これって?ゲーム?異世界?
第7章 第209話 マップアプリ?
第7章 マスター権限
第209話 マップアプリ?
前回のあらすじ。
深海の宝箱を開ける。
不妊治療薬、バリニン酸カプセルを作る。
マスター権限で、新しい職業と特技を創る。
「ん~、ミーゼは、光属性も使えるし、お爺さんのクルーザーさんは、エルフだし、白衣も似合ってるし…でも、白衣より、ナース服がいいな。」
「ショウリ様に、そんな性癖があったなんて…。」
「君達、準備いいね…。」(--;)
全員、早着替え習得??
この世界に白衣やナース服が、あるとは思えない。イヴの仕業?
ルージュのミニスカナース服、まゆのナース服…、ありかも。今晩…。
「で、誰にすんねん?」
「女医の件は保留。エルフの里にあるバリニン酸と同じ効果の秘薬の確認もしたいから、エルフの里『タリコホ・ダウワーマ』に行こうと思う。」
「今から」13:45
「え? 今から? 直ぐに?」
「そ」
「チェアさん達には、言わないのですか?」
「その必要は、無いと思うよ、スイレン」
「ミーゼ、エルフの里って、公に取り引きとかしてる?」
「解りません、私が、居た頃は、隠れ里の様な感じでした。 エルフの代表者が人の町に買い出しに行ってました。 殆どの物は、自給自足出来ますから。」
僕の記憶のエルフも人との…、外部との交流を好まない設定が多かった。 多分、この世界のエルフも一緒だと思う。
「イヴ、エルフは他の種族との交流を好む種族じゃ無いんじゃない?」
「そうですね、村長が変わったり、村の体制が変わっていなければ恐らく、今でも結界を張り、人が近づけなくしてると思います。」
「それに、エルフの里『タリコホダウワーマ』に行くのは、僕らの都合だから、チェアさん達には、関係ないと思う。 ワナキオさんには、挨拶して行こうとは思うけどね。」
◆冒険者ギルド本部 マスター室◆
「よかったよ、また問題を持ってきたかと思ったよ。」
「そう、エルフの里に…、じゃエルフの里との連絡、メール登録にサーラかカスタルートさんを連れていってもらえないかな?」
「それなら、エルフの里に着いてから迎えに来ますよ。 今回は、転移や飛行を使わず、移動式家で、街道を行く予定にしてますので、普通1ヶ月はかかるそうなので、一月も、ギルドを留守にするのは、不味いんじゃないですか?」
やっぱりこうなるのね…。(--;)
ゼロックスさんが、同行することになる。
「用事が出来たら、メールするから、ショウリ君、その時はゼロックスさんを転移して。」って、言われてしまった。
「よろしく頼むよ。ショウリ。」バンバン
肩を叩く、ゼロックスさん。
「はぁ…。」
移動式家をモモコに引かせる。
東門の側のセーブポイントでセーブ。14:24
東 門から出る、門番に驚かれた。
モモコ(二角ピンクユニコーン)に引かせているから、1台に、19人(僕、イヴ、エスプリ、エナ、シーレン、スイレン、まゆ、ミーゼ、ルージュ、ロン、ライト、デューク、スキマ、カオル、ミホ、フレイ、バカデ、くも爺さん、ゼロックスさん)乗っていたから、冒険者ギルド本部副マスターゼロックスさんが、居たから。
僕が、Sランクだから。
くも爺さんを入都手続きし忘れていたので、ちょっとトラブった。
∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
エルフの里『タリコホ・ダウワーマ』へのルート。
帝都ススペード→ヤーセナイ村→マヤシタの里→ドウドウゾの村→ジャッコタウン→タリコホ・ダウワーマ
予定ルート、通常はヤーセナイ村からコイーンタウン→ジャッコタウンに行く。
子供たちを迎えに行ったときに、気になる事があったが、時間的に保留していた。
故の、ルート。街道の整備も含めて。
∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
『ナビレーダー』 ピコッ
盗賊? 商隊が襲われてます。
「盗賊みたい? ミーゼ、一緒にいい?」
「はい。」
「注射は、関係なくない?」
ナース服で、50cm程の注射を構えていた。
「『根の呪縛』」
「お注射よぉ」ブスッ×5
同じ針で、ブスッって、大丈夫ですよね?
まだ、ミーゼの職業は、魔導師なんですけど、大丈夫ですか?
「大丈夫ですか?」
「ありがとうございます。助かりました。」
ミーゼに集まる商人と冒険者。
「この盗賊どうします?」
「僕らは、帝都から発ったばかりなんですが…。」
「私たちは、帝都へ向かってました、よろしければ、こちらで処理しておきましょうか?報酬はどうされます?」
「ゼロックスさん、この盗賊、どうしたらいいですか?」
ゼロックスさんは、写真を撮って、メールに添付
「商隊に任せていいぞ。メールをしたから報酬は、ミーゼに入金される。それがいいだろ?」
「(¥o¥)ありがとうございます。」
ゼロックスさん、解ってらっしゃる…。(--;)
根の呪縛は、簡単には外れません。ミーゼの注射は、麻痺が付与されていました。(針で指すだけで、液体は出ません。)
商隊が僕らの移動式家、モモコに驚いていた。
「どうやって運びます?」
「歩けるようにしてもらった方がいいんですが…。」
まゆの糸で、首を繋ぐ。『麻痺消し』
「その糸、見た目より丈夫だから、無理に切ろうとするなよ、首が飛ぶよ。」
「首が飛んでも報酬が減るだけで、僕らは気にしないから」
クイ ゴロン 糸で岩が切れた。
「…「えー!」…」青くなり、頷く盗賊。
再出発
〈帝都ススペード付近〉
1月 28日 ~ 2月3日
28日(水) 曇り時々雨 14/ 1 風
29日(風) 曇り 20/14
30日(土) 雨 22/13
2月 1日(光) 雪時々晴 5/ー4
2日(闇) 晴のち雪 7/ー5 風
3日(火) 雪のち曇り 10/ 0
〈ヤーセナイ村付近〉
1月 28日 ~ 2月3日
28日(水) 曇り時々雨 14/ 1 風
29日(風) 曇り 20/14
30日(土) 雨 22/13
2月 1日(光) 雪時々晴 5/ー4
2日(闇) 晴のち雪 7/ー5 風
3日(火) 雪のち曇り 10/ 0
あら?帝都と同じ、初めてですよ…。
19:05 ホースヒールポイント
「今日は、ここで休もう。」
途中、蜘蛛を50体程ミーゼとバカデさんで
討伐。
二人には、もう少しレベルを上げてもらいたいから。
「ナイバータに行くの忘れてた。ミーゼもいい?」
「君達は、食事しててもいいよ。直ぐ、戻って来る予定だけど。」
「俺も、連れて行け、ナイバータのギルドとも、メール登録しておきたい。」
「わたくしは、部屋で仕事をしてます。」
イヴは、自室に行った。(女神の仕事だろ)
僕とミーゼとゼロックスさんは、ナイバータに記憶転移した。
◆冒険者ギルド ナイバータ支部◆
ゼロックスさんは、ギルドマスターとメール送受信登録。
ミーゼは、蜘蛛の討伐報酬受け取り。
僕は、港…、ハチさん、ナナさんの気配を探した。
港近くの、宿屋の食堂に気配を感じた。
「こんばんわ、ハチさん、ナナさん」
「ショウリさん、どうしたんです?」
「お食事中、すいません。 シーズーに行ったら、ナイバータへ出た後でしたので泳いで来ました。」
「そんなはず無いでしょう。」
「ショウリさんは、嘘が下手ですね。」
「やはりばれます? メール送受信登録のために来ました、それとチェアさんとインクさんが、結婚しました。」
「そんなはず無いでしょう? ショウリさんは、嘘が下手です。」
「いえ、本当ですよ」
「「えー!」」
「え? 本当にメール送受信登録しに来ただけ?」
「え? 本当に、チェアさんと、インクさんが、結婚したの?」
ピラミッドの町で、セメントが建築素材が出来たことを伝え、建築用木材をハチさんに渡し、「支援物資です、使って下さい。」
不妊治療薬、バリニン酸の話をすると、ナナさんに、拉致され、「下さい!」と言われ、初のお客に。金貨4枚(2錠)で販売、取り扱いを説明、御札『遮音』を金貨2枚で販売。サービスでもれなくもう1枚。
「薬ですが、媚薬でもあります、絶対に人前での服用はしないで下さい。御札を先に使い、二人っきりの時にして下さい。媚薬です、ハチさんと二人っきりの時にですよ。」
大きく何度も頷き「解った。」
(この日、この宿で地震が起きた、震源地はハチさんとナナさんの部屋、遮音は、したが、振動は消してなかった。)
冒険者ギルドマスターと商業ギルドマスターと、ハチさん、ナナさんのメール送受信が可能にした。
ゼロックスさんと、ミーゼと合流しハウスに印転移。
「ただいま。」
「おかえり」
「隣の荷馬車って、商隊?」
「珍しい商隊、商人も護衛の冒険者も女性。」
「行き先は?」
「ボクらと一緒、ヤーセナイ村」
「え? どういう事?」
ここは、帝都からの最初のホースヒールポイント、僕たちがここに来たときには、僕らだけ、追いつく事はあり得ない。
モモコより、速い馬でない限り。
スマホのマップアプリを起動、この辺りのマップを表示。
「ショウリ、何してるの?」
「マップを確認して彼女達がどこから来たのか確認してるんだよ」
「フロアマップって、フィールドでも使えたのですか? ショウリさんは、フロアマップ持ってましたっけ?」
「フロアマップって、試練の塔で購入したマップだったよね、違うよ、普通のマップアプリだよ。」
「…「マップアプリ?」…」
「え? マップアプリ知らない?」
首を横に振るお嫁さん達、ミーゼやバカデさん、ゼロックスさんまで…。
えーー!?(--;) メールの次は、マップアプリですか?
白スマホ…全員マップアプリダウンロード出来ました。(有料です)
ゼロックスさんは、メールでギルド本部へ連絡。
僕も、マップアプリの件を一斉送信。
『竜宮城って、こんなに広かったんですね』乙姫様から、返信。
『マップって、多分、便利なんでしょうね』ティチャーさんから、(代筆)返信。
『ショウリ君、もっと早く教えて欲しかったですよ』ワナキオさんから、返信。
『今、試練の迷霧なんですが、試練の迷霧では、使えないみたいです。』デントからの、返信。
次々にメールが返ってくるが、やはり誰もマップアプリを既に使っていたという内容はなかった。
▼ マスター権限 ▼
マップアプリとナビレーダーを融合。
投影機能を追加。 空中に投影。
▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲
「何ですか? これ?」
「何だこれは? ショウリ」
「スマホに入っているマップアプリと、僕のナビレーダーを融合したものです。」
拡大してみる。ピコッ
ペクトス=ペッタン
商人 長女
ペクトス=バレーアル
商人 次女
ペクトス=ペーポ
商人 三女
ジ・ムネ=リッパー
護衛リーダー 冒険者Bランク
ソリス=サンデー
冒険者Bランク
ビーナリス=フライデ
冒険者Bランク
シーレン「何ですか? 名前まで表示ですか?」
※みんなには、名前しか見えてない。(神眼を使えないとステータスまでは見えない)
まゆ「何ですか? あの青い筋は?」
ショウリ「まゆには青い筋まで見えるんだね、残留魔力。彼女達が通った道筋を青く表示している。」
彼女達は、ヤーセナイ村方面から大きく道を外れ、帝都から来たように偽装する動きをしていた。
ゼロックス「何で、残留魔力まで見える?」
エスプリ「ショウリだから。」
納得する、面々。
ルージュ「何で、こんな面倒な事をするのでしょう?」
バカデ「恐らく、女だからだな。」
ショウリ「どういう事です?」
ゼロックス「女だから、女だけで夜を過ごすのを好まなかったのだろう。」
エスプリ達が、僕を囲む。
「エスプリ、多分、そう言う意味じゃ無いと思うよ。」
「まゆ、ロウ(狼)、コン(狐)、ワンナ(犬)(ケルベロス)を召喚するから、驚かないように言って来てもらえる? エスプリも、馬の説得してもらえる?」
~ ~ ~ ~ ~ ~
移動式家だけなら、モモコをモンスター広場に休ませ、ハウスの結界だけで大丈夫だったのだが、別の商隊を隣でそのままで、盗賊にでも襲われたら目覚めが悪い。 ホースヒールポイントでは、レベルの低い魔物には襲われる心配は無いが、盗賊やレベルの高い魔物には襲われる。 故の、ケルベロス召喚。
~ ~ ~ ~ ~ ~
ゼロックス「そこまで、してやる必要は無いと思うが…。」
スキマ「そやで、そこまでする必要あらへん」
くも爺さん「ワシが面倒みてやろうか? ほほほほほっ」
賛成多数で、くも爺さんの蜘蛛糸の結界がホースヒールポイント回りに張られた。
蜘蛛の巣のように触ると動けなくなる。
夕食は、うどん。
エビ天、かき揚げ、ゴボ天、ちくわ天、きつね、たぬき、わかめ、とろろ、力、肉、月見…、好きなトッピングで、頂きました。
僕は、ゴボ天、きつね、わかめのネギ多目。
お風呂に入り、ベッドへ。
「ダメ! バリニン酸カプセルは出さない。」
「希望されても、今はダメ!」
「おやすみ」
「…「あ~ん」…」
神の指
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