これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第8章 第275話 ネズミは探偵助手?

第8章 規則ルール、新規と変更
第275話 ネズミは探偵助手?


前回のあらすじ。
カラオッケイ国の巡遊、ゼロックスさんとウタ=エルさん、ヘッド=ホーンさんを同行して、ボックスを出発。
フェローチェに到着。


全員の手続きを済ませた。
◆冒険者ギルドフェローチェ支部◆
〈ギルドマスター室〉
ヘッド=ホーン、ウタ=エル、ゼロックスさんは、メール登録を済ませる。

「ダンジョン都市マルチアーノを目指してます。」
「ここでは出来たら、赤提灯と音楽の館ミュージックハウスとレーベルと妖精の館とサッカー場と……アスレチックパークが造りたいのですが、時間があまり無いので、取り合えず妖精の館だけでも造りたいかな?」

僕の説明が悪かったのか、支部マスターが怒りました。説明は、ウタ=エルさんに任せた。


『ナビレーダー(ショウリバージョン)』で、妖精の館が無いのは確認済み。
冒険者ギルドの横の空き地に、妖精の館を建てました。木を成長させた物。
蟻塚の大樹、小動物用の住居専用の木?
 木の中の小部屋や大部屋、それを繋ぐ通路がまるで蟻塚を思わせる大樹。
 依頼の打ち合わせ等は冒険者ギルドの打ち合わせ席を使わせてもらいます。

50人の妖精、精霊を召喚、フェローチェ担当とする。

僕は、表に出ず、先に妖精、精霊を召喚。
妖精、精霊が館を造った様に見せました、妖精の館が1時間程で成長完成した。

窓からその作業を見ていた、フェローチェ支部ギルドマスター、副マスターは、ポカーン状態でした。

フェローチェの冒険者の実力を知るため
に模擬戦を企画

最初は、「何を言ってる」「バカにしやがって」等と言ってましたが

ソロを次々と瞬殺、回復させて、選手交替……数分後

「ペアでも、パーティーでもいいですよ、なんなら全員でも、あっ、結界が張ってあります、入るのは自由ですが、出られませんよ。」
「…「なんですとぉー!」…」同調シンクロした

騒ぐのは結界の張り方、普通結界は外部からの侵入を出来なくしたり、魔法を使えなくしたりするもの、誰でも入れて、冒険者だけ出られない、そんな結界を魔法陣も使わず、誰にも気づかれずに張るのは有り得ない。それも、1人で。模擬戦しながら…。



バトル場が騒がしく気になり覗きに来る、出られなくなる。(冒険者だけ)

「俺が行く」「俺が先だ」とか言ってた方が「お前が行け」「死にたくない」とか言ってます。

 ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
冒険者の何人か頭の上に『※印』があります。
【神眼】でチェック、備考欄に移住希望とある(--;)
スポーツアイランド移住希望者か、バラの壁ローズウォール希望者って事かな?
 ギャラリーの中に『※印』
【神眼】チェック
やっぱり、『※印』は、移住希望者の印の様です。
 ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵

真剣で襲ってきた方に軽く肘を当てる、壁までぶっ飛ぶ
その動きを見えた人は少ない

囲まれ、襲ってきた集団に自爆してもらいました、剣の起動をずらして同士討ち
足をかけて、転んで自分の剣で負傷、勢い余って骨折

魔法は反射リフレクションで倍返し


魔力切れになった方に魔力譲渡トランスファー、「まだ、やります?」大抵首を横に振る

冒険者達の伸びた鼻をへし折り、鼻だけではなく、腕や足、剣も折りました。勿論、回復・復元しました。

「まだ、やります?」
全員、首を横に振る


「あんた 何者だ?」 今更?
「カルタ帝国の冒険者です、一応ランクはSです、活動申請は特別召喚師(ランクSS)です。」

「…「なんですとぉー!」…」同調シンクロした

回復に協力してくれていたロンに冒険者の一人が聞く。

ロンあんたと、どっちが強い?」
「我は、主の足元にも及びません、赤子の如くあしらわれます。」

「…「なんですとぉー!」…」同調シンクロした


奥様方、クラブメンバーはランチしてました。
ミーゼさんは、妖精、精霊を(こき)使って、ハンバーガー、サンドイッチ、串焼き、おにぎり…それ、スゴロクで買ったヤツでは?と思われる軽食販売をしてました。

僕も、串焼きやサンドイッチを食べながら、冒険者のお相手をしてました。


その頃、アバター達が書店(魔道具屋)、鍛冶屋を視察、町中で情報収集
お買い物、昨日の残り物?割引価格で販売してました。食品系は売れ残りは原価割れしても売った方が良いですもんね。
僕は、ポーチがあるから、大丈夫。(劣化しません)


不動産屋
ドリワル・リーアルター=フェローチェさんに挨拶。
妖精の館が出来たので、契約。
お互い驚いてます、出来立てなのに契約書が出来ることに。




冒険者の実力を確認した後
◆商業ギルドフェローチェ支部◆
商業ギルドをウタ=エルさんと訪問、メール登録を済ませる。

victoryランジェリー販売契約を結ぶ。
victory貴金属・金属加工販売契約を結ぶ。
ランジェリーを1万着納品(驚かれました、倉庫がいっぱいになりました。)

※ランジェリーを入れていた段ボール箱に驚かれました。

フェローチェで一泊、明朝出発することにしました。


ウタ=エルさんと別れ、先にハウスに戻る。
移動式家キャンピング・ハウス
「ちょっと、ボックスへ行ってくる。」
「なぜですか? ミーゼもご一緒出来ませんか?」
「ミーゼは、止めておいた方が良いよ、ネズミに話を聞きに行くから」
「そ そうですか…、お帰りをお待ちしてます」
ミーゼは、ネズミがとても苦手です。

ミミーをエスプリのエプロンのお腹のポケットに入れる。カンガルーみたいです。
「なんで、ミミー置いていくの?」
「ネズミがミミーを怖がるかもしれないから」
エスプリは、ネズミが大好きだと言っていたような気がする。
「そうだね、置いていった方が良いかもね」
エスプリも納得してくれました。


ボックス、妖精の館裏の林に転移。
ここなら、人目につかずにネズミに話を聞けると思って。

『ナビレーダー(ショウリバージョン)』
【神力拡散】『無の空間ナインラウーム
一応、人が入ってこれないように結界を張る。
念話でネズミを呼ぶ。
チュー チュー チュー …集まって来た。
1000匹程


ネズミに詳細を聞く。
孤児関係管轄・管理者
イートトランス=部 長 爵ブージャンカレンダス=ファットの事を。

「ぶくぶくだよ」「メタボだよ」「汗っかき」「キモい」「臭い」…(--;)

「孤児院の人、困ってたよ」「孤児院の子、嫌いって言ってた」

「奥さんに指輪買ってた」「自分と同じもの」「ピカピカのヤツ」
このネズミ等の記憶を頂きました。

「メイドに酷いことしてた」「メイド、泣いてた」
このネズミ等の記憶を頂きました。

「学校に通う娘さん女の子パパぶくぶくのこと、嫌いって言ってた」
娘にも嫌われてるのか…、僕はそうならないようにしよう

「スマホに入れるとばれるからって、隠し部屋にお金隠してた」
このネズミの記憶を頂きました。

ネズミに色々聞きました。1000匹の話を聞くのは大変でした。(--;)
「ご苦労様」チーズを持たせて、帰って頂きました。

イートトランスの屋敷に転移。
屋敷の間取りを【神眼】で確認。
隠し部屋、隠し金庫の位置を紙に写し出す。

メイドへの体罰等の映像を写真にする。100枚ほど
※ネズミ視線です、からだったり、天井からだったり、普通ではありえません。

これらの、証拠を黒ペリニャンに王宮に配達させる。
「君は、見つからないように、これは目立つところに置いてきて。」
「解ったにゃん」
黒ペリニャンは、王宮へ飛んでいった。



「後は、僕の仕事じゃない」

僕は、フェローチェに戻った。
もう、夕食の時間になってました。


後日、僕のスマホに『イートトランス=部 長 爵ブージャンカレンダス=ファットは、打ち首、お家取り潰し、財産没収。以上報告しておきます』とメールが来た。
何故、ばれたのかな?(--;)



残り1726日(3月5日)



〈余談〉
アバターをメイシモラッタの村へ転移させ、段ボールの作り方をレクチャー、段ボールを作ってもらうようにした。


次回から第9章『冒険者のロマン、地下迷宮(ダンジョン)』になります。

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