て欲しいわ」


とブツブツと王都の城下町をぷらぷら愚痴を吐きながら歩き回っていた


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




「「ごちそーさまでした」」

「は〜い。じゃぁ、着替えてエラのところに行ってらっしゃい♪」

「わかったよ」
あっ! このままでは今日1日暇になってしまう……
付いてくことにしましょう!

「クロエおねーたん! りあも行っていい?」

にへらっ「いいよ〜♡一緒に行こうか」

破顔しすぎじゃないですか?
何があったんですよ…



「リアー? 準備OK?」

「だいじょーぶ!」

「行こっか」

「いざ! 初お外へ! 初でーとへ!」

「デートって////ほんと可愛いなぁ」

「にひひひ」



「「行ってきます!」」



「わぁー! お外だぁ」

「出れてよかったなー。それで……多分エラの奴は城下町でぷらぷらしてると思うから行こっか」

「うん!」

いきなり城下町とはレベルが高いですな。
ふふふ、人が多いいんだろうな〜

今の所家族以外と会ったことのない、箱入り娘ちゃんリアですから!
今日は、ちょっとした壁を乗り越えて成長していくストーリーですね。え? 違うんですか?

「リア着いたぞー」

って。脳内独り言をしてるうちに着いたみたいですね

「わぁ、門の前で人いっぱい並んでるね!」
「クロエお姉ちゃん、この人達何に並んでるのー?」

「!?」

「ん〜?」

「お、お、お姉ちゃん? おねーたんではなく!?」

「あ」
あ。やっちゃいました。もうスラスラ喋れるようになったんですが……おねーたんって呼ぶとお姉ちゃん達が喜ぶもので…

「り、り、リア?」

「ん〜。クロエお姉ちゃんは、リアに呼ばれるの嫌?」
ここはぁ!  身長差的に仕方ないけど涙目上目遣いじゃごるぁ!  です。

「ぐはっ……そんなことない! そんなことないよ! ボクのことどんどん呼んでくれ! 呼び方は構わないから」

「ふっ。チョロイです」
わ〜い♪お姉ちゃん優しい

「え?」

「あ。なんでもないよ〜?」
心の声が……

「そ、そっか。そうだよな」

「うん」ニコッ

「かわええ……あっ。並んでる人たちのことかい? それはね、普通に身分証を提示してるだけだよ?」

「み、身分証? リア持ってないよ?」

「リアは3歳だから大丈夫。ボクのがあるし」 

「そっかー。なら安心だね!」

「よし。ボク達も並ぼっか」

「はーい」







「順番きたみたいだ」

「おっ。可愛いのが来たなぁ」

うわぁ。ゴッツイおっさんだ……

「門番さん、こんにちは。これ身分証、はい」

「おう、ありがとよ。うん。問題ないぞ、お使いか? 偉いもんだな」

「まぁ、そんなとこ。」

「じゃぁ、気を付けてな?」

「「はーい」」

「リア行こっか」

「うん!」「うわぁ。。人いっぱいだね!」

どうしましょ。どうしましょ。獣人族ってやつですかね?
凄く耳としっぽモフりたいです……はぁはぁはぁ

エルフっ! あのとんがったお耳が触りたぃいいい

「り、リア? 鼻息荒いけど大丈夫か?」

「う、うん」

「なら良かった。迷子になるといけないから、手繋ごっか」

ぎゅっ

「ふふふ、あったかーい」

「そだねー」

「ん?」

「え?」

何か物凄いスピードでこっちに走ってくる人がッ!
え? え? 怖いですっててててててて


あ。取り乱しました


「うぉおおおおおおおおお」

雄叫びをあげながら来ましたよぉ

「リアっ! クロエ!」

「ん?」

「「お姉ちゃん(エラ)!? 」」

「く、クロエっ……はぁはぁ……あ、あん……た。何リアと手繋いでるのかしら」

「あ、あぁ。迷子にならないようにな」

「それと、リア。お姉ちゃんって何よぉおおお」

「泣かないでよぉおおお」

「だって、だって」



まぁ、色々と説得しまして



「取り乱してごめんなさい」

「大丈夫だよ」

「怖かったぞ……」

「だから、ごめんなさいって」
「まぁ、それはそうとして……クロエ1人がリアを独占するのはいけないから、わたしも手を繋ぐわ」

「むむむむ……これ以上騒がれても迷惑だからしょうがないか」

「じゃあ、リア。 はい。」

「わかったー。ぎゅっ♡」

「んふふふふ」

「気色わるいな声……」

「クロエ?」ニコニコ

「何でもないです」

「よろしい」

「おねーちゃん! 早く行こーよ。制服買いに行くんでしょ?」

「そだな」「そうね」




いやはや……
色んなお店があって寄り道ばっかしてしまいました

早く行こうよって言ったのは、リアなんですけど


まぁ、楽しかったからいいんですよ!


「少し寄り道しすぎたわね……」

「そうだな」

「ん〜。制服は注文できたんだし大丈夫よ」

「そうだなー」

「お姉ちゃん達の制服姿すごい可愛いかったよ!」

「「やっぱり〜♡」」
 
「うん!」

「「ありがとう」」

「じゃぁ、帰りましょ」
 
「「はーい」」






「「「ただいまー」」」

ママが走ってきましたね

「おかえりなさい! 大丈夫? 無事に注文できた? 怪我はない?」

「ママはしんぱいしょー」  

「うんうん」

「まぁ、無事で良かったわぁ」

「ふふ。ボク達がついてたからね」

「そうね〜♪ お姉ちゃん達にリアを任せてよかったわ」

「なら、おつりをちょうだい」 

「「お、おつり??」」

あ。。
これはやらかしましたね

「ん??」

「ご、ごめんなさい。他のに使っちゃいましたわ」

「……」





  












「これにこりたらお金の扱いには、気をつけてちょうだいね?」




はい。怒られましたよ。
魔力爆発でした

あれはダメですよっ。
ちびっちゃいますって!

お金にはママ厳しいんですね……

気をつけましょう! 

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