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久留米天狗

第5章 第175話 息抜き(新婚旅行) ロックス編 妖精の酒場?

第5章 入学試験(帝都編)
第175話 息抜き(新婚旅行) ロックス編 妖精の酒場?


前回のあらすじ
獣人の貴族、オリガミ家の令嬢オリメと、婚約する。
グランドランに妖精の館を建てる。



エナとの共同作業で、妖精の館を建てる
「精霊王の名の元に、精霊・妖精召喚、招集」

「グランドランの妖精の館、任せてもいいかな?」
「「いいとも~」」妖精達が手をあげ応える

「出来ました」
所要時間 30分

「ショウリ君、ギルマス代わる?」
「はぁ~ 凄いですなぁ~」
「凄い…旦那様」

ワナキオさんも昼食を済ませ出てきていた。

「館の高さが30mの8階建、客室が3階~8階に24室、中央に、マジベータ(魔力エレベータ)を3機、2階はレストランです。1階に宿泊用の受付カウンター、妖精への仕事の依頼用カウンター
 物品販売エリア、ランジェリーや武器・防具屋と魔道具屋、巨人用の客室を1室…魔方陣で2mに制限します。」
「スタッフは、精霊が6名、妖精が44名の合計50名です。精霊専用ゲートで他の妖精の館とを繋いでいます、非常時は応援を呼ぶことも送ることも出来ます。」

「ショウリ君、ギルマス代わる?」
「はぁ~ 凄いですなぁ~」
「凄い…旦那様」
「ショウリちゃ~ん、ランジェリー作って~」
「ワタシも」「ランジェリー欲しい」「私も」

妖精達までサーラさんに刺激された
まゆ、ルージュに妖精の分を作ってもらいました
頑張ってもらわないといけませんから
男性の精霊・妖精には、ブーメランパンツ、ブリーフとトランクス、ボクサーパンツを作ってあげました。


僕の、スポツピック王国、グランドランでの用事は済みました…想定外の婚約をしましたが

 オリガミ家のオリメの部屋に、転移の扉を作りました。移動式家キャンピング・ハウスにオリメの部屋を作り、転移の扉を繋げました。オリメはいつでも転移出来ます。
 スマホのメール機能をオリガミ家全員に教えました、フレンド登録し、メールが送受信出来るようにしました。
 カメラ機能も知らなかったので驚かれました。
※ショウリの新たなフレンド登録者、義父カブト義母ハナカゴ婚約者オリメ、執事のメーダ・ワノルキ
※オリメは、奥様方とフレンド登録してました。


「ワナキオさん、サーラさん まだ、ここグランドランに用、有ります?」
「無ければ、カラオッケイ国のロックスに行こうと思いますが」

ということで、カラオッケイ国ロックスに移動式家キャンピング・ハウス毎転移しました。
 ゲートから出てきたように見せかけて、商業ギルド駐馬車場に

まず、冒険者ギルドで、活動申請登録
「ワナキオさん、サーラさんは、ロックスへは、初めてですか?」

「いや、昔 来たよ、再申請しないと、ランクBの頃だから」
「そ~ ワナキオと一緒にねぇ パーティーの頃にねぇ~」

受付
「おはようございます、帝国の冒険者です、カラオッケイ国での活動申請登録に来ました。」

「はい」ビクッ
僕を見て、驚く受付さん 前回とは違う女性ですが、僕を知ってる様です

◆活動申請試験 バトル場◆
試験官A 召喚獣 アースゴーレム
試験官B 召喚獣 大きな蟹ビッグクラブ
試験官C 召喚獣 スケルトンナイト

「実力を召喚獣を使い試験します、3体の召喚獣を殺さずに倒してもらいます。1体だけなら、ランクD、2体でランクC、1体づつの3体倒してランクB、3体同時に倒せば、ランクAです。」
「ご自分の召喚獣を使い3体を倒せれば、ランクSです」

全員3体同時を希望
ミーゼが挑戦
行きなりの大技 『氷の棺桶アイスグロゥヴ』×3
3体同時に氷付け 下半身に調整して

ミーゼ ランクA

何でこうなった?
「私は、冒険者ギルドロックス支部マスターの『キジウソカ=キーホ』です。召喚師が足りません、お力をお貸し下さい。特別召喚師(ランクSS)のショウリさん、指名依頼です。どうか、お願いします。」
困り顔のギルマス キーホさん

試験官ショウリ 召喚獣
クイーン ルーク ポーン

エスプリが双杖&魔法で対戦
「ショウリ 手加減してね」
「僕は 何もしないよ、やるのは クイーン達だから」

少し時間がかかりましたがクイーンが降参しました
(僕の指示だったことは内緒)
ロックスの冒険者ギャラリー達が見たことの無い魔物、双杖使い のかわいい女の子

エスプリ ランクA

ギャラリーが増えてきました

「制限時間を決めてやりませんか?時間がかかります」
僕の提案に賛同するギルド職員や冒険者ギャラリー

「ショウリ ボクがやる前に決めてよ」
エスプリが言ってきました。
「そうだね 殺さない様に手加減してのバトルだから、時間がかかるもんね」ナデナデ


制限時間5分 時間切れの場合はギャラリーの判断

召喚獣 
雷の巨大狼ジャイアントウルフ ファイアリザード リザードマン

ワナキオさんが挑戦
「ショウリ君、 ぼくの時に強くない?」
「キーホさん 強いと思いますか?」
「初めて見る魔物で ちょっと判断しかねます…」
困った顔のキーホさん

『アイスバインド』『アースバインド』『根の呪縛コーリンチェーン
動きを封じ、『気功掌底』×3

初めてワナキオさんのバトルを見ました
職業 魔法使いですが、武闘家の特技を使えました
武闘家も経験済みたいです…転職でしょうか?

ランクA


召喚獣 ハイオーク オルドルキング ビッグスパイダー

「オルドルキング?」
試練の迷霧オルドルメイム 最後の魔物を従魔に…」
「ロックスにも、試練の迷霧オルドルメイム 在るのですか?」
「在ります、オルドルキングまで従魔にされていたのですね」
ギャラリーもざわついていた
ざわざわ ガヤガヤ
「何者だ?」「オルドルキングだ」「特別召喚師(ランクSS)だってよ」聞こえない振り

試練の迷霧オルドルメイムの事が気になるショウリだったが、申請試験に集中することにした。

シーレンが挑戦
水竜×3で 問題なくクリア
シーレン ランクA

召喚獣 シグナルアントのレッド、イエロー、ブルー
「あっ、新種だ」「最近、試練の迷霧オルドルメイムで報告された魔物やつだ」「何者だ?」「特別召喚師(ランクSS)だってよ」色々ギャラリーから聞こえますがスルーです

スイレンが挑戦
雨を降らせ、それを凍らせ 終了
魔法の威力が上がってました

スイレン ランクA

召喚獣 炎の巨大狼ジャイアントウルフ フレイム スピリッツメイジ

エナが挑戦
「ショウリ様、ワタシに意地悪してませんか?」
「たまたま だよ」

「『根の呪縛コーリンチェーン』」
火の魔物も★★★程度ならエナの力も通じます
根が絡まり動けなくして 時間になりました。
全身炎のフレイムは 燃え尽きる前に次から次と根が絡まってました

エナ   ランクA

召喚獣 キング ビショップ アーマーナイト
サーラさんの挑戦
「ショウリちゃ~ん、ハアハア 私 何か ハアハア した~? ハアハア キングって、強~い ハアハア」
制限時間いっぱいまで戦い 疲れるサーラ
サーラ  ランクA

倒せませんでしたが、きちんと評価された
「『メガヒール』『魔力譲渡トランスファー』」
「キャッ あぅ~」
サーラさんを回復してあげたら やり過ぎた?
サーラさんに火が着きました
「ハアハア ワナキオ~ ハアハア」
回復したのに息が上がってます、顔も赤いです

「ショウリ君、何をしたのかな?」
ハウスの客室に、お二人を転移しました
客室も防音、耐震きちんとしてます
ベッドはダブルベッドで、シャワーも完備です


「指名依頼の報酬ですが、こちらから要求してもいいですか?」
「お安くしてください」
ランクSへの指名依頼です 高額請求されても文句は言えない

「このロックスに、妖精の館を建てる許可を下さい」

「…「なんですとぉーー」…」同調シンクロした

「カラオッケイ国の首都、『ボックス』には、妖精の館が在りますが、このロックスにも作るといつことですか?」

「へ~、カラオッケイ国の首都は『ボックス』って言うのですね、そこのは、妖精の館が 有るんですね」

「この町の人口はどれくらいですか?産業は?」

 ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼
 ロックス、人口約10000人
 『ロックウッドの森』の側に栄えた町
 
 木工加工に優れた職人が多く、徐々に森へと町が広がっていっている
 木を切り、加工し、森が遠くなると、加工所を森の側に作る、そこに人が住む、森の木を切る。遠くなると加工所を建てる、そこに人が住む 長年の繰返し

 加工品の輸送には河 船を使う
ロックスは『ロックリバー』のリバーサイドの町でもある
下流に首都『ボックス』がある

獅子座(西南西)の方角にアールビーの森、虎ンクペット生息地がある(ロックリバー上流)
 ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲

「でも、妖精の館の需要はどうでしょうか?」
「言いました様に、森の木を切り、加工します。この町には観光的な物が無く、住人の殆どが森に関係する仕事、きこりや大工、木工加工職人で、次に多いのが船頭、御者…輸送関係の業種です。木を運ぶにも、加工するにも力仕事です。この町で需要が有るのは輸送、木の伐採が出来る召喚獣を使役した召喚師なのです。」

掲示板を見てもクエストは、魔物退治や護衛より、素材の採取、伐採手伝いが6~70%、20%程が輸送、残りが討伐・護衛等

妖精の館を宿泊施設にしても、一々町に戻ってくるきこりは少ない、森ではテントや小屋を使う。

住人には、ドワーフが多いです。ドワーフは元々力仕事は得意です。酒が好きです。(この世界でも)

妖精の館X 妖精の酒場○
ギルド職員、ギャラリー賛成多数で可決

『妖精の酒場建設許可書〈冒険者ギルド〉』

建設予定地は冒険者ギルド横を希望されました
が、狭いです 僕の中では却下です


「ねぇ、ショウリ 外が騒がしいよ」
キーホさんと商談をしているギルドの外に…移動式家キャンピング・ハウスに人集りが、ここは木工加工職人の町でもある、移動式家キャンピング・ハウスに興味を持つ職人が集まっても不思議では無い

僕らが、ギルドを出ると
「おい、お前、馬車?これの所有者か?」
「はい、それは僕のです」

「どこで、手に入れた?」
「僕が、作りました。」

「…「なにー」…」同調シンクロし驚いた

モモコがいるので側に寄れないでいた、側に寄れても不可視の壁シールドを張ってます、触ることは出来ません。


「見せてもらえないか?」
友好的な言葉使いに変わりました

「いいですよ」
ハウスに触り、下を覗き込み、見分中

最初の素朴な疑問
「これは何だ?」
「家です、移動式の」

「…「家?」…」同調シンクロした
「な 中を見せてもらえないか?」
「なぜです? 僕に他人に家の中を見せる趣味は有りませんが」
解らない訳ではない、職人気質

「う~ だよな…」
「金を出す 見せてもらえないか?」
別の男が言ってきた

「お金には、困ってませんので、お断りします」
ちょっと意地悪だったか?

ざわざわ ガヤガヤ 人が集まりだした 100人はいるだろうか? このままでは通行の邪魔になる
「どうしても 見せてもらえないか?」

「ここでは、ギルド前では通行の邪魔になります、場所を変えませんか? この町は詳しくないので広い場所に案内してもらえますか?」

その男に案内され、港の商業ギルドの駐馬車場に来た
「この町には、商業ギルドが2つ在るのですか? ゲートで来た、商業ギルドとは違いますよね」
「こっちが、本当の商業ギルドで、ゲートがあるのは、商業ギルドの第2駐馬車場、セカンド店、ゲートが見つかってから出来たんだ」
次に、商業ギルドに来たかったので都合がいい、まさか、商業ギルドが2ヶ所有ったとは思わなかった

商業ギルドに男が入って行き出てきた

「(商業)ギルドに使用許可をもらってきた、ここでならいいだろ?」

「少し、待っててもらえますか? 商業ギルドに用事が有ったので、その間 移動式家キャンピング・ハウスを見ていてもらって構いませんので」
「キャンピング・ハウス? これはキャンピング・ハウスと言うのか?」


◆商業ギルド ロックス支部◆
商業ギルドは他の町より大きな建物、広い駐馬車場
受付カウンターも10人、普通は1~2人だ

「すいません、新しい施設の建設を申請したいのですが」
「どのような施設でしょうか?」
「酒場です」
ざわざわ ガヤガヤ 回りがざわつく

奥から、女の人が来た
「私は、イノチェンテ=レーネ、この商業ギルドのギルマスだよ、一応ね。話し聞こうか?」

フロアの隅 パーテーションの様な低い仕切りで仕切られたスペース、話し声は駄々漏れ
回りの者の耳がダンボになっている

名刺と冒険者ギルドの許可書を出し
「僕は、帝国の冒険者ショウリと言います。帝国のランクS、活動申請で特別召喚師(ランクSS)です」
ざわざわ ガヤガヤ 
「特別召喚師(ランクSS)?」「外に二角ピンクユニコーンで馬車引いて来たぞ」「冒険者が酒場を作るのか?」

許可書を見たレーネさんが
「妖精の酒場? これはどういう事だい?」
斯々然々 説明をする

「ははははは」
大声で笑い出すレーネさん

「ごめんよ、ギルマスしていて、こんなおかしい事を言う冒険者が現れたのは初めてだよ」
「妖精の館を作りに来て、状況を聞いて、酒場に変えた? あんた ショウリさんは面白い人だね」

「いいよ、作りな レーネは許可するよ」
「…「おー」…」同調シンクロした
「酒が飲めるのか?」「無理だろ」「1日で潰れる」
「だよなぁ~」

「どういう事ですか? 1日で潰れるって」
「この町に何人ドワーフが居ると思う? そいつ等が飲み干すのさ」
「成る程、そういう事ですか、表にいいですか?」
レーネさんと、駐馬車場に出た
「何するんだい?」
みつお…三尾酒コーピオン、さけみ…二尾酒コーピオンを召喚した。レーネさん達が驚く。

「僕にはみつおとさけみが居ます。たぶん大丈夫だと思いますよ」
「ははははは 三尾酒コーピオンかい、酒が飲めるね ショウリ、あんたは面白い人だね」

「…「おー」…」同調シンクロした
歓喜の叫び
ポーチからテーブルを出す、テーブルに(木製の)ジョッキ(容量1リットル)を並べる
「何するんだい?」
「お酒の販売です、いいですよね?」

レーネさんの許可をもらい、みつおのお酒を販売、ジョッキ銀貨2枚、酒1杯付
ミーゼ、エナ、シーレンが受付を手伝ってくれました、行列が出来ました
行列の整理を妖精を6人召集して、整理を手伝ってもらいました。




残り1777日(1月21日)

1月23日 帝都入学試験
1月25日 14時、竜宮城ドラゴンシーパレス



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