これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第8章 第263話 卵孵る?

第8章 規則ルール、新規と変更
第263話 卵孵る?


前回のあらすじ。
雪の中、中央都市スゴロク訪問
冒険者ギルド本部マスター『キューブリック=部 長 爵ブージャンカレンダス=ダイス』さんと模擬戦、オリハルコンの剣を微塵切りにする



「何を言ってる? 明日は、女神シルバメデューム=イヴ・アテナ様の誕生祭だろうが?」
「そうだよ、ショウリ、明日はイヴの誕生日、ボクの誕生日でもあるね」
「そうですよ、明日はこの世界の誰もがイヴ様を祝う女神誕生祭ですよ」

「え??… えーーーーーー!?」
知らなかった、世界中がイヴを祝うことを


この同様は思考を共有しているアバターにも伝わる。ダミエナ、オリエナが取り乱した事にまゆ、ルージュが驚く。
驚いたことが、思考を共有している本体に伝わる、更にバタバタする。
アバターの弱点?思考を共有している事が仇となる。
精神安定スピリッツスタビリー』×3ヵ所
困った時の魔法頼み
なんとか、落ち着く。

ダイスさんは、冒険者ギルド本部のギルドマスターですが、部 長 爵ブージャンカレンダス、元々貴族です。
 僕らは、敷地内の別棟にお邪魔してます。

「本当に初見の僕らが、お邪魔して良かったのですか?」
今更だが再確認する

「王宮では、ゆっくり話も出来んし、ギルドに俺が居ると他の連中がゆっくり出来ん、別棟ここなら、邪魔は入らん」
「なんなら、泊まっていってもいいぞ、部屋なら余ってるから。 ははははっ」
「それはちょっと…、まゆ、ルージュが仕事を終わったら戻ります。」
「戻る?」
「はい、他の妻にも外泊は許してもらってませんから…。」
「他の妻? エスプリさんだけではないのか?」
エスプリに目をやるダイスさん
「ボクは、第四夫人。まゆが第二夫人、ルージュは第三夫人、ミーゼが第五夫人、エナが第六夫人、シーレンが第七夫人、スイレンが第九夫人、イーベルが第十夫人、シャンテが第十一夫人、ヒマワリが第十二夫人、マナが第十三夫人。オリメが第十四夫人予定」
「そして、シルバメデューム=イヴ・アテナが第一夫人」

ミーゼの後辺りから口をパクパクさせていたダイスさんが…
「な な な なんですとぉー!!!!」

精神安定スピリッツスタビリー
困った時の魔法頼み

「落ち着きました?」
「本当にショウリさんは、女神シルバメデューム=イヴ・アテナ様の…」
「(コクリ)はい、第一夫人は、イヴです。シルバメデューム=ショウリが、僕の本当の名前です。」
「ショウリさんは、神…ですか?」
「いいえ、僕は人間 人族です。」

「俺も冒険者として多くの人と関わった、ギルドマスターに成ってからも、多くの人達…人族、獣人、エルフ、ハーフエルフ、ドワーフ、ハーフドワーフ、ドワルフ、妖精や精霊とも関わった、ショウリさんは、その領域を越えている…人(族)とは、とても思えません。」
「よく言われます。 ははははっ」

模擬戦での身体能力・結界魔法然り、剣の復元然り、多人数での転移然り、転移の連発然り、ダイスさんの経験上、どの種族をも越えた力…人ならざる者+女神の夫=神

「まゆが終わったみたいです」
オリエナとまゆが転移してきた。

「これは、オリハルコンですよね?」
「え えぇ、オリハルコンゴーレムです。」
「ショウリさんは、剣をご自分で作られたのですよね?」
ポーチから、氷炎雷ひょうえんらいの刀を出す。ダイスさんに渡す。

「か 軽い、神石製の刀なんですよね?」
「はい」
「氷と炎と雷が付与されてるのですよね?」
「それだけではありません、全属性に対応させるための神石製です。」
「なっ? 全属性? ショウリさんは、全属性使えるのですか?」
「はい」
「ますます、人ならざる者ですね。今まで全属性使える者に会ったことが無い。」

「ルージュが終わったみたいです」
ルージュとダミエナが転移してきた。

「ただいまですわ」
「なっ? ゴーレムが、喋るのですか?」
「このゴーレムメイドは、僕の妻のエナを擬態したミスリルとオリハルコンの像にゴーレムの各を融合したものでして話せます。」
「ダミエナ、オリエナは、料理も出来る、ボクも教わってる」
「(首を横に振る)ゴーレムが、話せ、料理も出来る…。とても信じられない事です。それを作った…とても人の力とは…。」
「よく言われます。」

「まゆもルージュも戻ってきたので、これで失礼します。」
「エスプリさん、お誕生日おめでとう。女神シルバメデューム=イヴ・アテナ様にも『お誕生日おめでとうございます』とお伝えください」
「はい、伝えます」
「ありがとう」ペコリ

僕らは、ハウスに転移した。

「ただいま」
「おかえりなさいデスワ」

「遅くなって、ごめん」
「ミーゼさんから、メールをもらってましたから」
オリメが来ていた
明日、女神誕生祭で学校が休みだとか

みんなでお風呂に入った
アバターは、クローゼットの発注書の処理、返送。

着ぐるみパジャマ姿
「イヴ、エスプリ 誕生日おめでとう」
「…「おめでとうございます」…」
「「ありがとう」」
照れる二人

その時、エスプリのお腹が光り出す
ピコッ『レインボースライムの卵が孵ります』

「え? 卵が孵る?」
「え? 何で? 孵る予定日は11月25日だったはず」
「はっ。ダーリンの【神力拡散】とわたしの神気(を纏った)のせいでは?」

卵をベッドに置く
ピキピキピキ パッカーン
ピコッ『レインボースライムが生まれた』

「ピッ」
「生まれたね」「生まれた」「きれい」「可愛い」「初めて見ました、レインボースライム」「初めて見ました、卵から孵るところ」
「エスプリさんに似てますね」
※オリメだけは「?」です、エスプリがカメレオンスライム(亜種)の人化だとは知っては要るが、その姿はまだ見たことがない。

レインボースライムこの子も3月3日が誕生日?」
「お おめでとう、エスプリ」
「ボクもママ?」
動くクマ(のぬいぐるみ)は首を横に振る

レインボースライムは、僕の頭の上に乗った
「ピッ」
「まるで、エスプリみたいだね」
エスプリが赤くなった
エナとシーレンとスイレンとミーゼは微笑み、イヴ、まゆ、ルージュ、オリメは「?」です。

オリメが居るので、お勤めは保留。

「改めて、おめでとう、イヴ、エスプリ、じゃ…おやすみ」
アバターを残し イヴとエスプリとイヴの個室に転移した。
三人で誕生日を祝った。

誕生日プレゼントにエスプリに『記憶転移』を付与した。
イヴには、プレゼント出来る物が思い付かなかったので、念入りにマッサージしました。


エスプリとイヴが寝たのを確認し、ショウリ&お嫁さん達の寝室のアバターと入れ替わり、ログアウト。




「ピッ ピッ ピッ」
お腹の上で跳ねるレインボースライムに起こされる。
「まるで、エスプリみたいだね」

まゆにキスドネーション「おはよう、まゆ」
ルージュにキスドネーション「おはよう、ルージュ」
エナにキス「おはよう、エナ」
シーレンにキス「おはよう、シーレン」
スイレンにキス「おはよう、スイレン」
ミーゼにキス「おはよう、ミーゼ」
オリメにキス「おはよう、オリメ」

みんなより早かったのは、前夜失神させた日以外では初めてです。

「…「おはようございます」デスワ」
みんなに驚かれました。レインボースライムに起こされたと言うと納得した。


エスプリママをお越しに行こうか?」
レインボースライムを頭に乗せ、エスプリとイヴをお越しにイヴの個室に行く。

二人の寝顔を暫く見ていた。

ふと、レインボースライムこの子の事が気になった。

【神眼】ステータス確認

 §§§§ ステータス §§§§
名 前:レインボースライム(神)
レア度:★★★★★★★
分 類:レインボースライム
種 族:神獣(スライム)
性 別:女
年 齢:0歳
職 業:エスプリのエンディナー
副 職:ショウリのエンディナー
サブ職:イヴのエンディナー
信頼度:エスプリ★★★★、ショウリ★★★★、イヴ★★☆☆
備 考:ガチャで入手した卵から孵る
  § § § § § § § § § § § § §
【シルバメデューム=イヴ・エスプリの想い】
【シルバメデューム=ショウリの加護】
【女神シルバメデューム=イヴ・アテナの加護】
  § § § § § § § § § § § § §
誕生日:3月3日


(--;)この子は、誰の子?(--;)
エスプリのエンディナーで★★★★
僕のエンディナーで★★★★
イヴのエンディナーで★★☆☆(--;)なつかれてません?

神獣って?(神)って?三人の加護?持ち…




残り1729日 → 1728日(3月3日)



※本体とアバターの違いは装備指輪、アバターには絆の指輪は無い。

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