これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第7章 第215話 一網打尽?(1)

第7章 マスター権限
第215話 一網打尽?(1)


前回のあらすじ。
コイーンタウンの市への出店を許可してもらう。
市の日に演奏することを許可してもらう。
精霊界の精霊林で、トレラーステージを造る。
レーベルに、妖精達を加入させ、ステータスをいじり、妖精のバンドを作る。



職業を付与した際、演奏レベルを上げる際、混乱があったが、状態異常回復アヌマリディタ・レフェクティー精神安定スピリッツスタビリー目覚めウェイクアップで、練習を続けた。

「明日、演奏披露してくれるかな?」
「…「いいとも!」…」同調シンクロした

レーベルの宣伝も考えていたショウリです。

「明日、迎えに来るから無理しない程度に練習してていいから、バンドの名前も出来たら、考えてて」
男の妖精の4人バンド、男女12人の混声合唱ミックスコーラス舞踊団ダンスバンド、女性4人のロックバンド。


「ショウリ様、何故 今、このタイミングで、妖精のバンドなんですか? 馬泥棒とは関係ないですよね?」
「犯人も解って、捕まえるだけだから、コイーンタウンの市を盛り上げようかと思って」


 ~ ~ ~ ~ ~ ~
 伝書バードを喋らせれば、馬達を喋らせれば、帰石や手紙の証拠も有る。
馬のステータス、タブレット販売に使うタブレットのデータ…恐らく盗品。
マヤシタの里側の山の中の小屋と洞窟、残留魔力で、個人認証も出来る。

 一網打尽に出来るもう一つの根拠、マップアプリにガチャで出していたこれを融合した。
『盗賊のアジトの地図』(#67話参照)
 
 マヤシタの里、ドウドウゾ村、ヤーセナイ村、コイーンタウン、ジャッコタウン周辺にも幾つかの印が点滅した、馬泥棒とは関係ない盗賊のアジトも表示されているだろうが、馬泥棒を捕まえるのに支障は無い。
(コイーンタウンの中にも印が点滅した、隠れ家も表示されていた。普通は赤スマホ持ちは入場門で弾かれるはず、門番にも盗賊の仲間がいる証拠、マヤシタの里、ドウドウゾ村等には、門番が居ないから、村の中に印が点滅しても不思議ではない)

 更に、マップアプリに【神眼】のオーラ診断を使うと、住人の中に赤オーラの反応が出た。(僕にしか見えないが、悪事をしている人物の証だ。馬泥棒関係に限定したら、数が減った…、魔法って便利。)
 ~ ~ ~ ~ ~ ~

 マップに盗賊のアジトの反応、住人の中に怪しい人物の反応が表示された事を話すと、まゆもルージュも呆れていた。
 エスプリは、「ショウリの前では、悪いことは出来ないの」と、抱きついてきた。
かわいいから、頭をなでなでしてあげました。

 盗賊のアジトに、妖精を派遣、見張らせる。スイレン、シーレンにも、アジトの地図を添付してメールした。
 一応冒険者ギルド本部、ワナキオさんにアジトの地図と、関係者名簿をメール、『ショウリ君、ギルドマスター代わる?』って、返信が返って来ました。
※追記で、(ワナキオさんの)分身アバター、副マスター数名、応援の冒険者パーティーを転移させて欲しいとあった。


○ドウドウゾ村に転移、分所で所長に事情説明(盗賊のアジトと人数を教え)、信用出来る冒険者パーティーを明日の10時にアジトの制圧に向かってもらうよう約束をとる。 
「他の町でも同時に捕まえようと思います、内密にお願いします」
御札【遮音】を渡しておく。
「信用出来るパーティーは、男性のベテランなんですね?それじゃ、成功報酬は、三尾酒コーピオンの酒を飲み放題でどうですか?」
序でに、商業ギルドで、ランジェリーの卸し。
「帝都からの応援の冒険者?目立ちます。こちらで何とかしてみせます。」
分所の所長のプライド?地元冒険者への配慮?
断られても、僕に強制は出来ない。

○マヤシタの里に転移、分所で所長に事情説明(盗賊のアジトと人数を教え)、信用出来る冒険者パーティーを明日の10時にアジトの制圧に向かってもらうよう約束をとる。
「他の町でも同時に捕まえようと思います、内密にお願いします」
御札【遮音】を渡しておく。
「信用出来る冒険者パーティーは、若手の冒険者達なんですね?それじゃ、合コンをセッティングします。どうですか?」
序でに、商業ギルドで、インナーウェアーの卸し。
「帝都からの応援の冒険者?お断りします。こちらで何とかしてみせます。それは、帝都からの命令ですか?」
「そういうものではありません。」
「それなら、こちらだけで対処します。」
分所の所長のプライド?地元冒険者への配慮?取り逃がさなければ僕はどちらでもいい。

○ジャッコタウンに転移、ギルドでギルドマスターに事情説明(盗賊のアジトと人数を教え)、信用出来る冒険者パーティーをアジトの制圧に向かってもらうよう約束をとる。
「討伐は、明日10時以降でお願いします、3都市同時征伐を行いますので情報漏洩は気を付けてください」
馬泥棒に関係無かったので、アジトと人数を教えただけです。
「成功報酬は、盗賊のお宝。全てそちらの参加者の物にしてもらって構いません。もし、お宝にカードモンスター引換券が、あれば買い取っても構いませんよ。」
序でに、商業ギルドで、インナーウェアー等の卸し、妖精の館で妖精に見張りを頼む&魔力寄付ドネーション、館でインナーウェアーを卸す。
「帝都からの応援の冒険者?要りませんよ、こちらで何とかしてみせます。盗賊に遅れを取る者は選抜しません。」
ギルドマスターのプライド?地元冒険者への配慮?
分所の所長も、ギルドマスターも自分達の力を過信してなければいいけど。
 この辺りの盗賊達の横の繋がりは、殆ど無いとの事だが、盗賊達に気づかれることの無いように念を押しておく。


コイーンタウンへ記憶転移。
「細工は流々仕上げを御覧じろ」
「何それ?」
「僕の世界の諺だよ」

◆コイーンタウン 冒険者ギルド◆
〈ギルドマスター室〉
「明日、近郊の盗賊のアジトを制圧してもらいたいのですが」
地図、盗賊のアジトの位置と人数を見せる

「これは?」(地図を見ながら)
「この印がアジト、数字が人数です。」
「なんですとぉ~!」
「これは?」(町の中の印の1つを指差す)
「町の中にもアジトが、あると言うことです。」
「なんですとぉ~!」
信用出来る冒険者パーティーを6組声をかけ、目立たない様にリーダーが集まる。
地図を見せ、盗賊のアジトの場所、人数を伝えると、優位な場所の取り合い。(--;)
トランプで、勝負…、勝ったリーダーから、決めていった。
「一応、妖精を見張りに付けてます。この人数は、あくまでも現状での人数です、増えないとも言い切れません…、大丈夫ですよね?」
「わたしのアジト、回りが森なの得意の火系統の魔法が使えないと、人数増えたら厳しいかも…。弓が使えなかったら更に不利かな」
スマホのマップアプリを起動。
シアターを立体化(3D)し、バードアイモード。
「…「なんですとぉー!」…」同調シンクロした

「あんた、何者よ?」
「ショウリは、Sランクの冒険者で、ボクの旦那様」
「エスプリさん、ボクのじゃないですよ、私たちのです。」
「…「なんですとぉー!」…」同調シンクロした
無の空間ナインラウームで、遮音してますから、どんなに大声あげても外部には聞こえません。

「他の場所も、見れるか?」
「はい」
「俺のは、洞穴だったか、あんたのと変わってもいいぞ、俺らのパーティーには、洞窟だと実力が発揮出来ん。火の魔法なら誘き出しも楽だろう」

全部の場所を確認し、制圧場所を変えるリーダーが出た。 

「凄いなこのマップアプリは。」
「ここまでの地図は、出ませんが…、僕の魔法で強化してますから、でも、スマホにはマップアプリありますよ」
「…「なんですとぉー!」…」同調シンクロした
『マップアプリ』『メール』『カメラ』機能のレクチャー。感涙していた。
「何者だ? あんたは?」
「僕は、ショウリ。ただの冒険者です。」

「…「嘘だー!」…」同調シンクロした
「もしよければ、装備を新調しませんか?鍛冶屋のスキル持ちのクラブメンバーも居るので…。」
ポーチから、チタン製の剣を出す。
「な 何だ その剣は?」
「チタン製の剣、錆びない剣です。 斧でも、槍でも、大剣でも直ぐ作れますよ」
「魔法職の方もチタン製の杖も出来ます。霊木も有りますから、霊木で、杖も出来ます。」
「ルージュとまゆは、ローブ系の装備を作れます、まゆのローブは、ミスリル以上の守備力・魔法耐性が有りますよ。」

「えー! ミスリル以上?」
バトル場に移動、耐久検証を希望されたから。

土人形にローブを着せ、パーティーリーダーの女性の火の魔法を最大火力で当てる。

炎が吸収された。
冒険者女「魔力吸収アヴソーヴ?」
「流石、魔法職の方ですね、解ります?」
「そのローブには、『魔力吸収アヴソーヴ』が、付与されてますが、『反射リフレクション』、『魔法禁止ダメマージ』、『魔法霧散マジウザ』でも、付与出来ます。」
「鎧や盾にも可能です。」

冒険者男A「ミスリル以上だと言ったな、剣での攻撃は、『魔力吸収アヴソーヴ』では、防げんぞ。」
「どうぞ、ご自分の剣で確かめて下さい。」
大剣でも、槍でも、ローブに傷ひとつ付けられなかった。

冒険者男A「ハアハア、何なんだ…、このローブの素材は?」
「秘密です。」
冒険者男B「ローブが、切れんのは素材が、丈夫なのだろ? だが土人形が傷付かんのが府に落ちん。」
「人が着てて、ローブだけ無傷じゃ意味無いでしょう」
槍で突いた点の力を分散している、まゆの糸だから出来る効果
「でも、女性だと軽いから飛ばされてしまいますので、注意して下さい。特に軽い人は。」
地面に固定された土人形だったから、動かなかった事を理解、頷く面々。
「そういうことか…。」


チタンの盾のデモンストレーション
弓を乱射 『ストーム』により吹き飛ばす
「盾も対魔法『反射リフレクション』、対弓の風魔法を付与出来ます。」
チタンの剣に『雷撃』を付与
土人形からローブを脱がし、チタンの剣を振る。 バリバリ、ドーン…雷が発動。
土人形に剣を刺す。 バリバリバリ…雷が走る。

「武器等の新調しませんか?」
ロンを召喚。
「…「何ー!?」…」
「彼は、ロン。クラブメンバーで鍛冶屋のスキル持ちです。」
竜人の大男、ロンより僕が上だと知ると更に驚く。

武器の製作、まゆ、ルージュのランジェリー製作。 何故?ランジェリー(--;)

「軽い!何なんだこの軽さは?」
「主のお力です、それ以上はタブー扱いです。」

「霊木の杖『魔法禁止ダメマージ』付与です。」
「霊木の杖『反射リフレクション』付与です。」
「チタンの籠手『破壊ディスデレクション』付与です。左利きなんですね、右に小さい盾を付けて起きました。攻撃は『カウンター』で、盾で吸収され、(魔法も)左からお返しします。」

一通り装備を新調。代金はスマホ払い。

目立たない様に集まったはずなのに、バトル場で、試し斬り。模擬戦。パーティーメンバーも集まり、目立ってました。

〈予断〉
 別料金でバトル場の強化をしました。
壁を厚く、『魔力吸収アヴソーヴ』を付与、『自動再生』で修復。
パーティーメンバー達が、驚いたのは、言うまでも無い。


◆ハウス◆
遅めのお昼。
ヌウトル、オーガで出汁を取る まるで、とんこつスープ。替え玉もした。
「美味しかったよ、ダミエナ、オリエナ。ご馳走さま。」

○ヤーセナイ村に転移、分所で所長に事情説明(盗賊のアジトと人数を教え)、信用出来る冒険者パーティーを明日の10時にアジトの制圧に向かってもらうよう約束をとる。「他の町でも同時に捕まえようと思います、内密にお願いします」
御札【遮音】を渡しておく。
「信用出来るパーティーは、女性なんですね?それじゃ、成功報酬は、victoryのランジェリーお仕立て券を付けましょう。」
「帝都からの応援の冒険者?目立ちます。こちらで何とかしてみせます。」
分所の所長のプライド?地元冒険者への配慮?
僕に強制は出来ないので、任せる。

「その冒険者に会えますか?」
妖精に呼びに行かせる

「言ってきた。もうすぐ来るって。」
「ご苦労様。」魔力寄付ドネーションして帰館してもらう。

分所所長が信用出来る冒険者パーティー到着。
杖を突いた魔法職ぽい男性と女性3人。
パーティー4人共、魔法職?ではなく、ご年配の方でした。




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