これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第7章 第247話 クラゲート?

第7章 マスター権限
第247話 クラゲート?


前回のあらすじ。
卓上G連合国、スタトベガス、カラオッケイ国の不動産屋を回る。
ゲートで、卓上G連合国のチェスタウンへ初めて行く。



◆カラオッケイ国首都ボックス◆
〈不動産屋〉
ドリワル・リーアルター=ボックスさんが居た。日焼けしたススペードさんが。焼き過ぎ?パンチパーマになってました。

契約、支払いを済ませ、これからの計画に必要なことを聞く。
「すみません、カプリッチの港町の沖に灯台のクラゲ岩があるのはご存知ですよね?」
「はい」
「それは、ゲートなんですが、ご存知ですか?」
「はい、知ってます。」
ピクリと、ボックスさんの眉が動いた。

「僕は、そこへ島を造りたいと考えてます、今の契約条件、金額ってどうなりますか?」
(僕以外の頭の上に)「?」が出た。
「はい? 島を造る?」
「はい、埋め立てして島を造り、スポーツ施設の建設をしようかと思ってまして…。」
ボックスさんが呆れていた。お嫁さん達も。

ボックスさんは、契約書を出してきた。

 §§§§ 契約書 §§§§
物件名:灯台クラゲ岩の石柱
売却希望価格:金貨10枚
備考:夜にクラゲ岩が光る。ゲート〈ロックリバーの河川敷〉がある。

「これが、現在の契約書になります。」
「金貨10枚? たったそれだけ? 売買規制とかは?」
「はい、金貨10枚です。規制や制限はありません。」

 ¥ ¥ ¥ ¥ ¥ ¥
スマホチャージ残高
王金貨: 3億3080 
白金貨:   1052 
金 貨:   1995 → 10 
銀 貨:    812 
銅 貨:     99
青銅貨:    100
 ¥ ¥ ¥ ¥ ¥ ¥
(金貨10枚 10万円相当)

灯台クラゲ岩に記憶転移。
(クラゲ岩が狭いので空飛ぶ絨毯です。)

「ここが、灯台クラゲ岩ですか?」
「そう、そしてあそこに見えるのが、カプリッチの港町だよ」
ルージュの質問に答える。

【神力拡散】+【神眼(星力モード)】で、海底の状況を確認。
 土の精霊の加護で、海底を隆起させる。

ポーチから究極金属ウルティマコンを出し、支柱を造り建てる、(コンテナの)マウンイレブントンネルで収納していた土を出し埋め立てる。
 ゴルフ場、野球場、サッカー場、屋内競技用の体育館、宿泊施設等が建設可能な敷地面積を確保出来る程の島を造った。

ピコッ 契約内容更新
契約書を見ると。

 §§§§ 契約書 §§§§
物件名:灯台クラゲ岩の島
売却希望価格:王金貨1500枚
備考:夜にクラゲ岩が光る。ゲート〈ロックリバーの河川敷〉

金貨10枚が、王金貨1500枚に…石柱から島になったら…。(--;)
15億円…適正価格なんだよね?


警戒レベルの設定を[5]にする。
オーロラの様な光の壁がぐるりと島を囲むと、消えた。(結界設置完了)

絨毯を着地させた
 パシャリ パシャリ スマホで撮影。
誰の入れ知恵? いつ作ったの?
クラブ『規格外ノン・スタンダード』の旗?を立てての記念撮影。
登頂証明や極地到達証明にする記念撮影?
旗にまゆの結界効果が付与されていた。
契約書の結界と旗の結界との二重結界。

撮影ね…。
ローズウォールで使った幻影魔法。
『屋外施設:ゴルフ場、サッカー場、野球場、テニスコート、プール(飛び込み用)、陸上競技場(400メートルトラック、110メートルハードルトラック、槍投げ用グランド(ハンマー投げ兼用)、幅跳び用砂場、障害物走トラック)、』『屋内施設:バスケットコート、バレーコート、バトミントンコート、プール(50メートル競泳、アーティスティックスイミング用)』『宿泊施設』『食堂』
『妖精の館』『赤提灯』『音楽の館ミュージックハウス

奥様方は、呆れていました。

一通り撮影、幻影解除、元の平地に戻す。

「ショウリ様、この島へはどうやって来るのですか?」
「ゲートを利用しようと思ってる。」
「後、町が出来たら、カプリッチの港町まで、橋をかける予定。」
「えっ?」

灯台クラゲ岩から2キロはある。カプリッチまで、橋をかける…言葉が出ず、「はぁ」ため息をつく奥様方。

カードモンスター引換券の喋る扉を具現化、ゲートと融合。 『喋るクラゲート』
「この島へのゲート移動の管理を任せたいけどいいかな?」
「解ったモン、任せるモン」
「通過履歴をタブレットに表示出来る?」
と言うか、D.W.ドリームワールドマスター権限で、可能にしました。

 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
 喋るクラゲートを物件扱いにし、不動産屋で契約書作成して、タブレットに通行履歴を表示出来るようにしようと考える。
 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

◆カプリッチの港町◆
〈商業ギルド〉
ざわざわ ガヤガヤ 注目を集めていた
何故なら、空飛ぶ絨毯で降りてきたから

ギルドマスターへの面会をお願いする。
受付の女性に案内され、ギルドマスター室へ。

「灯台クラゲ岩を島にしました。」
「はい?」
マップアプリ起動、ホログラム投影。
「島にしました。」
「えーーーーー!」

スポーツ施設を建設予定。人材を募集、移動方法はゲート、喋るクラゲートを、スポツピック王国、カルタ帝国、竜宮城ドラゴンシーパレス、カジノの町『スタトベガス』、カラオッケイ国、卓上G連合国に設定予定。

ギルドマスター カップシー・チッチさんは、説明が終わっても固まっていた。話を聞いていたのだろうか?(--;)

「最終的には、灯台クラゲ岩の島とカプリッチを橋で繋げます。」
情報処理能力を越えたのか? 頭から煙が出ていた。
メール登録を済ませる。
魔法陣の設置を済ませる。

正気に戻ったとき、驚かないよね? 覚えてるよね?心配です。(--;)

  ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
 ~ 人材募集の掲示板 ~
・ローズウォール〈ヤセマシタの林〉(仮)…カルタ帝国ヤセマシタの林にセーブポイント発見、町を造るため、移住者募集。
・ローズウォール〈ノーリヤ湿原〉(仮)…卓上G連合国ノーリヤ湿原にセーブポイント発見、町を造るため、移住者募集。
・カプリッチ沖、灯台クラゲ岩の島に、スポーツリゾート施設建設、各施設のスタッフ募集。
宿屋、食堂、スポーツ施設の管理関係

希望者、詳細はカウンターまで。
  ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵


〈不動産屋〉
ドリワル・リーアルター=カプリッチさんが呆れた。モンスターを物件扱いにしたことを。「初めてです、モンスターの契約書を作ったのは」

 §§§§ 契約書 §§§§
物件名:喋るクラゲート〈灯台クラゲ岩の島〉
売却希望価格:要応談(魔物を使役するスキル必須)
備考:夜は光る。クローンクラゲート間のゲート能力を持つ。タブレットに通行履歴を表示する事が出来る。

通行制限[3]、警戒レベル[4]、情報公開レベル[5](公開不可タブー扱い)

 ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼
 ゲート通過条件スマホで通行料を支払う、通行制限[3]犯罪者は通行不可。
警戒レベル[4]ゲートに結界、破壊を出来なくする。
 喋るクラゲートに印転移マーキングてんい用のマーキングを付ける。
 クラゲの足を1本貰い、回復と培養…足からクラゲートを作る(クローンクラゲート)。
 これを繰り返し、取り合えず15体作る。
(隣の部屋ナスタルームで待機してもらう)

※喋るクラゲートが転移能力を持っているわけではなく、印転移マーキングてんいで転移させている。
 クローンクラゲートにしたのは、転移渋滞を防ぐため。(思考の共有で順番や優先順位を判断)
※ショウリとだけ、念話が出来る、『指名念話ダイレクトフォン〈ショウリ〉』
 ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲

「(灯台クラゲ岩の)島にスポーツ施設が出来たら、カプリッチまで、橋をかける予定です。 橋の契約書は、その時ですか? 今、出来ますか?」

「仮契約書でよければ、今出来ます」

 §§§§ 契約書(仮) §§§§
物件名:灯台クラゲ岩の島への橋
売却希望価格:未定
備考:建設予定。カプリッチと灯台クラゲ岩の島を結ぶ橋。

橋が完成すると、売却希望価格や通行制限等が設定できる。

  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
竜宮城ドラゴンシーパレス
記憶転移で入城、通行人に不動産屋の場所を聞いて、空飛ぶ絨毯で移動。

〈不動産屋〉
ざわざわ ガヤガヤ 表が騒がしい。
「お待ちしておりました。ショウリ様、わたくし、ドリワル・リーアルター=ドラゴンシーパレスと言います。」
ドリワル・リーアルター=ススペードさんそっくり、鼻の右にホクロ、それくらいです。

名義変更、用途変更の契約を交わす。
契約書の発行手数料が発生、それだけです。
 ¥ ¥ ¥ ¥ ¥ ¥
スマホチャージ残高
王金貨: 3億3080 
白金貨:   1052 
金 貨:   1995 
銀 貨:    800 → 12
銅 貨:     99
青銅貨:    100
 ¥ ¥ ¥ ¥ ¥ ¥
(銀貨12枚 1万2000円相当)

「サッカー場とか造れますか?」
空き地をサッカー場にした。
空き地を野球場にした。
空き地にテニスコートを造った。
空き倉庫を改築、バスケットコート、バレーコート、バトミントンコートを造った。
雀荘を造った。(雀卓6台)


契約書を発行(用途変更 銀貨5枚)、管理を任せた。
不動産屋で物件管理(手入れ)をしてくれる(金貨5枚/月…利益から支払われる)、用具の管理は妖精の館でしてもらうことにした。
 ¥ ¥ ¥ ¥ ¥ ¥
スマホチャージ残高
王金貨: 3億3080 
白金貨:   1052 
金 貨:   1995 
銀 貨:    795 → 5
銅 貨:     99
青銅貨:    100
 ¥ ¥ ¥ ¥ ¥ ¥
(銀貨5枚 5000円相当)

商業ギルドへ、サッカー場、野球場等の貸出しの業務を委託する。
利益は、税金対策に寄付。(契約を交わす)

 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
お昼は、ポーチからハンバーガーを出して、歩きながら食べる。
たまには、いいよね。
 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
◆スポツピック王国 ミィッサ◆
城壁の外、帝都ススペードにも負けないくらいの立派な城壁。高さ22メートル。石造り。対魔法の結界付。
車イスで、入都、活動申請Sランクの僕、まゆ、ルージュに門番が驚く。
エナ、ミーゼも僕の奥さんです、驚く。
通行手形メダルが、オリガミ家の紋章だから驚く。

直接お城に行くのも変かなと思って、冒険者ギルドへ。
〈冒険者ギルド〉
「こんにちは、ショウリと言います。ギルドマスターに面会をお願いします。」
受け付けさんに名刺を渡す。
「一応、国王セイカ=トモス様に呼ばれて来ました。」(小さい声で言った のに)
「えー! 国王様に!」にー、にー、にー
ギルド内にこだました。(--;)

〈ギルドマスター室〉
「はじめまして、冒険者ギルド、ミィッサ本部ギルドマスター スッポン=クビナガです。」
「はじめまして、冒険者ギルド、ミィッサ本部ギルド副マスター スポンジ=アワモコです。」

「はじめまして、ショウリです。 こちらは、エナ、ミーゼ、まゆ、ルージュ。僕の妻です。」
やっぱりこうなる。(--;)
「「なんですとぉー!」」同調シンクロした
「エナデスワ、ショウリ様には、後4人の妻が居ますデスワ。」

クビナガさん、めちゃ首長くなりました。
アワモコさん、口から泡が…。(--;)

メール登録を済ませる。

…続く。



残り1741日(2月20日)
〈クラブ:規格外ノン・スタンダード予定〉
エルフの里『タリコホ・ダウワーマ』に行く。【移動中】
スポツピック王国首都ミィッサへ、国王に呼ばれている。【現在進行中】





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